私は現在山陰在住なのですが、その前は広島に17年間住んでいて、しかも、最初に勤務させて頂いた会社が中島町(平和記念公園のすぐ近く)にありました。広島に生まれ育ったわけではありませんので、小学校で平和学習(記念館見学とか)を経験してはいませんが、広島に来て2~3年目ぐらいの頃に、平和記念公園エリアを時々訪れていました。当時、広島市の住民としてなんとなく、訪れなければいけない場所のような気がしていたから…。また、1980年代から10年間、南こうせつさん、山本コウタローさん、大友康平さん、世良公則さんなどなど、広島に多くのミュージシャンが訪れて、郵便貯金ホールでチャリティーライヴ『平和がいいに決まってる』を開催していました。そのチャリティーライヴは、チケット代(収益)を被爆者のための養護老人ホームか何かの建設資金に充ててほしい、というような趣旨だったと思います。わたしも1度、そのライヴを見ています。南こうせつさんは現在でも、8月6日に広島でライヴをなさっているようです。
…そういう経緯があったせいか、いまでも「8月6日」になると、何かしら身の引き締まるような感じがするんですよ。きのうは、60回目の原爆忌だったですね。
多国間のかけひきとか、私が生まれる前の歴史的背景とか……正直言うと、むずかしいことは分かりません(「分かりません」って言ってしまうことの是非はあるように思うし、分からないのは恥ずかしいことかもしれないんですけど、「分からない」というのが正直)。。
ただ、私自身がいつも思うのは……インターネットで書込みをするようになって以降、毎年同じようなことを書いてしまうんですけど……
音楽や、スポーツ観戦を好み、愛する者のひとりとして、純粋に音楽やスポーツの楽しみを享受できるような世の中……努力を惜しまないミュージシャンたちやアスリートたちを、国籍関係なく純粋に心から讃え、共感することのできるような世の中であって欲しい……そういう世の中であり続けて欲しい、音楽やスポーツが国威発揚の道具だけに使用されてはならない、という事なんです。
いまは当たり前に、欧米やアジア含め、各国のミュージシャンたちのCDやDVDが、ショップに並んでいて、CDを試聴したり購入して聴いたり、あるいはインターネットを通じて楽曲をダウンロードしたり……。日本のミュージシャンが発信している楽曲にしても、外国語・外来語のフレーズ、欧米音階が多く含まれているし、表現するうえでも自由があって……。
実際、アジア(日本含めて)のミュージシャンが、幼少の頃聴いて影響を受けたミュージシャンの名前を挙げるとき、外国の先達の名前を挙げることも多いですものね……たとえば西城秀樹さんはジャニス・ジョプリン(♪MOVE OVERなんか今聴いてもかっこいい)のポスターを壁に貼っていたそうだし、小田和正さん・鈴木康博さんはPPMをコピーなさっていたし、SE7ENは父上様の影響で(父上様が歌手志望だったらしくて、御自分の叶わなかった夢をSE7ENに託したらしいですね…)子どもの頃にマイケル・ジャクソン聴いていた世代だし。。次世代を担う子どもたちも、日常のなかで、そういうさまざまな種類の音楽を耳にする機会があって、感性もおのずと育っていく。それが崩れるようなことがあってはならないと……。
世の中には勇壮なイケイケっぽい…ひとを鼓舞するような楽曲も必要かもしれないけれど、そればかりではなく、静かで落ち着いた、ひとの心を鎮めてくれる楽曲もまた必要。「励ましの曲」ひとつとっても、ゆるやかな、そっと背中を押すような励まし方もある…それは曲調にしてもそうだし、歌詞の書き方は尚更そうだから……。そういった、「楽曲(表現)の種類や幅」を、心ならず狭めなければならないようなことが、あってはならないような気がするんですよ…。対極のものが双方あって、その間ももちろんいろんなものがあって……片方だけではいけないと……。。
私自身、音楽を聴き、ライヴ映像やPVを見て、また自分で弾いて、歌って……その過程でも、やっぱり、いまの状況がありがたいと、ふと思うことがあります。
