功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

「一任」を強行(2023/05/12)

2023-05-13 13:54:00 | On the Road
▼反対、賛成の数は、発言した議員のそれぞれの内容から、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の山谷えり子・常任幹事がカウントしたものです。
 山谷さんの許可を得て、公表しています。

反対議員18、賛成議員11、反対議員が過半数を制したにもかかわらず、「ひな壇に一任」をあろうことか強行しました。わたしはその場で「一任を認めません」と発言しました

反対議員18、賛成議員11、反対議員が過半数を制したにもかかわらず、「ひな壇に一任」をあろうことか強行しました。わたしはその場で「一任を認めません」と発言しました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼明確な賛成はもっと少なかったという意見もあります。新潟の高鳥代議士は「賛成したと言えるのは10人まで」という見解です。
 山谷さんは反対派ですが、公平なひとなので、どっちつかずの意見の議員を、あえて反対派に入れず、「どちらかと言えば賛成」とカウントしたのかもしれません。

▼反対の発言がわたしを含めて18議員、賛成議員が10~11、いずれにせよ反対派が多数なのは間違いありませぬ。
 わたしは、一任をしていませんし、一任は成立したとはとても言えません。

▼ひな壇、すなわちこの法案を政府と作成してきた側は、賛成、反対の採決をとっていません。
 それは、自由民主党には「全員一致したときに、一任が成立する」というルールがあるからです。
 国会審議での採決とは違います。
 国会での、いわゆる「強行採決」ではなく、同じ党内の議論の場で、強行で「一任を取り付けた」と主張するのは、見たことがありません。
 自由民主党の今後に、深刻な打撃となるでしょう。
 しかも「一任することに賛成が多数派だったから、少数派の反対を押し切った」のではなく、それとは真逆に「一任することに反対する議員が過半数を占めているのに、少数である賛成派の議員で押し切った」のが、何のバイアスもかけない事実です。

▼こういうとき、「テレビカメラの前におまえが出てこない」という苦情を仰るひとが必ず、います。
 違います。
 テレビカメラがわたしに近づかないだけのことです。
 そして、誰に近づいて取材するのかは、テレビ局などのまったくの自由です。
 どうぞ、テレビ局に仰ってください。

▼さて、これでオシマイというわけではまったくありませぬ。
 失望、絶望、終わりだというコメントが怒濤のように、このささやかなブログにも、自前のサーバーがダウンするかというぐらい来るでしょう。

 しかし、わたしは戦士です。
 戦士には、一進一退もあれば、雌伏もあります。それが戦いだからです。




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一任をさせないために(2023/05/1... | トップ | 「この一任は認められない」(202... »