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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

1月30日 1月も残すところあと1日

2006-01-30 | インテリア/建築
年末年始にブログの投稿回数が激減し、時々覗いてくださっていた方々にもとうとう見放されてしまったかなぁ。と思っていた頃、突然アクセス数がアップしました。
 しかも、(あんまりたくさんの人に読まれたくないなぁ。)(まぁ、最近アクセス数も激減していることだしいいかぁ。)なんて思って投稿した時に限って、インテリアコーディネーター一次試験 解答速報に続く歴代2位のアクセス数。292件。
一体どういうことだろう?
 せっかくだから、どんどん投稿して、このアクセス数を維持しようと思っている矢先に、またまた投稿できなくなる始末・・・。

う~ん。人生って思い通りにいかない。

さて、今日の一日はというと、これから着工するリ・ストック住宅の仕様書のチェックをしたり、会社に送られてくる雑誌などに目を通したり、メールをチェックしたり、ブログのバックアップを取ったり、50周年記念の顧客プレゼントの手配をしたり・・・。
そうしている内にあっという間に午前中は終わりました。
 午後からは、モデルハウスのプレゼンシートづくり。
とりあえず、社内向け打合せ用とはわかっていても、ついついこだわってしまいます。
そうして完成したのがこちら。外部開口部のimageと特徴。

実はレイアウトが完成してから、細かい色の配色決定まで、12種類の組み合わせの中からやっと決定したものです。
明日は、設備機器と内部建具/床について作成する予定です。だいたいの構成と配色が決まったので、もう少しスピードアップできるのではないでしょうか。
 こういうことばかりしていると、異常なパワーを使います。最近休みの日は、一歩も家から出られずにいます。
ちなみに昨日は、12時に起きて、朝(昼?)ごはんを食べて、洗濯をして、掃除をして、音楽を聴いたり雑誌を読んだり・・・。そうしたら夜になり、晩ごはんを食べて、22時にはベッドの中に居ました。
なんだかとっても短い一日だったような・・・。

1月25日 コダシにコダシに・・・

2006-01-25 | インテリア/建築
おかげさまで、リ・ストック京町家 モデルハウスにつきましては、まもなく展示期間を終了しようとしています。細かな来場者数につきましては、終了時に当ブログまたはハチセブログ、もしくはハチセホームページ上で、ご報告できると思います。

私の個人的な、感想としましては、実にたくさんの方にご来場いただけたことに、少し驚くとともに、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。また、諸事情により、ご来場頂けなかった方々にも、ホームページやメディアを通じて多数のご反響を頂きました。

本物件につきましては、入札制度による売却が予定されていますが、すでに数件の入札を頂いていると聞いておりますので、まもなく、ハチセの元を離れるのではないでしょうか。

さて、50周年記念事業第2弾としまして、新築モデルハウスを計画中です。
今年のハチセの年賀状や昨日ハチセのブログでも、少し紹介されていましたので、今日は、設計側から見た、計画のコンセプトをご紹介したいと思います。


年賀状には、
HEALING×HEALTHY ~心と体の癒しの空間~
というタイトルの他に、「スケルトンインフィル」ということばが使われていました。


これをご説明するには、まず、ハチセが新築のモデルハウスを発表する「コンセプト」からお話しした方が良いでしょう。

本来、「モデルハウス」と聞いて、みなさんは何をご想像されるでしょうか。
たとえば、有名ハウスメーカーの夢のような立派な家が並ぶ住宅展示場。
それらは、一応の家族設定が与えられた上で、溢れんばかりの豪華な仕様でつくりあげられています。私たちの「夢」をめいいっぱい表現した住宅。
そこには、それを見た人たちが、「こんな家に住みたい」「ぜひとも、ここにお願いして私の家を建ててもらおう」という思いを引き出しやすいようにつくられています。

たとえば、建売住宅業者がつくる「現実」のモデルハウス。
そこには、その会社が提案する住宅の仕様を実際に目で見て体感して頂けるもの。としての役割を果たしています。

それでは、ハチセのモデルハウスはというと・・・。
そのどちらにも当てはまりません。

見て頂いた仕様の全てが、ハチセの住宅の標準仕様として取り入れることができるわけではなく、「夢」を表現して、そこからの繋がりをつくろうとするのではなく、今、私たちが目指していこうとするものを私たちの商品である「家」を通して表現しようとする試みである。と私は理解しています。

そもそも、この計画が始まったころの工務会議では、「いきすぎない提案」ということを各自が認識することから始めなければなりませんでした。
良いものを表現しようとするあまり、そして見て頂くひとたちに、「スゴイね」と言ってもらいたいがばかりに、普段わたしたちが提案しているものと、あまりにかけ離れたものをつくってしまいたくなる衝動を抑えるためです。
と、言いましても、大方かたまりはじめている仕様は、実際の建売住宅では、販売価格とコストのバランスが成り立たない不可能なものでもあります。

では、具体的に何を表現しようとするのかというと、「HEALING×HEALTHY」というタイトルに集約されるわけです。

数年前から、「永住」ということばに焦点をあてた取り組みを重ねてきました。
いま、メイン事業として存在している「リ・ストック住宅」もまたその「永住」という観点の先にあるものであると、私は認識しています。

ことばで表現するならば、
「使い捨て」ではなく、「永く愛されるもの」を提供していきたい。
といったところでしょうか。

そういった大テーマに基づいて計画されたモデルハウスは、「SI(=スケルトンインフィル)」と「地産地消」さらには「健康」といった小さなテーマが隠れています。

SI住宅の、"S"は、スケルトンのことで、骨格という意味。 つまり住宅においては構造体のこと。
"I"は、インフィルのことで、中身という意味。 すなわち内部の間取りや造作、設備機器などのことをいいます。
SI住宅とは、この"S"=「スケルトン(構造体)」と"I"=「インフィル(内装・設備)」を分けて別々に設計する考え方のことをいいます。

なぜ、分離して計画するのかというと、スケルトンには高い耐久性(すなわち不変性)、
インフィルには生活環境の変化、家族構成の変化に合わせた可変性をもたせることで、住宅の長寿命化を図るためなのです。

