大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

今日、ACTAの外務委員会強行採決(2012.8.29) 外務委員リスト

2012-08-30 06:34:37 | 政治・経済
著作権保護を騙った言論統制法案に反対しよう!
SKYNOTEより転載


今日、ACTAの外務委員会強行採決(2012.8.29) 外務委員リスト

社会

今日の強行採決は、ニコ生で実況中継されます(11:45まで休憩後再開とのこと、昼飯食ってからって感じ?ニコ生中継終了:今日(8月29日)の審議は終了(強行採決はできなかったみたい)→8月31日に委員長職権で再び審議するとの事

ニコ生中継のページ(現在は終了)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv105931760?ref=top&zroute=index
 社民党:欠席
 共産党:慎重で丁寧な審議を求める
 自民党:欠席(問責決議案との絡みで欠席)

ACTAは、著作権保護を騙った言論統制法案です。この法案により、言論統制が可能となります。広範な著作物の定義により、ありとあらゆる情報がコピーしてはいけない情報になり、それは結果として多くの情報の流通を違法行為として定義できることを意味します。そして、それを警察が被害者の訴えのないまま捕まえることが出来る非親告罪であることが拍車をかけます。これは、裁判所の逮捕状もなしに検察が逮捕できた治安維持法とよく似ています。天下の悪法、治安維持法がインターネットに対応してACTAという形で蘇りつつあります。これにより、政府に都合の悪い人間を簡単に逮捕できる法律が生まれます。事実上、誰でも逮捕できるのです。このような法律は、警察の恣意的な逮捕を誘発し、それは結果として国民の知る権利を阻害するものであります。また、ACTAはプロバイダーに著作権保護の義務を課し、これは憲法21条の「検閲、これはしてはならない」に違反しています。ACTAが批准されると、国民の知る権利は阻害され、知らない内にTPPや秘密保全法など、国民の権利を侵害する法律が可決され、最終的に日本はアメリカの経済植民地となってしまうでしょう。その先兵であるACTAを2012年8月29日の今日、民主党が十分な議論もないまま衆議院外務委員会で強行採決をするというのです。これほど重要な議題を十分な議論もせず、強行採決を行う民主党には、もはや政権担当能力はないと思います。この外務委員会を通過すると、衆議院での採決となりますが、この外務委員会で否決されると、その段階で却下です。ですので、できるだけこの外務委員会の段階でACTAを否決することが重要です。そこで外務委員30人の内、ACTA批准に反対してくれそうな18人の議員の電話番号とFAX番号のリストを紹介いたします。

