功山寺決起

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9月7日の北國新聞「北風抄」へ(2020-09-04 01:41:43)

2020-09-04 04:00:00 | On the Road

▼地方紙の雄にして良心派の北國新聞 ( ほっこく・しんぶん ) の連載コラムを、今回は「安倍政権の隠れたレガシー」というタイトルを付けて、書きました。
 すると、原稿を受け取ってくださった文化部の記者が「この原稿を読み込めば読み込むほどアベロスを感じます」という趣旨 ( 実際の文面とは違います ) のEメールをくださいました。



▼アベロス・・・なるほど、そういう感じ方もあるかと思いました。
 ぼく自身は、アベロスという風には感じないけど、総理官邸をみるたび、ここに安倍総理がいないというのは塑像しにくいなぁと思います。現実感がゆっくりしか湧いてこない感じです。
 日本にこんな長期安定政権が現れるとはまったく思ったことがありませんでしたね、みなさん。

★別の視点で言えば、安倍政権が続いていき、そのなかで行動し考えるのが当たり前になってしまっていたことに、気づかされます。
 議員になって4年、安倍政権のもとでの政 ( まつりごと ) しか知らないわけです。
 議員という当事者ではなく、傍観しつつ論じる立場だった記者時代のときは、たとえば同じ4年を政治記者として務めるうちに、3人ほどの総理がいてもおかしくない時代しか経験していません。
 その経験があるから、いつ政権交代があってもおかしくないと考えるのではなく、むしろ逆に安倍さんは交代しないんだ、拉致被害者が帰り、憲法九条が改正されるまではこの政権が続くんだと、いつの間にか思い込んでいた自分を、正直申して、この暮夜、感じています。

 拉致被害者の救出に献身なさっている荒木和博さん ( 特定失踪者問題調査会 ) がメールマガジンでこう仰っています。
~もはや「安倍政権なのだから拉致問題は任せておこう」というわけにはいかないのですから~(この部分、引用です)
 この視点は大切だと思います。

荒木 和博 - 安倍総理辞任【調査会NEWS3324】(R02.8.28)... | Facebook

★ぼくも、おのれの議員活動のあり方を、根本から考え直さねばなりません。
 どのように考え直すのか。
 安倍政権の合計8年8か月を費やしてもなお、日本の根本問題が何も解決していないのですから、のんびり考えているわけにはいきません。
 これから、長くとも1か月以内のあいだに、みなさんと一緒に、このブログも通じて考えて結論を出したいと思います。

▼北國新聞には、9月7日の朝刊に掲載されるそうです。
 全国どこからでも、郵便で購読できるようです。
 ここです。
 安倍政権の大いなる成果、平和安全法制を支持した新聞は、ほんのわずかしかありませんでした。
 北國新聞は、そのひとつです。だからぼくは連載コラムを書いています。





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