今回のモデルハウスでは、2Fの一部を建具で仕切らないオープンな空間とするSI住宅の発想を取り入れています。
ご購入者様の家族構成やライフスタイルの如何によって、壁や建具を設置したり、又は、間仕切り家具などを利用して開放的な中にも個室としての役割を与えることも可能です。
もちろん、オープンな大空間としてそのまま利用することだってできます。

要するに、住まい手次第で、幾通りのライフスタイルにも対応しようとするもの。また、ひとつの家族の中でも起こり得る生活の変化に柔軟に対応し、その時々に合わせた一番居心地のよい場所を提供したい。という願いをこめています。

「地産地消」とは、「地元生産-地元消費」を略した言葉です。
「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味で、特に農林水産業の分野で使われています。
そこで、前述のオープンな空間に「北山杉」を利用することにしました。
8月3日のブログの中で北山杉の「本仕込」という磨き丸太の製造過程をご紹介しましたが、守るべき京都の「伝統」だと感じています。

さらに、「健康」面では、F☆☆☆☆の建材(=JIS/JAS基準の最高峰)の使用や、熱交換タイプで、快適な住環境も提供できる24時間換気システムといった、最低限の法律で定められた仕様のみならず、一部に「珪藻土」を取り入れたり、ルノンが発表した空気触媒の「空気を洗う壁紙」(=悪臭原因物質を半永久的に消去する優れた空気洗浄壁紙)を使用します。

要するに、全ては「永住」というテーマに結びつき、ご来場いただいた方にその思いが少しでも伝わることを願うばかりです。
その他にも細かい計画を重ねているモデルハウス。4月の竣工に向けて準備が進んでいますが、その詳細は順次ブログを通してご紹介していきたいと思っています。

1月24日 「かけひき」

2006-01-24 | ひとりごと
日本語にはいろいろあるが、大キライなことばがある。
それが「かけひき」。

年齢を重ねれば重ねるほど、このことばに遭遇する機会は増えたようにも思う。そしてそのことばに行き着く度に、少しゲンナリする。
「まっすぐ」に生きていくことはできないものか。と。

世間は、ライブドアショックなどと言われ、株式市場はものすごく混乱しているようだ。新聞は号外が発行され、テレビは特別番組が放映されるのだから、きっと大変なことなのだろう。一企業の行ったことが日本だけでなく、世界を混沌とさせているのには、ただ単純に驚いてしまう。

正直、「風説の流布」とかいうものが、どれほど「悪」なことなのか理解できずにいる自分自身の中で、それを理解しようとする私と、(みんなやってることじゃないの?)と冷めた目で見ている私が、共存している。

ついこの間まで、「正義」のように存在していたハズの人がたった数日間で「悪」になり、そしてとうとう「容疑者」になった。
つい、この間まで彼を持ち上げていたハズの人が、彼をけなしていた。

人と人のつながりは、あまりにもろくはかないものだと思う。

人は少なからず、その人自身ではなく、バックグラウンドと共に成り立っている。
そんなことを再確認しなければならなかった。

「私」という「自分自身」が一体どこに存在しているのか?ものすごくはかないものであるに違いないのだろう。

「人を信じること」の難しさと大切さに対する思いは、年々大きくなる。そして、手放しで人を信じることの危険さも思い知らされる。

「かけひき」。
私はこのことばに、異常な反応をしてしまう。
これが、身近に見えたとき、心がきつく閉じられるのを感じる。

せめて、自分自身は、まっすぐに居たいと思う。
そして、たとえそれが、ほんの小さな世界であっても、私はその小さな世界を大切にしたい。
それができない世の中ならば、とても寂しくてならない。

1月23日 コラボレーション

2006-01-23 | インテリア/建築
デザインに関する人々の関心は、確実に高まってきているように思います。
個人的にこだわりがあって、なんとなく好きだと感じているものが、確実に市場で売れていたり、誰もが知っていたりします。

そこで考えなければならないのが、「機能(使い勝手)」を優先するのか「デザイン」を優先するのかということ。もちろん、どちらも欠かすことのできない重要な要素。ただ、「最低限の機能が保たれるのであれば」多少の使いにくさだって、目をつぶることができるのではないでしょうか。
だって、「格好いいもの=美しいもの=愛すべきもの」って、見ているだけで満足できるし、心が満たされて豊かな気持ちになるし、なんだかとっても幸せな気分になれるから。

そして、今私が大注目しているプロダクトデザイナー。それが前回の加湿器のくだりでちょっぴりご紹介した深沢直人さんです。

何気に「格好いいなぁ。」と思った製品が深沢さんの作品だった。ということがあります。
恐らく、みなさんの目にしている商品の中にも、(ああ。これもか。)というものたちがあると思います。その中で、特に私の大好きなデザインをちょこっとだけご紹介いたします。

まずはこれ。「au」の「infobar」
真ん中の「nishikigoi」というネーミングにも心を奪われていましたが、これも深沢さんの作品だったんですねぇ。


それから、これ。

こんなにシャープなのに、「マッサージチェア」なんです。
マッサージチェアって、なんだかごつごつしていて大きくて・・・。身体を休めるという意味ではすごく欲しい商品だけれど、リビングをどっかり占領されては、せっかくのインテリアが台無しなような気がしてなりませんでした。
これが、どれくらい身体の疲労を回復させてくれるかはさておき、「よくやった!」(上から目線で申し訳ございません・・・)と思った一品です。

そして、今日最もご紹介したいのが、こちら。


松下電工が、2006年2月より新展開するシステムバススーム。「i-U(イーユ)」の新タイプ。1616サイズで約152万円からの販売が予定されています。

深沢直人さんとの共同企画で、斬新なくつろぎ空間を演出したデザインと、業界初の「さすり水流」という「デザイン」と「機能」の両面からのアプローチを実現しています。

「ゲンキ浴 さすり湯」タイプというネーミングで登場する「さすり水流」とは、マッサージ師の施術とジェットバスの技術との融合で、お湯が全身をさすりあげるように刺激し、身体のハリを軽やかにしてくれます。
昨年の展示会の時から個人的には注目している「ぽっかぽか美泡湯」と同様に、気泡の中に約30%濃度の酸素を送り込み、楽に自然な呼吸ができて、ゆったりとリフレッシュできる空間を提供してくれます。