衆議院外務委員リスト(電話やFAXで議員の方に働きかけを行いましょう)
参考資料:http://dandomina.blogspot.co.uk/2012/08/acta-tpp-181fax.html
委員長 田中 眞紀子 たなか まきこ 民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7308 FAX 03-3508-3302)
理事  河井 克行 かわい かつゆき 自民
    議員事務所(TEL 03-3508-7518 FAX 03-3508-3948)
    広島事務所(TEL 082-832-7301 FAX 082-878-3301)
理事  三ッ矢 憲生 みつや のりお 自民
    議員事務所(TEL 03-3581-5111 FAX 03-3508-5210)
    伊勢事務所(TEL 0596-21-0328 FAX 0596-21-1328)
理事  萩原 仁 はぎはら ひとし 生活
    議員事務所(TEL 03-3508-7028 FAX 03-3508-3828)
    はぎはら仁 後援会事務所(TEL 06-6623-0407 FAX 06-6623-0408)
委員  大泉 ひろこ おおいずみ ひろこ 民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7509 FAX 03-3508-3939)
    土浦事務所(TEL 029-832-8291 FAX 029-832-8292)
委員  勝又 恒一郎 かつまた こういちろう民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7202 FAX 03-3508-3202)
    平塚事務所(TEL 0463-22-9300 FAX 0463-22-9898)
    茅ヶ崎事務所(TEL 0467-86-1600 FAX 0467-86-1644)
委員  阪口 直人 さかぐち なおと 民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7212 FAX 03-3508-3212)
    紀の川事務所(TEL 0736-78-1610 FAX 0736-78-1611)
委員  首藤 信彦 すとう のぶひこ 民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7135 FAX 03-3508-3435)
    横浜事務所(TEL 045-273-4997 FAX 045-273-4998)
委員  早川 久美子 はやかわ くみこ 民主
    議員事務所(TEL 03-3508-7479 FAX 03-3508-3359)
    立石事務所(TEL 03-3693-2434 FAX 03-3693-2435)
委員  三浦 のぼる みうら のぼる 民主(国会事務所不明)
    山口事務所(TEL 0836-37-1851 FAX 0836-37-1856)
委員  秋葉 賢也 あきば けんや 自民
    議員事務所(TEL 03-3508-7392 FAX 03-3508-3632)
    仙台事務所(TEL 022-375-4477 FAX 022-375-0057)
委員  小野寺 五典 おのでら いつのり 自民
    議員事務所(TEL 03-3508‐7432 FAX 03-3508-3912)
    宮城県第六選挙区支部事務所(TEL 0220-22-6354 FAX 0220-22-6454)
委員  金田 勝年 かねだ かつとし 自民
    議員事務所(TEL 03-3508-7053 FAX 03-3508-8815)
    秋田事務所(TEL 018-865-0080 FAX 0018 864 7736)
委員  後藤田 正純 ごとうだ まさずみ 自民
    議員事務所(TEL 03-3508-7315 FAX 03-3508-3315)
    徳島事務所(TEL 088-664-8555 FAX 088-664-3623)
委員  高村 正彦 こうむら まさひこ 自民(
    議員事務所(TEL 03-3581-5111 FAX 03-3502-5044)
    山口(TEL 083-924-5050 FAX 083-924-7866)
委員  渡辺 義彦 わたなべ よしひこ 生活
    議員事務所(TEL 03-3508-7021 FAX 03-3508-3821)
    大阪(TEL 06-6944-7777 FAX 06-6944-7778)
委員  赤松 正雄 あかまつ まさお 公明
    議員事務所(TEL 03-3508-7112/FAX 03-3508-3412)
    姫路事務所(TEL 079-296-3925/FAX 079-296-3935)
委員  笠井 亮 かさい あきら 共産
    議員事務所(TEL 03-3508-7439 FAX 03-3508-3919)
    日本共産党衆院比例東京事務所(TEL 03-5304-5639 FAX 03-3320-3374)
委員  服部 良一 はっとり りょういち 社民
    議員事務所(03-3508-7056 FAX 03-3508-3856)
    近畿事務所(TEL 06-6855-0090 FAX 06-6855-0099)
委員  浅野 貴博 あさの たかひろ 大地
    議員事務所(TEL 03-3508-7115 FAX 03-3502-5036)

理事  菊田 真紀子 きくた まきこ 民主
理事  長安 豊 ながやす たかし 民主
理事  村越 祐民 むらこし ひろたみ 民主
理事  山尾 志桜里 やまお しおり 民主
委員  東 祥三 あずま しょうぞう 生活
委員  市村 浩一郎 いちむら こういちろう 民主
委員  小川 淳也 おがわ じゅんや 民主
委員  山口 壯 やまぐち つよし 民主
委員  中野 譲 なかの じょう 民主
委員  浜本 宏 はまもと ひろし 民主

この強行採決を受けて、今日午前10:00から緊急のACTAに対する国会正門前で抗議デモがあります。


また、明日の8月30日にもACTA抗議デモがあります。
主催者:http://anti-acta.alternwcs.org/?p=391
場所 :首相官邸前(国会記者会館前)
日時 :8月30日
時間 :18:00~20:00まで
備考

対韓国問題(サンフランシスコ講和条約会議の詳細公表すべき

2012-08-26 19:17:45 | 政治・経済
日本は在日にのっとられています。小泉、管、野田は韓国人です。今年は在日が猛攻撃するメルクマールです!



nebadaブログより転載



対韓国問題(サンフランシスコ講和条約会議の詳細公表すべき)
竹島の領有権問題につき、サンフランシスコ講和条約会議の際に、韓国が竹島及び対馬の領有権につき、条約会議国に韓国領とするように要求し却下されていると一部で伝えられていますが、今こそ、この時の条約会議の詳細につき、明らかにするべきだと言えます。