先日、松江(島根県民会館)で、演劇「WINDS OF THE GOD」公演(全国を巡演中)をなさった、今井雅之さんも、本編終了後のご挨拶のなかで、声を枯らしながら、今の状況に警鐘を鳴らしたいと訴えていらして、「いちばん言いたいことは『NO MORE WAR』」って叫んでいらっしゃいました。来週アタマあたりに広島公演があるようですね。
そういえば、きのうは、DVD「黒い雨にうたれて」が発売になりましたね。中沢啓治さんのマンガをアニメ化した作品('84年か'85年あたりの頃)で、秀樹さんが声優として関わっていたものでした。きのう天気が良くなくて雷も鳴っていたので、まだ買ってないですが(^_^;)。
…そういう経緯があったせいか、いまでも「8月6日」になると、何かしら身の引き締まるような感じがするんですよ。きのうは、60回目の原爆忌だったですね。
多国間のかけひきとか、私が生まれる前の歴史的背景とか……正直言うと、むずかしいことは分かりません(「分かりません」って言ってしまうことの是非はあるように思うし、分からないのは恥ずかしいことかもしれないんですけど、「分からない」というのが正直)。。
ただ、私自身がいつも思うのは……インターネットで書込みをするようになって以降、毎年同じようなことを書いてしまうんですけど……
音楽や、スポーツ観戦を好み、愛する者のひとりとして、純粋に音楽やスポーツの楽しみを享受できるような世の中……努力を惜しまないミュージシャンたちやアスリートたちを、国籍関係なく純粋に心から讃え、共感することのできるような世の中であって欲しい……そういう世の中であり続けて欲しい、音楽やスポーツが国威発揚の道具だけに使用されてはならない、という事なんです。
いまは当たり前に、欧米やアジア含め、各国のミュージシャンたちのCDやDVDが、ショップに並んでいて、CDを試聴したり購入して聴いたり、あるいはインターネットを通じて楽曲をダウンロードしたり……。日本のミュージシャンが発信している楽曲にしても、外国語・外来語のフレーズ、欧米音階が多く含まれているし、表現するうえでも自由があって……。
実際、アジア(日本含めて)のミュージシャンが、幼少の頃聴いて影響を受けたミュージシャンの名前を挙げるとき、外国の先達の名前を挙げることも多いですものね……たとえば西城秀樹さんはジャニス・ジョプリン(♪MOVE OVERなんか今聴いてもかっこいい)のポスターを壁に貼っていたそうだし、小田和正さん・鈴木康博さんはPPMをコピーなさっていたし、SE7ENは父上様の影響で(父上様が歌手志望だったらしくて、御自分の叶わなかった夢をSE7ENに託したらしいですね…)子どもの頃にマイケル・ジャクソン聴いていた世代だし。。次世代を担う子どもたちも、日常のなかで、そういうさまざまな種類の音楽を耳にする機会があって、感性もおのずと育っていく。それが崩れるようなことがあってはならないと……。
世の中には勇壮なイケイケっぽい…ひとを鼓舞するような楽曲も必要かもしれないけれど、そればかりではなく、静かで落ち着いた、ひとの心を鎮めてくれる楽曲もまた必要。「励ましの曲」ひとつとっても、ゆるやかな、そっと背中を押すような励まし方もある…それは曲調にしてもそうだし、歌詞の書き方は尚更そうだから……。そういった、「楽曲(表現)の種類や幅」を、心ならず狭めなければならないようなことが、あってはならないような気がするんですよ…。対極のものが双方あって、その間ももちろんいろんなものがあって……片方だけではいけないと……。。
私自身、音楽を聴き、ライヴ映像やPVを見て、また自分で弾いて、歌って……その過程でも、やっぱり、いまの状況がありがたいと、ふと思うことがあります。
先日、松江(島根県民会館)で、演劇「WINDS OF THE GOD」公演(全国を巡演中)をなさった、今井雅之さんも、本編終了後のご挨拶のなかで、声を枯らしながら、今の状況に警鐘を鳴らしたいと訴えていらして、「いちばん言いたいことは『NO MORE WAR』」って叫んでいらっしゃいました。来週アタマあたりに広島公演があるようですね。
そういえば、きのうは、DVD「黒い雨にうたれて」が発売になりましたね。中沢啓治さんのマンガをアニメ化した作品('84年か'85年あたりの頃)で、秀樹さんが声優として関わっていたものでした。きのう天気が良くなくて雷も鳴っていたので、まだ買ってないですが(^_^;)。