デザインの大きな特徴としては、すべての「隅」と「縁」にまで注目して拘った点。
余計な凹凸をなくした細部にいきわたる配慮と人間工学の観点から計算された浴槽デザイン。更には、今までの常識を逸脱する斬新なものです。(一部どこかで見たようなものもありますが・・・)

一つの企業という「枠」にとらわれず、外部からデザイナーを入れることで、全く新しいものが提供できる。コラボレーションには、そんな無限の可能性が詰まっているような気がしてなりません。今後ますますいろいろなところで、様々なコラボレーションとともに斬新な企画が発表されるのではないでしょうか。

1月18日 加湿器がやってきました☆

2006-01-18 | ひとりごと

とうとう、我が家(?)いえ、正しくは私の部屋に加湿器がやってきました。
もちろん、以前にご紹介した “プラスマイナス0”のそれです。

色はさんざん悩みましたが、インテリアとの兼ね合いを考えてホワイトにしました。

昨日、仕事を終えると一目散に四条烏丸のアクタスへ行き、大きな荷物を抱えて家路につきました。箱を開け、やっぱりとってもかわいい姿に見とれること約1分。

「加湿器を買うなら絶対これ!」と決めていましたが、部屋に置いてみると、うっとりしてしまうフォルムに、とても幸せな気分になりました。

さて、この加湿器。使い勝手はというと、ご想像の通りで、結構大変です。
給水も、水道の蛇口から“じゃ~!!!”と入れられるわけではなく、付属のロートを使って、ペットボトルで水を運び、やっとの思いでセット完了。

いざスイッチを入れると「♪ピーピーピーピー」警告音が!!!

どうやら、水を入れすぎたようです。

さすがの私も、説明書を読みました。そして気付いたことは、私って説明書の読解力が著しく欠けているのかも?!ということ。
(これで合っているの?)という一抹の不安を心の片隅に置きながら、沸きあがる湯煙をベッドの上から眺めていました。

この加湿器。「自動」と「連続」の二つのモードがあり、「自動」を選択すると「湿度60%」になった時点で、自動的に運転を停止してくれます。
ところが、「自動」モードを選ぶと、私の部屋では全く動いてくれませんでした。
まさか60%の湿度があるようにも思えず・・・。
近い内に湿度計を買おうと計画中です。

少々使い勝手が悪くても・・・。かわいいものに惹かれる私。
アロマポットも付属されているので、今度は、アロマも楽しみたいと思います。

さて、2005年グッドデザイン金賞も受賞したこの深沢直人さんデザインのこの加湿器。アスクルのカタログにも登場していますが、とても良く売れているそうです。

1月17日 おみくじ

2006-01-17 | その他
大吉だったら「happy」で凶だったら「blue」・・・。
そこのところははっきりしているけれど、「吉」だったり「末吉」だったりすると、喜ぶところと悲しむところの区別がつきかねます。

一般的に縁起の良い順番は、

大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 半吉 > 末吉 > 
末小吉 > 凶 > 小凶 > 半凶 > 末凶 > 大凶


の12段階に分けられるそうです。

この他にも寺社によってその内容は様々です。私も数年前「稲荷大社」にお参りしたときのこと。「向大吉」という不思議なおみくじに出会いました。

さて、そのおみくじ。
みなさんはひいた後、どうされていますか?
私は、内容が良ければ持ち帰り、一年間毎日持ち歩くようにしています。今年のように微妙な場合は、とりあえず持ち帰りはするものの、引き出しの中へ。
あまり良くないときは、さっさと境内の木の枝に結んでしまいます。
持ち帰ったものは、翌年の初詣で御札やおまもりなどと一緒に返しています。

オールアバウトジャパンの記事によると、『「おみくじには神や仏からのありがたいメッセージやパワーが秘められているので、吉凶にかかわらず記されている教訓を戒めるつもりで持ち歩き、後にお礼を込めて納める。」「自分にとって都合の悪いおみくじはその場で結びつけ、さらなるご加護をお願いする。良いおみくじは持ち帰り、後日境内に結ぶこと。」
つまり、その場で結ぶのは凶をとどめて吉に転じるようにお願いする場合のみ。また、たとえ凶であっても自分への戒めとして持って帰っていいようです。』とありました。

新しい年が始まったばかりで、おみくじを引かれる方も多いと思います。どのようなおみくじにあたったにせよ、みなさまに、たくさんの幸せが訪れますように。

1月16日 地上波デジタル

2006-01-16 | インテリア/建築
2003年12月1日に、関東、近畿、中京地方の一部で地上波デジタル放送がスタートしました。「映像の美しさ」とか「サウンドの美しさ」に無頓着な私にとっては、全く関係のない世界のこととして通り過ぎていました。
 ところが、去年12月の夜、いつものようにテレビを見ながら裏番組を録画していた時のこと・・・。突然、“♪キューキュー”と鳴ったかと思うと、録画が停止されました。
(ビデオテープを巻き戻すのを忘れたかな?)と、取り出しボタンを押すと、“びよ~ん”と中のテープが伸びていました。
そんな姿を目にしながらも、悪いのはデッキではなく、テープの劣化だと決め付け、新しいものを投入・・・。そしてまたまた見るも無残な姿になって出てきました。
良く考えるとこのテレビデオ。学生時代に購入したものですから、約10年間。毎日良く働いてくれました。
 と、いうわけでせっかくだから、「液晶テレビ+DVD」の時代の波に乗ってしまおうと近所のJoshinへ。
 そこで目にした「2011年7月24日地上アナログ放送は終了します」という文字。
これがなかなか厄介なのです。