日本(外交史料館)や米国(国会図書館等)に保存されている資料を公開し、韓国が当時、どさくさにまぎれてどのような要求をしていたのか、世界に向けて公開し、韓国の要求が不当であるという「事実」を明らかにするべきだと言えます。

また、上記の通り、当時韓国は、対馬も韓国領土として奪おうとしていたことが明らかであり、今、韓国は対馬の土地を買い集め、日本人を追放し、事実上韓国人島を作ろうとしています。

日本人は竹島・尖閣諸島と騒いでいる間に、韓国は対馬を韓国領にしようとたくらんでおり、そのような国と果たして日本が国交を結ぶべきものかどうか、韓国人が日本で自由に働き、ビジネスが出来ることが妥当かどうか、本来なら国会で徹底的に議論するべきだと言えます。

日本を敵対する以上、韓国は日本からの経済的利益はないと考えるのが当然であり、日本は即刻、韓国との国交を断絶するための議論をはじめるべきだと言えます。

国と国との喧嘩は最後には戦争になりますが、主権を失ってもよいのかどうかが今問われており、ここで日本が玉虫色の決着をつければ、韓国・中国・ロシアは本格的に日本侵略を開始します。

今は「ジャブ」的な攻撃ですが、「日本は言うだけで何も出来ない」となれば、一気呵成に攻めてきます。

日本に喧嘩を売った以上、どれだけの返り血を浴びるか、韓国人に知らしめるべきであり、そうなれば必ず
韓国国内で大統領追放という動きが出てきます。

更に進んで数兆円もの経済的損害となるのであれば、竹島は返すという動きにもなるかも知れません。

韓国は表社会と裏社会がはっきりしており、日本との関係では裏社会が幅を利かせているとも言われており、この裏社会の利権(日本利権)が消えるとなれば、裏社会は黙っていません。
『そのような利権を危うくするような大統領・政権は必要ない。引きずりおろせ』となる可能性もあるのです。

あらゆる可能性を追及しながら、相手(韓国)の不当でかつ非礼な態度に対して、徹底的に反撃するという態度が必要です。

まずはサンフランシスコ講和条約時になにが行っていたのか、はっきりさせるべきだと言えます。

国境離島:「竹島」「尖閣」だけではない 実効支配、有名無実 長崎・五島市の視察に同行

2012-08-18 13:51:02 | 政治・経済
国境離島:「竹島」「尖閣」だけではない 実効支配、有名無実 長崎・五島市の視察に同行
毎日新聞 2012年08月12日 西部朝刊

 ◇男女群島は無人灯台、鳥島は何もない絶海の孤島
 竹島や尖閣諸島などでクローズアップされている国境離島。東シナ海に浮かび、九州最西端に位置する長崎県の無人島、男女群島と鳥島もその一つだ。特に鳥島には実効支配を示す構造物がなく、周辺を操業する日本漁船も少ない。男女群島、鳥島を通じ、管理・監視が困難な国境離島の現状が垣間見えた。【椿山公】

 男女群島、鳥島はほとんどが国有地。島を抱える長崎県五島市が、国境離島の役割と現状を再認識するツアーを企画したため同行した。市議、公募市民ら参加者53人は7月28日、五島列島・福江島の福江港から南西約80キロの男女群島・女島(めしま)に向かった。

 船で約3時間、眼前に島が現れた。港はなく、瀬渡しでコンクリートブロックで造られた粗末な船着き場に上陸。見学した灯台は06年に無人化され、長崎海上保安部が管理と気象観測を続ける。灯台近くには中国語と韓国語で「ここは日本の領土。許可なく上陸すれば、日本の法律により逮捕する」と記した看板が設置されていた。

引っ越し間に合わない可能性 4月発足前に

2012-02-05 16:00:00 | 政治・経済
<原子力規制庁>引っ越し間に合わない可能性 4月発足前により転載
毎日新聞 1月26日(木)13時8分配信

