一日雨で、昔の画像を整理していた。
震災前の釜石市の画像が出てきた。
日付は2007年3月4日。企画展で展示する魚を引き取りに行った。
海岸沿いにあった事務所と養殖場。
大小さまざまなマツカワが飼育されていた。
いただいてきたのは、↑。チョウザメ。
先方の職員さんが、手際良く尾をつかんで
チョウザメを移動する。簡単そうに見えたが、
実際には、魚が暴れてとても難しい保定。
チョウザメの養殖池は市街地に近い場所にあった。
先日の大槌町イベント時、少しだけ立ち寄ってみた。
上はマツカワの養殖施設と事務所があった場所。
こちらはチョウザメの養殖池があった場所。
どちらもガレキの集積場となっていた。
あれだけの技術が一瞬にして消えた。
たった5年しか経っていないのに、何もなかった。
被災地の復興復旧を願いつつ、自分たちに出来ることをしよう。