そういえば、「デジタル放送」が始まったとか、音がどうだ。映像がどうだ。という話は耳にしていました。このデジタル放送。単純に電波が変わるだけではありません。私たちが今見ている普通のテレビでは、5年後には受信できなくなります。
電化製品も安くなり、「テレビデオ」なら3万円も出せば購入できる時代が来たというのに、地上波デジタルに対応したテレビは、最低でも10万円はします。文句を言おうにも、「総務省が決めたことですから。」と言われてしまえば、返すことばもありません。
 アナログ放送終了まで、後5年。とても微妙なこの時期に、買い換えるハメになった私。いろいろな説明を聞き、悩むこと約1時間。「デジタルチューナーを内蔵していないアクオス(13型)」と「デジタルチューナーを内蔵しているDVD HITACHI WOOO」を購入して帰りました。
 今日は、これらを購入することにした経緯や店員さんから聞いた話しを交えながら、「地上波デジタル」についてまとめたいと思います。

◆地上波デジタルテレビ放送によって何が変わるのか?
①高画質な映像と高音質な音声のサービス
「走査線」(=走査の結果、描かれた画素一行分の軌跡のことをいいます。もう少し詳しく説明すると、テレビの画面は、小さく分割された画面の集まりで構成されています。この小さな画面を画素と言います。そして、テレビの映像は、この画素を左上から右下へと順々に光らせていくことで映し出されています。この左上から右下へと順々に光らせていくことを走査と言います。この画素が細かく、走査線が多いほど、高精細な映像を映し出すことができます。)の数が現在の525本から、1125本になります。画面の形もこれまでの縦横の比率が4対3から16対9になり、30%以上ワイドになります。サーカー中継では選手やボールの動きが一目でわかるようになり、見ごたえがありそうです。
音質はCD並みで、「5.1チャンネルサラウンド放送」という、臨場感たっぷりの放送を聴くことができます(但しスピーカーとアンプが必要)。

②データ放送
予め、お住まいの地域の郵便番号を登録しておくことで、地域情報や天気予報といった生活に密着した情報を、見たいときにいつでも入手できます。
また、当日から1週間先までの番組表を画面上に表示するEPG(Electronic Program Guide=電子番組ガイド)が利用できます。これにより、予約録画も簡単。放送時間の変更や、緊急特別番組など編成の変更にも対応できます。「野球中継の延長で録画しようとした番組が半分しか取れなかった」。ということはなくなります。
さらに、ドラマのあらすじや出演者の情報などもわかります。

③高度な双方向サービス
テレビに電話回線をつないで、テレビ放送事業者(放送局)等と双方向に情報のやりとりができるようになります。これを利用して家に居ながらにしてクイズ番組に参加できるほか、テレビショッピングを気軽に楽しむことができます。
そういえば、NHKは去年の紅白歌合戦でこの仕組みを利用した視聴者投票を企画していました。たまたま、録画予約をしようとデジタルに切り替えたところ、「視聴者投票に参加する?」という文字が画面左端に現れ・・・。問いかけに答えていくうちに電話回線をつないでいないことに気付き、あきらめましたが、アナログ人間の私は時代の流れを少し離れたところから、ただただ感心するばかりです。

③バリアフリーに字幕放送や解説放送がより充実します。音声が聞き取りにくいときに音声の速度を遅くしたり、点字操作が可能な受信機の開発により、目の不自由な方でも放送サービスにより親しんでいただくことも夢ではありません。

④安定した移動体向けサービス
電車、バス、携帯情報端末等の移動体において、クリアな放送の受信が可能です。

◆地上デジタルテレビ放送は、いつから見られる?
京都は、一部の地域をのぞきほぼ工事が終了しているそうです。私を接客してくれた店員さんの話によると、伏見区は少し遅れているのだとか。詳しいことは総務省受信相談センター(TEL:0570-070101)か、社団法人地上デジタル放送推進協会(http://www.d-pa.org/)でご確認ください。

◆地上デジタルテレビ放送を受信するには何が必要?
①地上デジタル放送対応テレビ又は地上デジタルテレビ放送用チューナー

②UHFアンテナ
(但し、地上デジタル放送の周波数(チャンネル)に対応していない場合は、アンテナの交換が必要になります)

これが、前述した「厄介」な点です。アナログ放送が終了するからといって、今のテレビを買い替える必要は全くありません。ただ、何もしなければ映像を受信できなくなるのは事実です。そこで、単品の「地上デジタルチューナー」を購入する。という方法もあります。しかし、私のような素人には接続や操作が複雑なようです。また、現時点では7~8万円程度もする高価なものである上、テレビ1台につき1台のチューナーが必要になります。
 つまり私の家を例に挙げると、私の部屋の他に3台のテレビがあるのでそれぞれに対してチューナーを接続することになります。金額にして7万円×4台=28万円。
すごいお金です。
 心の中で様々な葛藤をした結果、最悪は、テレビを5年で処分するつもりで購入しました。と、いうのもデジタルチューナー内蔵型のものになりますと「19型」が一番小さなものになるそうです。私は、ベッドサイドに置きたいだけでしたのでそれほど大きなものが必要ありませんでした。また、DVDをW録画可能なものを選んだので、5年後は、DVDのチューナーを利用すれば、TVはモニターの機能を果たしてくれます。
どちらにしても、この時期の買い替えは非常に難しいようです。特に急がないのであればあと2~3年様子を見ても良いのではないでしょうか。
しかし、次世代DVDとして「Blu-ray Disc」と「HD DVD」が出現したことにより、価格の高騰は免れないかも知れません。

◆薄型テレビを買い換えるなら?
「+7インチ」
デジタルに移行し、テレビの縦横の比率が変更するのは前述の通りです。つまり、同じインチ数のワイドテレビに買い換えると、画面の高さが減少し、小さくなったように感じます。買い換え後も、同じ画面の高さを維持するには「+3インチ」が必要で「大画面化」を実感するためには、「+7インチ~」が目安になります。

現在ワイド(ブラウン管)テレビをご利用のご家庭の場合は、「+2インチ」を目安にします。液晶やプラズマテレビでは、「OOV型」というように、サイズの後に「V」がついています。これは、ブラウン管テレビの大きさを表す「OO型」が、ブラウン管自体の外寸を指しているのに対し、液晶やプラズマテレビの「OOV型」は、実際に映像が映る大きさ(Visual Size)を指しているため、その違いを表しています。
言い換えると、32型ワイド(ブラウン管)から、32V型の液晶やプラズマに買い換えると、同じ「32」でも画面に映る映像のサイズは一回り大きく感じることになります。
買い換え後も、同じ大きさの画面を維持するには「-2インチ」。「大画面化」を実感したいのであれば「+2インチ~」のものを選ぶと良いでしょう。