原子力規制庁が入居先を探している東京・霞が関周辺の候補地

 4月に環境省の外局として新設される原子力規制庁(仮称)の入居先が決まらず、発足時に引っ越しが間に合わない可能性が出てきた。原発の安全規制強化のために発足するだけに、早々に腰がすわらないと「やる気があるのか」との批判も出てきそうだ。【藤野基文、江口一】

 「場所選びにこんなに苦労するとは思わなかった」。原子力規制庁設置まで2カ月あまりとなる中、環境省幹部はため息をつく。同庁新設は、組織名さえ25日になって「原子力安全庁」から変更されるドタバタぶり。場所選びがうまくいかない主な理由は、他省庁の“冷淡さ”と、霞が関周辺の賃料の高さだ。4月1日には、原子力安全規制を担ってきた経済産業省原子力安全・保安院がある同省別館で新組織をスタートさせ、引っ越しは初夏以降になる可能性が濃厚だ。

 規制庁は、東京電力福島第1原発事故の教訓から、原発推進の経産省から原子力安全・保安院を分離し、内閣府の原子力安全委員会と統合させて発足する。文部科学省が持つ放射線モニタリングの司令塔機能を移管。核テロ対策なども所管する。総勢500人規模になる見通し。新たに危機管理センター(ERC)や「原子力安全調査会」も設けるため、最低でも6000平方メートル以上が必要という。

 環境省は入居先の条件に、有事に首相官邸へ徒歩で駆けつけられる▽耐震基準を満たす▽エレベーターが止まっても上がれる低層階にある▽セキュリティーがしっかりしている--などを挙げる。

 現在の環境省本省は、東京都千代田区霞が関の合同庁舎5号館23~26階と19階にあり、低層階には庁舎管理権を持つ“大家”の厚生労働省が入っている。環境省は一体感を出すため、まずは5号館の低層階を空けてもらえないかと厚労省に持ちかけた。だが大家のプライドからか「絶対にだめ」と断られたという。

 保安院が入っている経産省別館(11階建て)も検討したが、原発を推進してきた資源エネルギー庁も同居しているため「『看板を掛け替えただけ』と批判される」と断念。あくまで「仮屋」の候補という位置付けだ。

 「ならば玉突きで」と他省庁の建物も物色したが、「なぜ無関係の我々が動かされるのか」とことごとく反発された。

 では、民間ビルを借りるのはどうか。霞が関周辺はただでさえオフィス賃料が高い。09年の発足当初、官邸そばの民間ビルに入った消費者庁は年8億円の賃料の高さが批判を浴び、一部を縮小した。それでも4247平方メートルのフロアの賃料は年間5億4517万2000円に上る。「財政難の今、とても国民の理解は得られない」と環境省幹部。原発に反対するデモ隊を心配するビルオーナーもいる。

 引っ越し作業も大変だ。原発の安全性を監視する立場なのに、電話などの通信機器やコンピューターが「引っ越し中だから数日間、使えません、というのは絶対に通用しない」(環境省幹部)ためだ。短期間ながら規制庁業務をする場所が2カ所必要になる。

 発足に間に合わない可能性が高まる中、汐留エリアなど、霞が関に近接する地域も候補に広げる。いざとなれば自転車で移動できる、というわけだ。最終的には公募の手続きをとり、同庁設置に関連する国会での法案審議をにらみながら、「より安くていい物件を探す努力を最後まで続ける」(同)方針だ。

韓国で「北朝鮮の軽水炉爆発」のうわさ 株価一時急落

2012-01-11 16:00:00 | 政治・経済
韓国で「北朝鮮の軽水炉爆発」のうわさ 株価一時急落より転載

 韓国で6日、「北朝鮮の軽水炉が爆発した」とのうわさがネットを通して証券関係者らの間で広まり、株価が一時急落した。韓国政府は火消しに追われ、金融監督院は「意図的に虚偽情報を流して株価を操作した疑いがある」とし、警察に捜査を公式に依頼した。

 市場関係者などによると、同日午後、「北朝鮮の軽水炉が爆発し、高濃度の放射性物質が漏れた」などとするうわさが急速に広まった。韓国証券取引所の総合株価指数(KOSPI)は一時、取引開始時の始値(1867ポイント)より約43ポイント急落。「事実無根」(統一省)などの政府見解が伝わると、市場は落ち着きを取り戻した。

