▼きのう、米国ハワイ州の真珠湾にあるアメリカ国立の戦争記念施設を訪ね、主権者の有志のみなさんに、真珠湾攻撃の現場では米国がむしろ日本に最大限の敬意を払っている、その知られざる事実を、あらためて解説しました。
写真は、その始まりです。
米国政府の所長と、うれしい再会の握手をします。
▼帰りの飛行機のなかで、暗殺された安倍さんとの交流を、これまで秘めてきたところまでを含めて記す本の原稿を進めました。
暗殺からまもなく2年、400字詰め原稿用紙ですでに200枚を大きく超える原稿を書きながら、どうしても完成ができずにいた本が、安倍さんとの魂の会話とともに、ようやく再び、脱稿へ動き始めています。
ポメラニアンの青山繁子を元にした新しい小説・フィクションと同時進行です。
しかしまずは、このノンフィクションの完成です。
この生活の中で執筆時間をどうやって確保するのか。
確保はできないのです。朝、昼、夜は公務が絶対で、まったく隙はありませぬ。
真夜中から未明にかけても、時差のある諸国の知友との公務があります。それは公務の中でも、今回の海外出張と同じく、まったく自主的な公務ですが、祖国と主権者への貢献のためにはどうしても欠かせません。
ではいつ書くのか。
たとえば、真夜中と未明の仕事の合間に短く食事を取ることがあります。わたしの食事の現実は、まったく不規則ですから。
そのとき、横に置いた原稿をちらちら眺め、正直、胃やその他に良くないのでしょうが、手を伸ばしてすこし原稿を打ちます。
こうした数分が、とても大切なのです。
わたしがこれまで出した本はすべて、こうした数分の刻みで、出版を実現してきました。
もしも気持ちの良い風に吹かれて、原稿に専念すれば、どれほど、初めての幸せを感じられるだろうかとは思います。
しかし、それはできません。
それでも、わたしに文学の話を聴きに来る人が、動画サイトの運営者のなかに、信じがたいことですが居たりします。ここにその、まことにレアな動画があります。