◆買い換えるならプラズマ?それとも液晶?
「普通のお宅」で「普通のテレビ」としてご利用されるなら「液晶テレビ」が良いようです。理由は、明るい部屋でもくっきりした映像で、照明の映り込みも少なく、見やすいからです。プラズマテレビを明るい部屋で使うと、映像がぼんやりとした感じに見え、また表面がガラスでできている為、暗い映像のシーンでは自分の顔がはっきりと映り込んでしまうなど、使いこなしが難しくなります。
プラズマテレビは、部屋を暗くして、じっくり映画を鑑賞するような使い方、また45型以上の大きなサイズになると、液晶テレビに比べ低価格で購入することができます。
例えば60型の場合、液晶テレビの場合150万円程度しますが、プラズマテレビだと95万円程度で購入することができます。

アナログな上、説明書を読まない私にとって、設備機器の進歩についていくのは大変でもありますが、本当に便利です。ボタン一つで番組表を表示させ、選択するだけで簡単予約。「午前と午後を間違えた~!!!」なんていう初歩的なミスがなくなるばかりか、番組ごとに整理されて記憶してくれるので、見たい番組をすぐに選択することができます。
入浴だってテレビの時間を気にすることなくできます。入浴後、録画が終了していなくても、録画しながら、冒頭から再生することだって可能です。
(できたらいいな)(あったらいいな)の夢のような話が夢でなくなる時代になったということでしょう。

参考
・地上デジタル放送パーフェクトガイド
・Asahi.com
・オールアバウトジャパン

1月14日 風邪のメカニズム

2006-01-14 | 豆知識
ひさしぶりに風邪をひきました。
11日(水)、会社を出たときからかひどく疲れを感じていたので、(まだ休み疲れが取れないなぁ~)と考えながら、さっさと帰宅し、いつもよりも随分早く就寝しました。休暇をとっていた12日(木)は、朝からなんとなく調子が悪いことに気付き、結局一日中、ベッドの中で過ごすことに・・・。
翌朝、治っている予定がなんだか悪化しているような気配・・・。
出社後、お昼が過ぎ、夕方頃には身体の節々が痛くなり始め、頭からお寺の鐘を被されて、ガンガン叩かれているような感じに襲われはじめました。
そこで、さっさと仕事を片付け、早退させて頂きました。

試験も終わったことだし、風邪くらいひいてもいいかなぁ。なんて考えていましたが、やっぱり健康が一番です。
早退してから、なんとなくしていたことが、身体にとってすごく良いことだったようで、今日はかなり元気になりました。

と、いうわけで、今日は風邪のメカニズムについて調べてみました。

『馬鹿は風邪をひかない?!』
風邪をひく。ひかない。の話題で必ずくっついてくるのが、これ。
その意味するところもいろいろで、「頭が悪い代わりに体が丈夫だから風邪をひかない」、「馬鹿な人は風邪をひいたことさえ気付かない」という失礼な説や、「神経質な人よりも、リラックスして過ごしている人のほうが病気にかかりにくい」とする説もあります。
逆に「夏風邪は馬鹿がひく」という言葉もあり、これは「本来冬にひくはずの風邪に、夏にかかるウッカリ者」という意味。昔は「風邪は冬にひくもの」という思い込みがあったことから、こうした言葉が生まれたようです。

『風邪は薬では治らない』
風邪は医学的には「風邪症候群」と言われ、原因の種類に関係なく、呼吸器系の急性炎症の総称(クシャミ、鼻水、ノドの痛み、咳・・・)として使われる単語です。もちろんインフルエンザも含まれます。
こうした風邪症候群の原因は、わずかに細菌などによるものもありますが、約8~9割はウイルスによるものです。しかも、200種類以上ものウイルスが原因として確認されているため、例えば今回私がかかった風邪が、どのウイルスによるものかを特定することは困難なようです。
また、今のところ数少ない特殊なウイルスを除いて、ウイルス自体を退治する方法や薬はないため、風邪症候群においては病院へ行ったとしても対症療法のみ。鼻水がひどければ、鼻水を止める薬を処方し、咳がひどければ咳止め、高熱ならば解熱剤が投与されます。風邪自体を治す薬はありません。
もちろん、抗生物質もウイルスに効くわけではありません。抗生物質は、風邪による炎症で傷ついた箇所に雑菌などが入り、炎症を悪化させるのを防ぐものです。ですから、炎症の出ないうちから薬で「早めのケア」をすることは、風邪においては体に余計な負担をかけることになります。

『♪早めの○○○○~。』という宣伝を忠実にまもり(?)いえ、勝手に理解の幅を広げ、試験前の一週間、毎晩風邪薬を飲んで予防していました。うすうす気付いていたものの・・・全く意味のない行為だったようです・・・。
みなさんも薬の処方には、十分気をつけてくださいね。

『風邪のメカニズム』
日本人は、1年で平均5~7回、ひと冬で2~3回は風邪をひいているというデータがあるそうです。私の場合、あまり風邪をひかない方だと思うのですが、どうやら気が付いていないだけのものも含まれるようです。

①鼻・のどの奥にウイルスが取りつく。
粘液分泌細胞から、粘液(洗剤や水の役目を果たす)が出て、ウイルスを洗い流す。さらにそのウイルスを含んだ粘液(たん)を、せん毛細胞がほうきのようにはたらいて、外に掃き出している。こうしたウイルス追い出し作戦がうまくいっている時は、風邪にならない。

②2~3日後
鼻やのどが乾燥したり、全身の体調不良などで、ウイルスを追い出す働きが弱まっていると、ウイルスはのどの奥の細胞に入り込む。大抵の場合、何種類かのウイルスが取り付いている。
1時間後には100個、1日後には100万個に増え、細胞を破って外に飛び出す。それを体は外へ流し出そうと更に頑張るため、鼻水がひどくなる。
つまり、鼻水が多く出るようになっている時には、すでにウイルスは細胞にまで侵入していると考えてよい。

