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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

7月22日 LEDなら調色可能!

2009-07-22 | インテリア/建築
先日のコイズミ照明の商品発表会で衝撃を受けた商品があります。
それは、調色できるLED!!!(未発売・参考商品として展示。来年あたりには商品化されるのでしょうか。)

そうきたか?!

調色?LEDだから当たり前でしょ?!そんな商品とっくに出てるよ☆
と、今心の中で思ったアナタ!
ただの調色じゃないんですよ。
良くある虹色に変化するアレじゃ、ありません。

ちょっとくつろぎタイムには、電球色(=オレンジ)であたたかみのある空間に。
作業する時には、昼白色(=白)で、すっきりとした空間に。
そんなことが夢じゃなくなる日が来るんですよ。

現在、ご自宅の照明器具の電球交換の際に、電球色が良いのかなぁ?昼白色が良いのかなぁ?と悩まれることも少なくないと思います。私も実際に照明プランの提案の際に、「どちらがお好みでしょうか?」と、必ず質問させて頂いております。
現在では、「電球色」が好まれるケースが多くなってきましたので、通常品番としては「電球色」しか持たない照明器具もあります。
質問されたお客様は困りますよねぇ。
(そんなこと聞かれたってわからないわよ!)って。
私も、聞きながらわかっているんです。そんなこと聞いても、お客様だって困っちゃうってことを。
でも、人の感覚差による好みの部分ですから、一概に「こちらがオススメです!」と、言いにくい部分なのです。だから、お客様に判断を委ねてしまいます。

ところが・・・数年後にはこんな悩みもなくなっちゃうかも知れません。
だって、色が変えられるんですから♪

すごいなぁ。すごいなぁ。ってワクワクしながら大阪を後にしたワケですけど、ナント一足お先にシャープから調色できるLEDランプが発売されちゃうんですよ。

【①色が変わる】、【②明るさが変わる】、そして、LEDの課題であった【③自然な色合いの実現】という三拍子揃った優れものです。
  
商品発表後問い合わせが殺到し、発売開始時期を当初予定の2009年7月15日から8月以降に延期したというのですから、照明業界においてLEDの関心の高さをうかがい知ることができます。
今後ますます競争が激化し、良い商品が手頃な価格で手に入るようになると思います。
きっとそれは、遠くない未来。

来年の今ごろ、私自身がこのブログ上で何を書いているのか?とっても楽しみです。

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7月11日 今をつくる。未来は勝手についてくる。

2009-07-11 | ひとりごと
今朝、通勤電車の中で見つけた広告。

「今をつくる。未来は勝手についてくる。」

モード学園の広告です。寝ぼけた頭でぼんやり眺めていても、心に響いたので、今日のタイトルに用いました。
今日でこのブログを初めて4年が過ぎました。ついに5年目突入!
2009年も半年が終わりました。毎年、1年が早いなぁ~。と思うばかりですから、この4年も本当にあっと言う間。
もう、4年が過ぎたの?!と、なんだか自覚がありません。
じわじわじわじわアクセスが伸びて、昨日の時点で延べ265,150アクセスを記録しました。ページランクも気が付けば「7」に。まさに、こつこつ更新していたら、未来が後から付いて来た。という感じです。(6月に更新を怠ったせいでページランクが「6」に下がりましたが・・・)
ブログランキングは、こちらも昨日時点で6,116位。上位10,000件までしか表示されないランキング。今年に入ってようやく順位が出るようになりました。ちなみに、昨日時点での総ブログ数1,258,615件。「12万分の6千」と思えば、一般庶民のブログにしては頑張っているかな?なんて思ってしまっています。

今、改めて振り返ってみると、別にページランクを上げよう!だとか、アクセス数を増やそう!だとか・・・それを目標にしていたわけではありませんでした。
ただ、何かを発信して、その反響を頂くのが楽しくて。もっとわかりやすい表現はないかな?とか、自分がこうしていきたい。と思うことを、ただただ綴り続けていただけ。
毎日見てくださる人が居るから、開いた時に新しい話題を届けたい。それだけでした。

