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硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
nyamisenjyuで
お送りします……

タイトルは漱石より拝借☆

ちょっと天草

2018-10-07 21:41:45 | 九州
天草方面へ行く機会があったので、少し歩いてきました。
と言っても、限られた時間の中なので、本渡の一部のみですが。

なお、初めて乗った天草エアラインの飛行機と、天草空港。
思わず写真を撮りたい気分になるのは私だけではあるまい(笑)
 

さてさて。
まずは、用のあった場所から最も近くにあった、延慶寺へ。
「延慶寺の兜梅」っていう、本渡城戦で敗れた木山弾正の妻・お京の方に
まつわる伝説が残っている梅があるお寺です。
 

そこからすぐ近くの場所に、妙徳寺があります。
けっこうな規模の、立派なお寺です。山門が見事。
天草・島原の乱後に、人心平定とキリスト教からの改宗を目的として
建立された禅寺なのだそうで……なるほど~。
扁額の意味は、「仏陀の正法をひろめ耶蘇の邪宗を破る」ということ
なんだそうです。天草ならではですね。
 

妙徳寺から歩いて、天草キリシタン館。
入り口のランタンがきれいです。
展示内容は、天草一揆の様子や天草四郎陣中旗、踏み絵、
マリア観音などさまざま。 
美人画で有名な鶴田一郎さん、天草の出身だったんですね。知らなかった。                               
 

キリシタン館の裏には、弾正社・本戸城跡が。
木山弾正(正親)については全然知らなかったんですが、
加藤清正と一騎打ちした、なんて話のある方なのですね。
先に見た、「延慶寺の兜梅」の方の旦那様。
屋上は展望スペースになっていて、北原白秋の詩碑があります。
 

キリシタン館を出るとすぐに見えるのが、城山公園キリシタン墓地。
 

本渡城山公園の中には、殉教戦千人塚や本戸城の碑などが。
 

城山公園を離れて少し歩くと、祗園橋があります。
天草一揆の激戦地なのだそうです。
天保3年(1832)に架橋されたという石橋で、天草産石材・下浦石(砂岩)を
用いた多脚式アーチ型、と。国指定重要文化財だそうです。実はすごいものだった!
祇園社の前にあるから「祇園橋」と呼ばれるのだそうです。
  

ちょっと何か食べたくて、商店街のほうにある『まるきん』さんへ。
後で知りましたが、地元で愛されている鯛焼き屋さんのようです。
丸っこい鯛焼きが有名のようですが、くまモンを頼んでしまいました(笑)
  

ラストは、空気弁の蓋。
やっぱり祗園橋がこのあたりのランドマークなんですね。



うーん、熊本エリア、もっとゆっくり行きたいなあ。



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