雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

新薬

2012-04-11 00:44:27 | 闘病

日付がかわったので昨日(2012年4月10日)のことになりますが...


主治医の先生(リウマチ科、アレルギー科が御専門)の診察で
りりかたん(リリカカプセル(R)75mgのことですが...^^;)を増量することになりました。
既にこれまで1日につき300mgまで増量済みですので、
「1カプセルずつ増量して様子見」というペースで
あくまでも少しずつ増量(=“漸増”)です。

(もっとも、これ=300mg=は少しずつ増量していった結果であって、
 初めから一気にこの量を服用していたわけではありません。念のため^^;)

それなりに副作用のあるお薬なので(※個人差があります キリッ)、
主治医の先生の(薬増量に関する)慎重姿勢は
患者として正直心底ありがたいです...m(._.*)m

処方薬に
萌えクラスタ呼称(?)をつけるのも
自分でおかしな気がするのですが^^;、
商品名が女性の名前のような
かわいらしい響きなのを幸いに(?)
勝手に「りりかたん」呼ばわりしております^^;
治療を肯定的に受け入れようとするなかでの
ムリヤリなこじつけ(個人的な)かもしれません...(滝汗)



りりかたんを使い始めて一年ぐらいたつのかな...?
いや、そこまではまだ経過していないのか...^^;

リリカカプセル(R)というのは商品名でして、
薬剤の名称は「プレガバリン」。
当初は “帯状疱疹後神経痛薬” として
わが国(日本)でようやく製造承認されまして(2010年4月)、
《※参考 >>日経メディカルオンライン記事
同年6月に発売されたのですが、

その後、 “末梢性神経障害性疼痛薬” としての適用に
変更されたお薬です。
《※参考 >>ファイザー株式会社のプレスリリース 2010.10.27.》


海外では線維筋痛症(FMS)治療薬として
既に適用されていることでも知られていたお薬なので、
「新薬」というイメージがわかない、とおっしゃる方が
もしかしたら多いのかもしれません...。


...とはいえ、
今年広島で開催された、
医療従事者向けの定例講習会(「痛み」がテーマでした)において
「新しい薬」として紹介されていたのは
りりかたんでした。
私は患者の立場で受講いたしました。


この講習会とほぼ同時期だったかと思いますが、
広島と福岡で
「痛みはがまんじゃ治りません」という
慢性疼痛治療薬の広告(キャンペーンCM)が
集中的にオンエアされたようです。
新聞にも広告が入っていたらしいです。
(もちろんファ◎ザーとエー◎イの広告ですね^^;)

残念ながら
私はそのCMを拝見することは
できませんでしたが、
りりかたんも
比較的新しい薬、として
いまでも認識されているように(私は)思います。
(※患者であるド素人の、個人的な感想です^^;)



りりかたんを服用し始めた当初は、
それまでとは(薬の)効き方が全然違っていました。
画期的に違った。
その代わり、
むくむわ、太るわ、ふらつくわ、疲れやすいわ...etc^^;
それなりに副作用もあるなぁ、と。
日々発見、という感じでおりました...^^;


次第に身体がりりかたんの作用に慣れてきたのか(?)、
疼痛に対する効きが薄れてきたように感じていました。
副作用は相変わらずで...^^;


「まっ、そんなもんだよねぇ...^^;」 程度にとらえていて、
りりかたんに対しては
まだ悲観的ではありません。
むしろ逆に
ここまでよく立て直してくれたなぁ、と
ありがたいです。
主治医の先生からも
「以前は『歩けなくなるんじゃないか』ってところまで
 行っていたのですから、
 それに比べたら
 良くなってますよ」と
お言葉をいただきましたm(._.*)m


薬の効く、効かない、は
ほんとうに個人差があります。
副作用も個人差がある。

そして
同じ個人のなかでも
状況によって
「薬の効く、効かない」は
変化してしまうのだろうな、という気もしています...

私の場合は、
「今までのところは」
「たまたま」
りりかたんが比較的
功を奏しているような気がする、というだけで、

その「たまたま(偶然)」に
感謝をしている、というのが正直な心情です。

実際、
天候の急激な変化などによって
体調も大きく変動してしまっていて、
お薬の効きが良いなぁと感じる日もあれば
効きが悪いなぁ、と思う日もある。
大きな波がある。


したがって、
特定の薬剤または治療法を
絶賛したり
他人様に推奨または強要するつもりはないのです。

私個人の経験した狭い範囲内で
つらつらと記している旨
どうか御了承いただければ幸いです...m(._.*)m


慢性疼痛に使うお薬は
肝機能や腎機能を並行してみていないと
やはり(副作用が)怖いので、
副作用と作用を天秤にかけながら
先生の御指示の下で
服用していくことになるのだろう、と思っています。


「様子見」
これ大事(だいじ) (*`・ω・´*)キリッ



患者本人の立場で
ド素人なりにでも
副作用をできるだけ冷静に見極めるために、
当面は
りりかたんの漸増だけで
がんばって凌げれば、と思っています。

トラムセット(ヤンセ◎ファーマから出ている新薬:トラマドールとアセトアミノフェンの配合錠)に
手を伸ばすのは
まだまだ先でいい。
《※参考 >>日経メディカルオンライン記事
(;´ー`).。oO〇(・・・アセトアミノフェンってカロナールのことだよね・・・解熱鎮痛剤。
           ・・・そしてトラマドールがいわゆるオピオイド・・・
           ・・・講習会でも最後にサラッとチラッと紹介した、程度だったよね・・・)


(※個人差があります^^; 個人の感想です^^;)



=※追記です(2012.4.12.)※=

難病対策センター掲示板に、
「痛みはガマンじゃ治りません。」キャンペーンのチラシが
まだ置いてありました(笑)。↓↓↓