青山氏は岡田氏との面会後、記者団に「海外から人を受け入れ、日本で変異種のウイルスが市中感染を引き起こすと、政府の責任は重大になる」と危機感を表明した。「1日どころか1時間、完全に止めるのが遅れたら、リスクは乗数効果で大きくなっていく」と語った。「国民に厳しい制限をお願いしておきながら、ビジネスだけで入ってきているはずの、特に中国の方々で、観光している人が非常に多い」とも述べた。
政府は緊急事態宣言に伴い、全ての入国者にPCR検査の証明書提出を義務付けるなどの水際強化策を講じているが、青山氏は「検査をすれば入国してよしという状況ではない。変異種のウイルスについてどこまで信頼性があるか分からない」とし、即時の入国中止を求めた。
ビジネス往来を当面継続するとの政府の対応については、青山氏は「何もかもが遅い。党では部会や対策本部を開いても『続けるべきだ』という人は一人もいない。非常に危機的だ」と訴えた。