青山)昨日(9日)、音楽業界の人と夜に話していたのですが、音楽業界もコンサートを開けずに打撃を受けているわけです。ただ、そのとき申し上げたのですが、いつまでも続くパンデミックはないのです。私は信念を持って「武漢熱」と呼んでいますが、武漢熱は下手をすると人工のウイルスかも知れないけれど、それでもパンデミックはいつまでも続きません。
「護る会」の有志でまとめる議員立法~1年間限定で消費税を8%に戻す
飯田)これをどう支えて行くか。補償や無利子・無担保での融資など、いろいろ出て議論もされていますが、一方で消費税について。この総裁選に出ているお三方は、基本的に後ろ向きの印象です。
青山)そうですね。いま「日本の尊厳と国益を護る会」というものが党内にあって、私はその代表ですけれども、60人になりました。この「護る会」のなかでもいろいろな意見があって、いま「1年間限定で消費税を8%に戻す」というものを、議員立法でまとめています。護る会としてではなく、護る会の有志で新政権に提案することになります。「消費税は基幹税になってしまったから、社会保障や教育無償化の財源なので触るな」という意見もたくさんあるのです。しかし、安倍政権で景気は緩やかに回復と言っていたのは、実は間違いで、内閣府が最近になって「景気は2018年10月からずっと後退期だ」と言っています。景気後退期のど真ん中、2019年10月に増税したわけです。ですから、消費税そのものに対する論議以前に、8%に一旦、限定的に戻さなくてはいけないというところで、何とか有志の意見をまとめて提出するわけです。