功山寺決起

第158回 独立講演会@東京に当選しました。㊗️

「実は、廃棄のことは具体的に考えていなかった」(2022/12/01)Ⅱ

2022-12-02 06:53:52 | On the Road
▼議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、ガスの税制について関係者と議論しました。
 そのあと、珍しく日中に疲労感が募り、出席を予定している台湾を励ます集いを、欠席しようかと迷いました。

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼しかし、これも現場に行かねば、中国に抗する台湾をじかに勇気づけることはできません。
 重い心身を無理にでも運ぶように、会場に入りました。写真は、挨拶される、台湾の事実上の大使です。

▼議員会館の青山繁晴事務所へふたたび戻り、大半が中国製の太陽光発電パネルの廃棄について政府の担当官と議論しました。
 すると議論するうちに、行政官が「実は、廃棄のことは具体的に考えていなかった」という趣旨を明らかにしたのです。告白したと言ってもいいと考えます。
 政府は、再生可能エネルギーをまるで絶対視するかのように、FIT ( 太陽光パネルなどで作った電気を高く買い取る制度 ) によって太陽光パネルを国土の野山、斜面、耕作地、街角、電車の沿線といった隅々に設置させました。
 ところが、やがてパネルの寿命が来て廃棄する時のことを考えていなかったのです。

 わたしはやむを得ず、またしても憤激し、憤激するだけではなく、複数の省庁で廃棄案を作って持ってくるように求めました。
 太陽光発電パネルは、短ければ25年ほど、長くても35年から40年ぐらいで寿命が来ます。そのとき解体して、リサイクルを図りますが、リサイクルできない有毒物質が複数、残ります。それは処分地を探して、埋めねばならないのです。一体どこの地域がこれを引き受けてくれるでしょうか。
 この深刻な問題を、先送りし、避けたままになっていたというのは、信じがたい事態です。

▼このあと、産経新聞千葉総局の総局長がお出でになりました。
 12月14日に「正論懇話会」で講演する件で、お見えになったのです。(12 月 14 日水曜の12 時 00 分 ~ 14 時 30 分。千葉「正論」懇話会@京成ホテルミラマーレ)


太陽光発電のパネル約50枚が散乱 白馬村の山林内 修理や撤去の見通し立たず|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

太陽光発電のパネル約50枚が散乱 白馬村の山林内 修理や撤去の見通し立たず|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

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信濃毎日新聞デジタル



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