つまり、このブログの世界の中では、私自身がいま(=現在)を生きていたのかなぁ?と思います。そして、結果が後からついてきた。今日で4年。中学3年生だった子も高校を卒業している。
振り返ればあっという間だけれど、スタートの時点では決して近くはない未来。

これは、全てのことに通ずることなのじゃないかなぁ。と思います。
ついつい結果を焦ってしまう。未来を思い煩ったり、過去を悔やんだり。肝心の「いま」が置いてきぼりになってしまう。
いまを重ねれば未来ができる。いまを精一杯生きられれば、過去を悔やむ必要なんてない。
これがねぇ、わかっていてもなかなか難しくて、ついつい忘れちゃうんですけどね(苦笑)。
なるべく覚えていたいな。と。

さて話は変わって、先日(といっても、ちょっと前)、太陽の塔を見てきました。
今まで、道路越しに見ることや、すごく近くまで行っているのに、遠くにわずかに見えるそれを眺めるだけで、そのものを見に行くのは初めてです。
その昔、大阪万博が開催されていた当時、母は友達とともに出掛け、父は入院していた病院を抜け出してまで、そこを訪れたそうです。
午前中に用事を済ませ、ランチを取りながら「これからどうしようか?」なんて考えていた時、突然思いついて、訪れた場所。
(成り行きで来る場所か?)という私の小さな疑問はさておき、(なぜ、もっと早くに来なかったのだろう?!)と思える場所でした。
ピタリと当てはまる言葉が見つかりませんが、感動というか感激というか・・・とにかくスゴイ衝撃を受けました。
近くに居るのに、まだ見たことが無い方は・・・絶対ご覧になるべきだと思いますよ。

太陽の塔
 万博開催当時のままに残されています。
作者は、岡本太郎氏です。高さは65mで、アメリカの自由の女神は47mです。
 万博期間中、塔内への入館者は900万人を数え、顔は頂部の「黄金の顔」、中央部の「太陽の顔」背後の「黒い太陽の顔」の三つがあり、会期中には地底部に「地底の太陽の顔」もありました。

 

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7月4日 どこ照らしとんねん!のその後

2009-07-04 | インテリア/建築
「どこ照らしとんねん!」という衝撃のタイトルの本を手にしてからしばらく経ちました。
最近、あの本に書いてあることが果たして正しいのか?!迷い始めています。
照明空間の作り方には、色々な見解があります。
先日も、私が予め作ったプランを持って、お客様にショールームに出掛けて頂きましたが、ここでもすでに、ショールームのスタッフと私との間に見解の違いがあり、お客様を惑わせることに・・・。ホント難しいですね。
そんな最中、コイズミ照明の新商品展示会へ行ってきました。
もちろん!今年の目玉も「LED」でございます。どのメーカーもきっと同じですね。そしてぐんぐん進化している。参考商品として、製品化されていないものの発表もありましたが、いやぁ~。とっても魅力的なラインナップでしたよ。
そこで、前回取り上げた「電球型LEDランプ」について、担当の営業の方の見解を聞いてみました。まだまだ照明メーカー全体に浸透していないそのランプには、きっと簡単に飛び付くことのできない、メーカーなりの見解がおありなのでしょう。まだまだ発展途上、未知の世界だけに判断の基準が難しいですね。

さて、話を戻して、「どこ照らしとんねん!」についてです。
この中で語られているのは、特にダウンライトの使い方。
一言で言うなら、照明計画をする際に「平面図」でするな!「天井伏図」で考えろ!ということです。
ダウンライトは、天井に付けるものなのに、平面計画ばかりに目を捉われ、計画するものだから、ひっそりとしておきたい収納を煌々と照らしたり、エアコンをキラ~ん♪と浮かび上がらせてしまったり。ここも。ここも。という内に天井が星空になってしまったり・・・。

おいおい。せっかくの建築空間が美しくないんだよ(怒)!!!