 韓国のネット上では北朝鮮をめぐる様々なうわさが流れており、金融当局が警戒を強めていた。北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)で「軽水炉」と自称する施設を建設している。(ソウル=中野晃)
asahi.com2012年1月6日20時9分

アメリカ経済学ノート

2011-07-08 14:00:00 | 政治・経済
アメリカの債務破綻は税金対策?
(一部引用)
財産飛ばしといえば、慈善団体への寄付というのもそうで、アメリカという国の支配者達は、慈善団体への寄付を通じて政治的な影響力を保つシステムを創り上げてきたわけです。

ロックフェラー家の関東大震災の時の寄付とかも、日本支配のための道具になってますし、米軍極東中央病院は、国立がんセンターになったりしているわけです。


なぜ、がん研究なのか?というと、広島・長崎での原爆による人体実験の追跡調査という目的があったからですね。

ですから、国立がんセンターに行くと、重症の患者は断られ、軽症な患者が様々な治療を施されてきたということのようです。

地下鉄サリン事件、よど号事件と国立がんセンター、厚生労働省を繋ぐものも参考に


ちなみに、広島・長崎での原爆の責任を追求したり、東京大空襲の背後関係についての詳しいテレビで番組作った筑紫哲也氏は、癌で亡くなりましたね。


で、ベネズエラのチャベス大統領ですけど、癌だそうです。

正確な表現をする有名な人は、次々と癌に罹っている。
これが、現実です。

チャベス大統領は、「ハイチの地震が、アメリカが資源を奪うために人工地震によって引き起こされた。」と言ってきた人です。

チャベス大統領は、自国の資源を国有化し、友好的な国に対し、1バレルあたり15ドルで売ってきたそうです。


ちなみに、南アフリカのネルソン・マンデラ大統領は、2008年まで、アメリカのテロリスト指定を受けていました。


アメリカのテロとの闘いの中には、黒人解放運動の指導者、ネルソン・マンデラ氏も含まれていたのです。


テロとの闘いって何でしょう??


松本復興相暴言辞任の真相

2011-07-07 15:00:00 | 政治・経済
松本復興相暴言辞任の真相
(一部引用)
松本大臣はカメラもストップさせたが、テレビ局がそれを無視して問題場面を放映した。

松本大臣はカメラをストップさせず、わざと暴言を流させた。

 マスコミの習性を考えると、官庁の意向を無視して報道するとは考えられません。ましてや大臣の制止を振り切って放映したら、もう出入り禁止になるでしょう。そうなったら報道に支障を来します。暴言の場面は、国営放送であるNHKでも映されていますから、放映には暗黙の了解があったと思われます。そうすると、の線は消えてということになります。

 政界では、松本龍氏による「自爆説」が囁かれていますが、これが真相に近いのではないでしょうか。松本氏は、常々「民主党も自民党も公明党も嫌いだ」と述べていましたし、辞任後のインタビューでも同様の発言をしています。閣僚として早い段階で菅総理の早期退陣を求め、今回復興担当大臣への就任を総理から要請された際も、二度断わっています。

 早く辞めるべきだと公言したのに、その当の本人から復興担当大臣就任を懇請されたのですから、異様です。この役職には罠が仕掛けられていると見るのが普通でしょう。松本氏はそれに気づきながら引き受け、やっぱりやっていられないと判断してわざと粗暴な振る舞いをしたのではないでしょうか?

