
8月15日(木)午前11時45分から第30回平和記念式がありました。
市役所駐車場「平和の灯(写真)」前でやる予定でしたが、台風10号の影響で暴風雨
のため、急きょ市役所第一庁舎の3階会議室に変更になりました。
平和の灯は非核平和都市宣言(昭和59年8月6日)を受けて、「灯」を広島市の「平和
の灯(ともしび)」から分火され、「被ばく瓦」は長崎市から寄贈されました。
モニュメント本体は武蔵多喜窪遺跡で出土した勝坂式土器をかたどっています。
広島市長、長崎市長のメッセージを副市長が代読したあと、詩の朗読=谷川俊太郎
さんの「おべんとうの歌」、石垣りんさんの「弔辞」があり、ちょうど12時になっ
たので1分間の黙とうをしました。市長、議長挨拶のあと、ピースメッセンジャーの
子どもたちから白い菊の花が参加者に手渡され、平和の灯にみんなで献花しました。
戦後74年経ったと思うとずいぶん経ったなぁと思います。直接戦争を体験した方が
どんどん少なくなっています。国分寺市では市内の小・中学校の生徒たちが市長と
一緒に8月6日の広島の平和記念式典に参加しています。戦争の悲惨さをきちんと伝え
ていく必要性を強く感じています。北方領土を取り返すのにロシアと戦争するしかな
いと言った国会議員がいましたが、何考えてるのかと思います。戦争はもちろん絶対
にやるべきではありませんが、そのためには何をしたら良いのか何をしてはいけない
のかよく考えるべきでしょう。令和の新しい時代になり、改めて考えなければならな
い大きな課題であると思います。