という考え方です。大げさに言うと。そして私の勝手な解釈によると。

う~ん。言葉で説明してもわかり辛いと思いますので、DAIKOさんのカタログをちょっと拝借☆
 
↑これが平面図で計画した照明空間、
 
↑そしてこれが天井伏図をもとに計画した照明空間。

お~。たしかに天井がスッキリしてとってもキレイ(喜)☆
・・・と思ったわけです。私も。
でもでも、次第に「?」で頭の中がいっぱいになってきました。そして、昨日の展示会で久しぶりに照明空間を体感して、ますます「?」になったわけです。

たしかに、天井伏図をもとに計画した照明プランは「建築空間」としてとても美しい。
エアコンが無意味に目立つこともない。収納を照らして(なんだ?)と思うこともない。
でも、本当にこれが心地良い空間演出としてベストなのかどうかには疑問が残ります。
だってね、必要なところに必要なあかりが取れていないことになり兼ねないから。
この考え方だけに頼ってしまうとダウンライトの役割そのものから考え直さなければならないように思うのです。

照明空間の設計は、時代とともに移り変わっています。

まずは、「一室一灯」時代。
1つの空間に1つのシーリングライト、またはペンダントが設置されている手法です。
現在も、これがごく標準的な生活空間だと思います。
そして、「4隅ダウンライト」時代。
これは、シーリングライトが部屋の中央に設置された場合、どうしても部屋の4隅にまで光が回らず、そのあたりがどんよりと暗くなってしまいます。コレを、小さなダウンライトを配して補おう!としたものです。一時期、流行りましたよね。とっても。
お宅のリビングも4隅にダウンライト、付いていませんか?
現在の考え方の主流は「適所適光」。必要なところに必要なあかりを落してやろう。という考え方。この考え方と上記の「天井伏図で考える」考え方を照らし合わせると、(矛盾してるんじゃないか?!)と思ってしまうわけです。
ダウンライトを固めて使うのは、空間を美しく演出することができます。「分散しすぎると間が抜ける」という考え方です。ハイ。おっしゃる通り。
でも、ならば、シーリングで良いんじゃないか?!と気付いてしまったわけです。
例に挙げた写真を見ると、ちょっと違和感を感じませんか?
たしかに、キレイなんだけれど、ダイニングテーブルから光がズレてしまっている。
果たしてコレが食事をとる空間として気持ち良い照明設計なのでしょうか?

そんなこんなを一人考察した結果、私は平面図からもしっかり計画していこう!というところに落ち着きました。もちろん!美しい配灯の手法も頭に入れながらですよ。
だって、コレも間違っていないと思うし。
でも、私はあくまで「設計士」ではなく「コーディネーター」でありたいと思います。「コーディネーター」とは生活空間でものごとをとらえ、計画するもの。・・・だと私は思います。そのためには、決してかっこいいダケじゃダメなんだ!
心地良い空間を提供すること。それが私に与えられた役割だと思います。
様々な考え方があるけれど、デザインと機能性、そのどちらかに偏り過ぎることなく、それぞれの家庭のライフスタイルに合った照明設計をしていきたいものです。

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7月2日 「LED」=「高い」という常識を破る

2009-07-02 | インテリア/建築
LEDは、寿命が長くて省エネで、ECOで、地球に優しくて・・・
良いことずくめの照明のハズなのに、なかなか一般家庭に普及しない。
その大きな原因は、その価格にあると思います。
良いのはわかっているけど、高いのよねぇ~。
と言うわけで、一度はプラン上にのった内容も、最終的には代替品でまかなわれたりしてしまいます。
そのせいであきらめてしまった方に朗報です!
ナント、「電球型LED」なるものが発売されましたよ~。
ランプ価格は4,000円程度。確かに安くはありませんが、10年間の寿命を考えれば、めちゃくちゃ安い!!!
ランプの進化はすさまじいですね。まだまだ良い商品が出現して来そうです。

情報提供はLEDマニア様。
詳細は、以下でご確認ください。

http://ledmania.blog59.fc2.com/blog-entry-1585.html

http://ledmania.blog59.fc2.com/blog-entry-1592.html

http://ledmania.blog59.fc2.com/blog-entry-1594.html


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