 松本大臣は、知事に対して挑発するように人差し指を立てたり、腕組みをしたりしていましたが、いくら本人が粗暴でも大臣なのですから、衆人環視の前でそのようなことをするのは計算の上だったとしか思えません。

 松本氏は、無能な政治家ではありません。昨年10月に名古屋で開催された国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10 )で議長を務め、利害の対立する国家間の議論をまとめたので評判を上げています。復興には産廃業者に対する働きかけが不可欠ですが、解放同盟の副委員長を務めた松本氏は、この点適任とされていました。(松本氏は、解放の父と呼ばれた松本治一郎の養孫で、血筋の上からは治一郎の大甥に当ります)

 問題は、何が復興の妨げになっているのかという点です。東北地方の復興の利権を握っているのは小沢一郎氏ですから、ここで利害がバッティングした可能性があります。松本氏は福岡の出身なので、西日本の産廃業者などが進出してくることに対する警戒感が地元にはあるのかも知れません。ここにヤクザ組織も関わってきますから、話は中々複雑です。

 菅総理は、松本氏の後任に仙谷官房副長官を据えようとしましたが、本人に断わられました。ヤクザ相手の弁護士風情には到底務まる役職ではありません。さすがにその点は本人も解っているようです。

 結局、後任として平野達男内閣府副大臣(復興担当)が昇格しました。一見地味な感じの人ですが、岩手県出身で農林水産省の官僚をしていたこともあります。小沢氏とも関係が深いので、復興に力を発揮できるのではないかと期待されています。

 気になるのは、平野氏が菅総理から「あと1ヶ月から1ヶ月半の勝負だからよろしく頼む」と言われていることです。これは何を意味するのでしょうか? 菅総理は「脱原発」の賛否を問う解散総選挙に打って出るのでないかと囁かれていますが、それを原爆の日に合わせて行うつもりなのでしょうか? 

松本復興相言動から透けて見える日本衰退の理由

2011-07-06 14:00:00 | 政治・経済
2011年7月 5日 (火)
松本復興相言動から透けて見える日本衰退の理由より全文引用

松本龍復興担当相の岩手や宮城での振る舞いが話題を呼んでいる。

 政治家の器の小ささが際立つ今日この頃だが、日本が衰退する理由を端的に表す事例に思える。
 
日本が衰退している理由が三つあると思う。
 
 第一は、日本の進路を示すべき立場にある者が、「公」ではなく「私」に基軸を置くようになったことである。
 
 明治維新が成立して、新しい時代が開かれた。しかし、維新の志士の心の基軸が「公」から「私」に転じていった。
 
 西郷南洲翁遺訓に
「命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る者ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」
とある。
 
 維新が成立し、維新の志士が要職に就くようになると、志士が志士ではなくなり、私士に変節していった。
 
 司馬遼太郎は『翔ぶが如く』に次のように記述する。
 
「官というのはすなわち盗賊であるということが、この当時天下一般の士族や農民の心象に、濃淡の差こそあれ、広がりつつある印象であった。
 
 たれよりも西郷がこのことには敏感であったし、とくに、革命を幸いとして成りあがった下級士族が、官にあって、「家屋を飾り、衣服を文(かざ)り、美妾を抱へ、蓄財を謀」っているという現実に対して、「そのようでは維新の功業がとげられぬばかりか、戊辰の善戦も私利を営んだことになる」(『南洲遺訓』)と、心を暗くしているのである。」
 
 明治維新が実現したのちの「清と濁」の戦い、「公と私」の戦いが、明治六年政変であった。「清」は「濁」の前に敗れ去った。
 
 大久保は薩摩に属しながら、長州の「濁」を守る存在として行動し、「清」の巨星であった江藤新平や西郷隆盛を抹殺したのである。
 
 この明治六年政変以来、官による私利の追求が、日本の支配者の底流を流れ続けてきた。それが、、いまや日本を覆い尽くすように蔓延している。

人類を滅亡させかねない深刻な核事故が発生したにもかかわらず、原発推進に一斉に足並みを揃える利権複合体の存在は、この国の中枢が、私利だけを追求する悪徳集団と化していることを象徴的に示している。
 
 公務員は本来、国民に対する奉仕者である。自分のためではなく、国民のために行動する存在、国民のために全力を尽くすのが、一般公務員および特別職公務員である国会議員の役割だ。
 
 ところが、多くの政治家の頭に、この発想は存在しない。司馬遼太郎が「革命を幸いとして成りあがった下級士族」と表現した存在は、松下政経塾出身の政治家のイメージに重なる。菅直人政権の執行部を見る限り、政権交代が本来目指した方向など、完全に忘れ去られたかのようである。
 
