ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

自分を知る

2020-09-22 16:55:00 | 日記



「エイジレス・ライフデザイン」の心得ノート その90 『他覚的』に自分を見つめる時間と「エマジェネティックス」

2020-09-22 16:53:00 | 日記

日中の風も秋の気配を感じるようになりました。世間では4連休の最終日の火曜日です。
朝軽くエクササイズした後、デイタイムJAZZを聴きながら、つらつらと書いてみました。

私自身、65歳になっても自分自身の性格や特性、そして潜在能力を「自覚」しているつもりで、実のところ客観的ないし「他覚的」な自分を認識出来ていないのではないか!と時々思うことがあります。

「私の性格や気質は〇〇だ!」とか「私は△△の能力がある」と思っている自分と、社会や周囲から見られ、評価されている「他覚的」評価にはギャップがあるものです。

私は、自分自身を客観的に知る事、つまり、自分を他覚的に俯瞰する事が出来れば、組織社会における複雑でストレスフルな人間関係を、円滑にセルフマネジメントしてゆくことができるのではないか!と思っています。

そこで、今日は自分自身を客観的に知る「エマジェネティックス」といった自己診断ツールをご紹介したいと思います。

エマジェネティックス?

なんやら聞いたも事無い言葉ですよね!

「エマジェネティックス」は、脳科学や、遺伝学、そして心理学の知見を組み合わせて、自己分析ないし性格診断が出きる!とされている自己診断ツールです。

「エマジェネティックス」では、人の特性や気質、そして各種能力は、 生まれもった遺伝的要素と成長していく過程での人生経験により形成されている と考え、これを脳科学の理論と40万人以上の被験体で統計分析して、その傾向を示すものです。

「エマジェネティックス」は4つの思考特性と3つの行動特性を表すエマジェネティックスプロファイルを通じて人を理解していきます。 

このプロファイルを活用することで、個人や組織のコミュニケーション能力を飛躍的に向上し、自己理解、組織理解へと深めていきます。

-Quote-

エマジェネティクスは、脳科学にもとづいた思考と行動の分析技術(プロファイリング)のひとつであり、emerge(発生する)とgenetics(遺伝子)を組み合わせた造語です。

アメリカの教育学者ゲイルブラウニング博士によって開発されたこのプログラムは、マイクロソフト、ヒルトンホテル、アメリカン航空、モルソンビールなど様々なグローバル企業が人材マネジメントやチームビルディングなどに採用している他、子どもや教職員を対象とした教育現場でも取り入れられています。

皆さんは、「右脳型人間」とか「左脳型人間」という言葉を聞かれた事がありますよね。この言葉は、1970年代の後半から脳科学の分野で研究されてきた「分割脳」という考え方から生まれたものです。

「右脳」は直感的で「左脳」は論理的といわれています。エマジェネティクスではさらに踏み込んで、脳を「抽象脳」と「具象脳」に分割して考えて、人間の思考・行動タイプを「分析型」「コンセプト型」「社交型」そして「構造型」の4つのパターンに分類し、自分自身がどのタイプなのかを知るツールです。
現在では、「エマジェネティックス・インターナショナル・ジャパン」が診断サービスを提供しています。

-Unquote-

https://www.emergenetics.com/japan/emergenetics_explained/

個々人が診断を受けるのも良いかもしれませんが、組織側が「社員教育」と「社員脳力のポートフォリオ把握」する目的に、社費で斯かる診断サービスを受ける機会を作ることも面白いかもしれません。
 
個々の社員が、「人」はなぜ違うのかを理解することができれば、コミュニケーションはより円滑になり、円滑なコミュニケーションの風土がある組織は、全体の生産性を向上させることができます。

また、

・自分自身の強みと可能性を知る

・自分自身と他者の特長とその違いを理解する

・効果的なコミュニケーションの方法を知る

・働くスタイル、得意分野を理解し、それを最大限組織で生かす方法を知る

・同僚、上司や部下など、仕事場での関係性をうまく構築する方法を知る

・生産性の高いチームビルディングの方法を知る事ができるキッカケになれば、社員力は向上してゆくことが期待できます。

マインドフルネス法や只管打坐で自分を振り返る時間も大切にしながら、科学に頼る「他覚的自己認知」!もライフデザインには必要だと思います。

思ってもいなかった「自分」に出会うこともあるかもしれません。