ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

【コロナが変える社会】その11 『品』を意識した生き方と社会創造!

2020-06-04 10:31:00 | 日記

コロナ災禍が続く中、今日は「品」について考えてみたいと思います。
私は、コロナ社会となって益々「品」の大切さ!を感じることがあります。

「品行」「品格」「品位」「品性」「気品」....といった「品」という感性は、社会生活を送ってゆくうえでの人間関係や社会活動に様々な影響を与えます。

「緊急事態宣言」が解除後、行動制限が緩和され多くの人々がホッとしている一方で、第二波の懸念が心配されています。
夜の歓楽街での感染が報道され、行動への警鐘が鳴らされていますが、コロナ我慢からのストレス息抜き意識も相まって気の緩みがでがちです。

でも私は、人々にとって強制的自粛期間からの解放感にはかえ難く、適度な自由行動は容認されても良いと思う次第。ただ、忘れてらならないのは「品」の意識。

「これダメ」「あれダメ」「歓楽街には行くな」「遊興は控えろ!」今は、全て「品行方正」にしろ!
という事ではありません。

人間社会では、仕事であれプライベートであれ、相互に「信頼」や「信用」がなければ暮らしや経済活動は円滑に機能しません。
「信頼」や「信用」を築いてゆくにあたり、大切な視点が「品」あるいは「品格」という、相手に「安らぎ」や「良質な心地」を感じさせる『気高さ』そして「尊敬の念」です。
「品格」とは、人間の尊厳「Dignify 」ともいえます。「品位」や「品性」は、生き方につなかります。
そして、「品行」とは、自覚と自律に基づく「責任行動や態度」です。

私たちは、個々人としての『品』、国や組織・集団としての品格をどれほど意識出来ているでしょうか。

例えば、時代劇風に言うと、
「品良く賢ぶってお高くとまってるんじねーぜ!」なる台詞が思い出されるように、「品」とは、一部の高貴な人達の特権の如く思い込んでいる人も多いように感じます。

でも、「品」とはそのようなものではなく、人間誰しもが持っている「個性」であり、幸せな社会生活を実現してゆくのに大切な意識要素の一つです。
「品」は磨き込めば「上品」になり、無意識のままでは「下品」にもなります。
社会も同じです。
「品」を意識し、個、集団そして組織や社会 それぞれの「品格」を高める努力と研鑽を継続できる社会創り!
「ニューノーマル」時代に問われる大切な意識文化ではないでしょうか。