 第二は、官や政治家が、自分たちを「お上」だと勘違いしていることだ。戦後憲法においては、日本の主権者は官僚でも政治家でもない。一般国民こそ主権者なのだ。
 
 官僚も政治家も、国民のために尽くす存在、国民に対する奉仕者である。
 
 震災、原発事故で、多くの同胞が巨大な苦しみを受けている。このようなときに、政府が迅速に行動し、被災地や被災者のために全力をあげて行動することは、主権者国民の意思に基づいて決定されたことであり、その決定に基づいて、国民に対する奉仕者である官僚や政治家は、まさにこまねずみのように働かねばならぬ存在なのだ。
 
 ソファにふんぞり返って、上から、「やってやる」などと語る姿勢は、それだけで行政官失格の行動だ。

第三の問題は、このような事態を主権者である国民が放置、あるいは容認してしまっていることだ。本来は、主権者は国民であり、官僚も政治家も、主権者国民の御用聞きに過ぎないことを、名実ともに、体現してゆかねばならない。
 
 政治家や官僚が黒塗りの公用車を使い回し、国民の税金である官房機密費を高級外食費に充当するなど、言語道断の振る舞いなのだ。彼らの公務には燃費の優れた軽自動車を使うべきだし、税金を高級飲食に充当するなど、公金横領行為である。
 
 主権者国民が、自ら「下々」に成り下がってはならない。政治家や官僚を、決して崇めたりしてはならないのだ。さすがに、本音で崇める者はいないだろうが、振る舞いにおいても、そのような筋違いの行動を取ることが政治家の勘違いを増長させる。
 
 清廉潔白で民のために尽くす、本来の政治家が存在するなら、放っておいても民の側が尊敬するようになる。
 
 私は日本に顕著な「お上意識」および「下々意識」を、「お上と民の精神構造」と表現した。同時に、この構造が定着したのが江戸時代であると考え、これを「1600年体制」と表現している。
 
 主権者である国民の側が意識を変革し、決定権を持つ。国家の主は自分たち国民であるということについて、強い自覚を持つ必要がある。
 
 だからと言って、政治家や官僚に命令口調で話をするのでは、松本龍氏と同レベルに成り下がってしまうから、相互に尊重し合う関係を構築することが大切だ。しかし、意識のなかでは、常に、大衆である国民が、すべての決定権を持つことを正しく認識していなければならない。

宮城県の村井知事は、復興会議などで提案が示された、漁業への企業の参入などを、主権者国民に対して、上から押し付ける姿勢でこれを推進しようとしているが、主権者が地元の漁業関係者であるという基本を忘れるべきでない。
 
 知事こそ、草の根主権者の声を尊重しなければならないのに、村井知事の言動は、主権者国民の声よりも、利権を求めて中央の官僚機構が提示する火事場泥棒的施策に、あまりにも従順でありすぎるように見える。
 
 この意味では、松本復興相だけではなく、村井知事も批判にさらされる必要がある。
 
 日本の衰退は、
 
①社会のリーダーの地位を担わねばならぬ人々の大半が公を忘れ私的利益の追求だけに疾走していること、
 
②主権者国民のために奉仕しなければならない公務員が、自らを「お上」と勘違いして、国民に奉仕する姿勢を失っていること、
 
③主権者国民が社会契約によって国家の中核を担わせている人々の勘違いと怠慢を、主権者国民が放置、あるいは容認してしまっていること、
 
によってもたらされていると考える。
 
 松本龍復興相の行動は、こうした日本衰退の原因を図らずもくっきりと浮かび上がらせている。
 
 このような復興相を直ちに罷免し、国民全体の意識改革を実現しなければならない。

政治学ノート

2011-07-06 13:00:00 | 政治・経済
新ベンチャー革命2011年7月3日 No.396

米戦争屋ジャパンハンドラー・ロバート・ゼーリック世銀総裁は、中川蔵相に日本政府による米国債100兆円購入を強く迫っていたのですが、中川氏はそれを敢然と蹴ったのです。怒ったゼーリックが中川氏に陥穽工作を仕掛けたのは、ネットではすでに公知の事実です(注2)。

 2009年10月、中川氏の不審死の訃報(注3)に接して、SK氏が大変嘆き、深い哀悼の意を表したのを今でも憶えています。それに対して、極め付きの悪徳ペンタゴン日本人(単に日本語をしゃべる人という意味)・元読売テレビ・アナウンサーだった人物がテレビで、亡き中川氏を誹謗中傷したのは今でも、怒りに震えます、ほんとうに許せません!