③身体の抵抗
血液中のマクロファージ(白血球)は、入ってきて爆発的に増えたらウイルスを食べ続け、なんとか数を減らそうとする。同時に視床下部の体温中枢に「発熱してくれ!」というサインを送る。

④発熱
ウイルスが好きなのが、35~36度なので、それ以上の発熱で増えなくなってくる。同時に熱が上がると、ウイルスに対抗する免疫物質が活発になり、ウイルスをやっつける。また発熱で関節などが痛くなるが、これで身体が動かない=休むことができる。

⑤回復
ここで順調に回復すれば、再びかかることは少ない。インフルエンザの場合、1回目の感染の場合、身体の中に抗体ができるのに約1週間かかる。しかし一度そのウイルスに感染した後には、身体の中を抗体を作るリンパ球がパトロールし、2回目はたた1日で抗体をつくってしまうので同じ型にはかかりにくくなっている。

⑥再発
せん毛(のどのほうきの役目を果たす)は風邪で壊されてしまうと、復旧に2~3日の時間がかかる。この間に無理をくり返し、再びウイルス・細菌に感染すると、また風邪をひく。ウイルスは約200種類もあるのだから、別のタイプはいくらでもある。しかも、始めはウイルス性の風邪だったとしても、次にかかる時はもっと恐ろしい細菌の感染が起きやすい。
スペイン風邪、アジア風邪など、過去に大流行した風邪での死亡は、こうした細菌感染による肺炎が原因となった。

『熱で撃退!!!』
「早退してから、なんとなくしていたことが、身体にとってすごく良いことだったようで~」と上で触れているように、私の場合とても良いタイミングで撃退できたように思います。ちょうど、身体中が痛くなりはじめていたので、発熱のサインだったのでしょう。帰宅後、すぐにお風呂に入り、薬を飲んで3時間ほど眠りました。
実は、人生において、ほとんど高熱の経験がありません。幼いころはともかく、最近は、熱を見ると、気持ちで負けてしまいそうなのであえて測らないことが常になりました。
ですから、実際のところはわかりませんが、恐らく熱が出たのでしょう。汗をかいたのでパジャマを着替え、再び眠りました。それから2~3時間おきに目が覚めたので、夜中にもう一度薬をのみ、また汗をかいたパジャマを着替え・・・。朝になるとすっかり身体の痛みは消えて、随分楽になっていました。

免疫システムがなぜ、発熱して体温を上げるのかというと、免疫細胞が活発に動きやすくなると同時にウイルスや細菌が38.5度以上の体温で死滅するからだそうです。しかも、当面の問題であるウイルスやがん細胞まで死滅させるというのだから、発熱は一種の体内一掃機能でもあります。風邪をひいて熱が出るのは、免疫システムが正常に働いている証拠なので、安易に解熱剤を使ってしまうのは避けた方が良いのかも知れません。

=Q&A=

Q.お風呂に入っても大丈夫?
A.私にとって欠かせないものの一つがお風呂です。だからもちろん風邪の時だって入ってしまいます。もしも災害が起こったら・・・?ということを想像して真っ先に心配するのは「お風呂に入れないこと」だったりするほど。
実際のところは、ご想像の通り、確かに入らない方が良いそうです。しかし、熱が38度くらいまでであれば入っても大丈夫。ひき始めの時には、40~41度のやや高めのお風呂にサッと入るのがポイント。汗や皮膚についた水分は身体を冷やしてしまうので、出たらすぐ身体を良くふくこと。頭は洗うと冷えやすいので、洗わないほうが良いそうですが、私はもちろん、洗ってしまいます。そんなときは、身体と同様、早く乾かすことが大切なので、すぐにドライヤーをかけるようにすると良いそうです。
しかし、高熱の時の入浴は厳禁なようですので、気を付けてください。

Q.汗をかけば風邪が治る?
A.正しくは「汗をかくと治る」のではなく、「汗をかくと治り始めのサイン」なのです。無理矢理汗をかかせて、サインを早く出しても、実際に身体がウイルスに勝利していなければ意味がありません。むしろ体力を消耗するだけなので注意が必要です。ストーブをガンガン焚いたりするのは良くありません。ただし冷やさないことが大切なので「暑く」ではなく、「暖かく」します。そのとき、汗をかいたら、身体が冷えないよう、こまめに着替えるか、汗を拭くようにしましょう。

Q.こたつで寝ると風邪をひく?
A.「風邪には冷やさないことが大切」というならば、その逆転の発想で肯定できそうにも思えます。他にも電気カーペットや電気毛布を使っている人もいるでしょう。もちろん、これら自体が直接風邪の原因になるわけではありません。
人間が熟睡するには、昼間よりも体温がさがっている時の方が眠りが深くなります。しかし、こうした電気の暖房器具は体温よりも高い温度で暖めるようにできています。すると本人は眠れたつもりでも、実際には熟睡ができていないために、身体が疲れてしまい、風邪にかかりやすくなってしまうのです。

Q.冬は厚着をしたほうが良い?
A.特に寒がりの女性の場合、冬といわず夏でも靴下や手袋をして寝る人もいます。何枚も重ね着して寝るという人も多いでしょう。しかし、厚着をすると肌の新陳代謝が悪くなり、抵抗力が弱まってしまいます。特に手足は温度感覚のアンテナともなる場所ですので、温度差に対する身体の順応能力が悪くなります。手足・身体がどうしても冷えてしまう人の場合、普段からウォーキングなどの有酸素運動で、脂肪が燃えやすい身体つくりをしていくと、血行がよくなり、冷えも改善されます。

=風邪の対策=

◆十分な睡眠
夜は、身体の中で免疫を高めるリンパ球が増えてくれる時。この時、身体が休んでいることが大切です。

◆温度と湿度のコントロール
ウイルスは高温・多湿に弱い。風邪をひいている場合、寒いと発熱が必要以上に進むので部屋を暖かくするのがポイント。だからといって、部屋を30度にも上げてしまうと、身体のほうの抵抗力がなくなってしまうので良くありません。冬は部屋を20~25度くらいにし、むしろ湿度を上げる必要があります。部屋の湿度を上げることが、薬を飲むよりも予防・回復に有効です。湿度が50%になるとウイルスは約3%の生存率しかありません。できれば加湿器を利用して湿度を60~80%にしましょう。部屋の広さにもよりますが、寝る前に濡れタオルを3枚程度かけておく方法もあります。

