功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

道の険しさ(2024/09/13)

2024-09-13 11:45:29 | On the Road
 同時にこの窓際で、身震いするようにあらためて感じたのは、その「自由民主党を中から変える」という道の険しさです。
 自由民主党は西暦1955年の結党です。以来、現在で言うと69年、その大半の日々にわたって敗戦後日本の政治権力を掌握してきました。
 つまり牢固とした利権構造、とことん根深い収益構造を、NHKをはじめとするメディア権力、経団連を軸にした経済の実権、全国津々浦々まで染み渡った旧来の政治経済社会構造と一緒になって、築き上げているのです。
 それはすなわち、史上初めて日本を占領した外国アメリカの支配を、占領の完結後も受容し続け、日本の真の独立回復は目指さないという構造でもあります。

総裁選をめぐって横田早紀江さんに電話し、お詫びを申しあげました

総裁選をめぐって横田早紀江さんに電話し、お詫びを申しあげました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼拉致被害者、横田めぐみさんのお母さま、横田早紀江さんが、総裁選のさなかに記者会見なさいました。
 主権者のみなさんもご存じだと思います。
 早紀江さんは、たいへんにお疲れになっている悲しい表情で、総裁選でなぜ拉致被害者の救出が争点になっていないのですかという趣旨も問われました。

 わたしはきょう午前に電話し、「確かに、ほかの候補者は誰も拉致被害者の全員救出を明確に掲げていないように思います。掲げていたわたしが総裁選の本選に出られないことを深くお詫びします」と申しあげました。
 そして、新政権において、拉致被害者の全員救出が図られるよう、これまでの内閣のように「最優先の課題」とお題目を掲げるだけに終わらないよう、これからも力を尽くして努めますと、電話で頭を下げつつ申しました。

▼早紀江さんの電話でのお答えをそのまま記すことはしません。
 仰ったことの趣旨、その概要だけ、主権者のみなさんに伝えておきます。

▽総裁選で、青山さん以外の候補が拉致被害者の全員救出を明言しないことに、その通り、不審に思っていた。

▽拉致被害者の全員救出を明言した青山さんが本選に出られないことは、ほんとうに残念だが、天はもっと大きな枠で考えておられると思う。青山さんにしかできないことをこれからもやって欲しい。

▽何人、新しい総理が現れても、まったく救出が進まないことに、私たち家族はみな、あまりにも不可思議に思っている。今後も、内閣に働きかけて欲しい。

▽会見は、最近ではまだ体調がましな方だったから、ようやく実行できました・・・。






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