今回は、エイジレス・ライフデザインに不可欠なワークスタイル「Happy Living & Working」について考えてみたいと思います。
ワクワク感を感じながら、楽しく暮らし働く生活スタイル「喜働」「幸福働」!
私たちが日々「ワクワク」しながら暮らせる事が出来れば、生活にも仕事にもハリのある充実した人生がおくれるチャンスがあるはず。
そして、一人ひとりが充実した暮らしが出来れば、組織社会での活躍の「場」も自ずと出来てくるもの。
働く人たちにとって「ワクワク感を感じられる面白い仕事」あるいは「働き甲斐」や「働く喜び」を感じながら楽しく働く事ができれば、これも一つの「幸福」....かもしれません。
もちろん「幸福」の感じ方は、人それぞれであり多様ですが、こと「仕事」に関して幸せ感を持つこと自体が無理!と思われているところに、仕事人としての思い込みや「常識の非常織」がある様に感じます。
そもそも「仕事」とは楽しむものではなく、厳格で厳しいものであり、時として辛く苦しい経験を乗り越えてゆく「試練」と思われている「社会常識」があります。
戦後の復興を成し遂げ、高度経済成長時代を生きてきた日本人「魂」のDNAが、モーレツ仕事人を「優秀」と見做す社会風土に一石を投じた「事件」を機に「働き方改革」が進められています。
とても歓迎できる動きですが、残念ながら組織社会側は、どうすればいいのか!との思いがあるのも現実です。
「コロナ禍」に直面している今こそが、ある意味チャンスとも言えます。組織社会は、あらためて「働く意味」「生きる意味」そささて「幸せの意味」を見つめ直してみる事が必要ではないでしょうか。
「働く」という事は、本来、社員一人ひとりが"遣り甲斐"を感じ、"楽しい気持ち"、"喜び"や"満足感"がなければ、仕事は「苦役」となってしまいます。
苦役からは創造的な発想はでてきませんし不幸です。
社員にとって、「働く事」が苦役ではなくワクワク感を感じ、楽しく喜びを感じられる「
Happy & Joyful Workstyle」がデザインできれば、働くひと一人ひとりの潜在能力たる「個力」が高まり、組織のイノベーション力が劇的に向上してゆく事が期待できます。
私が考える「Happy & Joyful Workstyle」では、次の二つのキーポイントがあると思っています、
まず第一に、社員一人ひとりの潜在力を顕現化させる「場」のパワーを再認識する事です。
社員が自発的に、且つ喜んで働ける「場」、働く喜びが自分自身の感動を呼び起こす「場」、その感動が幸福感をもたらす「場」の力が社員の潜在を引き出します。
二つ目のポイントは、同じ組織で働く全ての人達が、相互信頼と尊敬の念を忘れず「同志」意識を感じられる「風土」を創りだす事です。
私達は、人生の多くの時間を「仕事」や「働く事」に費やし生活しています。
生活場として過ごす仕事場においても、社員一人ひとりが喜びや幸福感を感じられ、豊かな時間・空間を楽しめる「場」を創りだす事が、組織の価値創造活動を支えてゆきます。
今、コロナ感染リスクがある中、多くの人々が在宅軟禁状態にあり、また、命がけで医療や生活維持の為の仕事に携わっている多くの方々がいます。
『見えざる力』が人類に突きつけた過酷な状況の中で、今、私たちが感じるべき事!
それは、「命の尊さ」「感謝」「生きる有り難みと喜び」「人に会える喜び」「平穏の価値」....
今は、平時には意識下に隠れている『当たり前』価値を再認識する時です。
Happy & Joyful Workstyleの価値を再認識してゆきましょう。