◆バランスのとれた食事
風邪を治すにはビタミンCが必要です。ウイルスに荒らされた細胞の再生を1~2週間で回復するように助けます。しかし本格的な風邪のときには、通常の5~10倍は必要となるので、食品だけでは補うことができません。そんな時は、厚生労働省が認める特定保健用食品のビタミン剤や健康補助食品に頼ると良いでしょう。
風邪といえば、おかゆをイメージしてしまいますが、極端に食欲が落ちている場合をのぞき、たまごなど、とにかく栄養のあるものを食べ、水分を十分に摂りましょう。ただの水だけではなく、スープやヨーグルトも良いようです。

◆有酸素運動
軽い有酸素運動は血行が良くなり、暖房に頼らずに身体を暖める能力をつけることができる。またウイルスを発見・撃退する白血球のパトロール回数が多くなるので、それだけで風邪にかかりにくくなります。

◆手洗いとうがい

◆ストレスの解消ストレスは自律神経を弱め、免疫力・抵抗力が低下します。これは身体だけのストレスではなく、ココロのストレスでも影響があります。張っていた気持ちが急に弛んでしまった時や、心が深く傷ついた時、人は風邪にかかりやすい。と言われています。

◆たばこ
たばこ1~2本でも大量のビタミンCが破壊され、のどの修復が大幅に遅れてしまいます。そしてウイルスが取り付いて大活躍している、のどの粘膜に対し刺激が強すぎます。悪くするとウイルスをやっつけきれず、肺炎にもなりかねません。

書いているうちにあれもこれも・・・と随分大作になりましたが、これを書きながら改めて、「運動しよう」と思っています。そして、近いうちに加湿器を買います。

※内容は、healthクリニック(http://www2.health.ne.jp/)を参考に作成しました。

1月11日 住宅用語集「か」「き」

2006-01-11 | 用語集
昨日から、何を書こうかとず~っと考えていましたが、これといった話題もなく・・・。
というわけで「住宅用語集」更新しておきます。

「か」
◆カーポート
車庫スペースの中でも、一般的に屋外の駐車スペースを指す。反対に建物としての車庫はガレージと呼ばれることが多い。

◆カーテンウォール
構造上の荷重をかけない、単に間仕切りをするだけの壁のこと。

◆カーテンボックス
カーテンレールを隠すためにカーテンの上部を覆う箱状の設備のこと。

◆開口部
壁や床、屋根など各部にあけられた孔状の部分を総称してこう呼ぶ。「窓」や「出入口」はもちろん「換気口」や「通風口」などもこれに含まれ、建物の内や外のデザインにも大きな影響を与える。

◆開発許可
都市計画区域内で、一定の広さ以上の土地を造成したりする場合に、知事または政令指定都市の長が与える許可のこと。許可を必要とする面積は、市街化区域内では原則として1000㎡以上、三大都市圏(=東京圏・名古屋圏・近畿圏の総称)の一定地域では500㎡以上とされている。

◆開放廊下
片側に住戸が平面的に並び、もう一方に外側に面した廊下が並ぶように配置する集合住宅を「片廊下型集合住宅」といい、その廊下を開放廊下(片廊下)という。

◆カウンタートップ
作業台カウンターのことを指す。システムキッチンならば、この継ぎ目をほとんど目立たないようにできる。素材も様々だが、一般的にステンレス。インテリア性で選ぶなら人工大理石が人気が高い。

◆確認申請
新築や増築の際、建築主は、工事着手前にその建物の設計内容が適法であるかを確認しなければならない。この申請を建築確認申請と呼ぶ。申請時には所定の申請用紙と建築工事届、設計図などに加え、手数料が必要になる。

◆筧・掛け樋(かけひ)
つくばい(=石をくりぬいてつくった水溜め ≒手水鉢)に水を導く仕掛けのこと。節を抜いて水が通るようにした筒竹とこれをつなぐ駒頭からできている。

◆仮設
建物の工事中に使われる一時的な施設のこと。たとえば足場や仮囲いなどがある。建築工事の見積もり項目の中には、この仮設工事費の費用が含まれているケースが多い。

◆瑕疵(かし)
キズや欠陥のこと。一見しただけでは分からないキズや欠陥を「隠れた瑕疵」という。

◆瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)
売買の目的物に隠れた瑕疵があったときに、売主が買主に対して負う責任のこと。契約時にはわからず、「建物にシロアリがついていた」など取得後に損害を受けたときには、買主は売主に損害賠償の請求ができる。また瑕疵のために契約の目的が遂げられなかったときは契約を解除できる。その期限は、これまでも民法や宅建業法において決められていたが、売主が宅建業者なら最短で2年等、大きな買い物に対してあまりにも短く、欠陥住宅の問題がクローズアップされた。それを受け、平成12年4月に住宅品質確保促進法が施行され、新築住宅の基本構造部において10年保証が義務付けられた。

◆家事動線
炊事や洗濯など家事をする時に人が動く経路のこと。プランによっては、家事動線の長い非効率な間取りになる。

◆かすがい
2つの材木をつなぎとめるために打ち込むコの字型のくぎのこと。

◆可動間仕切り
用途に応じて区切ったり、開放したりできる間仕切りのこと。可動間仕切りを閉めれば部屋が独立し、開ければ広い空間になり、用途に応じて切り替えられる。

◆矩形図(かなばかりず)
建物全体を詳しく描いた垂直断面図のこと。屋根の形や材料、下地、各階の床や開口部、天井などの各部の寸法と使用材料などが記入されている。

◆框(かまち)
床の高さが変わるところで、高い方の床の端に渡す横木や、建具の四辺を固める部材のこと。畳については畳縁をつけていない短い辺を框と呼ぶ。

◆鴨居(かもい)
和室の障子や襖など開口部の上部に取り付ける溝の付いた横木のこと。(対義語→敷居)

◆ガラスブロック
中が空洞になった箱形の建築用ガラス。内部には低圧の空気が封入されているため、普通のガラスより断熱性や遮音性に優れ、インテリアとしても面白味があることから、壁面に使用する建物もある。また、採光のために玄関ドアの横に使用されることも多い。

◆ガラリ
ブラインド状の羽根板を平行に取り付けたもの。視線を遮り、通風をよくできるため、洗面所や浴室クロゼットなどに用いられることが多い。ドア下部にガラリを設置したものをドアガラリ、ドア全体に付けたものをガラリ戸、よろい戸ともいう。

◆カラン
水道の蛇口のこと。

◆間接照明
照明器具から、直接光を当てるのではなく、天井や壁などに反射させて間接光とする照明方法のこと。照度は低くなるが、全体的にやわらかい雰囲気になる。

◆管理規約
区分所有者が相互で取り決めた管理組合のルールのこと。管理規約を制定したり、改定したり、廃止するには、区分所有者および議決権のそれぞれ4分の3以上の多数決議が必要。

◆管理形態
マンション等区分所有建物の管理形態は、管理員の勤務形態によって、①常駐管理(管理員が住み込んで業務にあたる)②日勤管理(通勤してきて管理にあたる)③巡回管理(定期的に巡回してきて業務にあたる)④自主管理(管理員を置かず、管理組合が自力で業務にあたり、必要に応じて清掃要因などを雇用する)に分かれる。

◆完了検査
建築確認を受けなければならない建築物の工事が完了した時に、その建築物の敷地や構造、建築設備に関する法令に適合しているかどうか、建築主事等の検査を受けること。建築主は工事完了日から4日以内に建築主事などに届け出て、工事監理者は、工事完了届に工事の概要を明らかにする。完了検査の結果、適法と認めれば、建築主事等は検査済証を交付する。

「き」
◆既存道路
①昭和25年11月23日の建築基準法の施行時に、都市計画区域内に現存した道(後に、都市計画区域内に編入された場合は、その際、現存する道)で、幅員4m以上の道路のこと。
②①と同様に、建築基準法の施行時に現に建物が立ち並んでいる幅員4m未満の道で特定行政庁の指定した道路のこと。いずれも公道、私道を問わない。

◆既存不適格建築物
すでに建っている建築物が工事中の建築物で、建築基準法の規定の改正や都市計画法の指定の変更に全部または一部が適合していないもの。

◆基本設計
建物に必要な設計条件を集めて基本的な内容をまとめる、住まいの設計の中でも初期の段階をこう呼ぶ。基本設計図には、配置図、断面図、仕上げ表などがある。

◆境界
登記された土地の地番と地番の境目のことで、一般的には自分の土地と他人の土地との境目(隣地境界)のこと。

◆境界杭
境界を示すために打ち込まれた杭のこと。石やプラスチック、金属などで作られている。

◆鏡面仕上げ(きょうめんしあげ)
システムキッチンなどに使われる、ステンレスの研磨を上質にしたもので、鏡のようにピカピカ光っている。最近は、システムキッチンの扉だけでなく、玄関収納などの収納扉にもこう呼ばれる仕上げのものがある。

◆居室
居住などのために継続的に使用する部屋のこと。住まいの中では、リビング、ダイニング、キッチン、個室などが居室にあたり、トイレ、浴室、洗面室、玄関は居室に含まない。なお、建築基準法で定める採光や通風等の居室の要件を満たさないと、納戸やフリールームなどと表示されることが多い。

◆金銭消費貸借契約
金融機関から融資を受ける時に交わす借入契約のこと。ローン契約ともいう。

1月6日 あけましておめでとうございます。

2006-01-06 | ひとりごと
本年もよろしくお願い致します。

さて、みなさんは2006年をどのように迎えられましたか?
私は、新年を迎えた午前0時、例年通り近所にお参りに出かけ、鐘をつき、おみくじを引いてきました。

2006年最初のおみくじは「小吉」でした。

あまり良くなかったので、もう一度引こうかと検討中です。しかし、内容はまずまずでしたので、「努力しろ」ということかと受け止めて、今年もまた、一歩前へ進めるよう頑張ろうと思います。

それから・・・。今年もやっぱりバーゲンに行って来ました。
ついでに、これまで目に毒だからと入店を控えていた大丸京都店向かいに建つヴィトンへ行って来ました。さら~っとしか見ていませんが、取扱商品数は相当のもので、京都でも十分楽しめるなぁ。と感じました。

ヴィトンに入った目的は、購入ではなく、ウィンドウショッピングでもなく・・・。「リペア」の相談です。

実は、私が初めて手にしたブランド。それがヴィトンでした。
入社して初めてもらったボーナスで財布を購入しました。風水などによると「財布は3年以上使い続けない方が良い」なんてことを言われますが、私は使いはじめて、かれこれ8年目になりました。7年以上の間、毎日使っておりましたので、さすがに内側の革がめくれ始めています。しかし、私にとって記念の品であり、これまでの時間を一緒に過ごしてきた思い入れのあるものでしたので、できることなら使い続けたいと思っておりました。

いつものことながら、満員の店内でいそがしく接客されるスタッフのひとりをやっと見つけ、「修理をお願いしたいのですが、どれくらいかかりますか?」とそれを手渡したところ、あちこち見た後「今でしたら無料でさせて頂けますが」という答えが返ってきました。

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それから、修理伝票などをつくってもらっている際に、いろいろ質問してみました。
ナント製造後10年間は無料で修理してくれるそうです。(修理の内容によると思いますが)
「一生に一度の買い物」と言われるほどの「家」でさえ、近年やっと「10年保証」が義務付けられるようになりました。

さすがはヴィトン。永く日本の人々に愛される理由がわかる気がします。

技術が進歩し商品の優劣に明確な差がなくなりはじめている昨今、かたちではないもの。「人と人とのつながり」や「サービス」に対する価値がますます重要となってくるのではないでしょうか。
人はますます、商品だけではなく、そこに付随する「サービス」を含め、それに対する対価を支払う時代を迎えているような気がします。

2006年。今年は目に見えるものだけではなく、見えない部分の向上に取り組んでいきたいと思います。
最後になりましたが、2006年も皆様にとって幸多き一年になりますようにお祈り申し上げます。