 ところで、当時の米戦争屋が秘かに日本政府に100兆円を無心していたという秘密を暴露したのが、誰あろう、今、話題の浜田和幸・復興担当政務官その人です(注2)。

 その米戦争屋に敢然とNOを突き付けたのが国士・中川氏でした、命と引き換えに・・・。

(中略)
2009年2月、中川氏は米戦争屋および悪徳ペンタゴン官僚による陥穽工作に嵌って無念にも失脚しました(注2)。そして、その6月、イタリアにて米国債13兆円密輸事件が発生しました(注4)。

 この特殊米国債は日本政府が保有していた古い米国連邦政府5億ドル札(国家間取引に使用された特殊な高額ドル札)であり、密輸容疑者は、日本の財務省官僚(幹部ではない)でした。

 本ブログ(注5)の推論によれば、この巨額米国債密輸事件と中川氏が2009年2月、ストロスカーン氏のIMFに拠出した10兆円は関連していると読んでいます。

 上記、日本政府のもっていた古い米国債13兆円相当を10兆円で欧州寡頭勢力系のスイス金融機関が引き受けるという密約の下に、その交換条件として、中川氏は麻生総理(当時)と相談の上、IMFに10兆円融資するのを決めたのではないでしょうか。その密約に従って、財務省官僚が2009年6月、イタリア経由でスイスに米国債現物を持ち込もうとしたということです。

 ところで、2009年2月、ローマG7出席の際、中川氏(当時財務大臣)は政府専用機を使わず、わざわざ、4000万円も出して民間機をチャーターしたことが話題となっていましたが、13兆円相当の日本政府保有の古い米国債の現物は、このとき、日本からイタリアに運ばれたのではないでしょうか。そして6月まで、ローマのどこかに保管されていたということです。逮捕された日本人財務省官僚二人は2月にローマ入りしていたと思われ、スイスへ持ち込むチャンスを窺っていたと推測されます。

 しかし、彼らはイタリアからスイスへ入る国境で無念にも逮捕されていますが、事前に、米国CIAからイタリア警察に、その情報が通報されたために捕まったのです。

 本ブログの憶測では、日本の財務省内部に密通者がいて、米国CIAに通報されたということです。
(以下略)


偽金塊

2011-07-05 10:00:00 | 政治・経済
 知り合いのジュエリーデザイナーが「浅草で中国人から買った金の延べ棒が偽物だった」と教えてくれたのですが、国家間でも金の延べ棒が取引されていてそのほとんどが偽物だったという事件がありました。これからも『見せ金』として偽金塊が活躍することは頻繁に起こるような気がしますが…

フォートノックスの謎:米国産の偽の金塊を受け取ったと中国が主張

アメリカのフォートノックスに保管されている100万本以上になる金の延べ棒の多くが偽物ということが
ありうるだろうか? その通りのようだ、ということが2009年10月に分かった。それは主流メディアによって、抑え込まれたが、大金を扱うブローカーや金融業者の間ではその話が広まっている。今や一般大衆にも知られ始めている。

 金(ゴールド)は、恒常的に国家間で負債の支払いや貿易均衡の保持のために取引されている。金はまた通貨の下落に対するヘッジ用にしばしば使用されている。金は定期的に取引され、ロンドン金市場協会(LBMA)として知られるロンドンにある特別な機関による厳しい監視下にある貯蔵所に貯蔵されている。 だから、偽の金の延べ棒のニュースに多くの専門家がびっくりしているのだ。
 2009年10月、中国は1本400オンスの6000本の金の延べ棒の大きな積荷を受け取った、という。受け取った時、中国政府は金の延べ棒の重さと純度を保証するためのテストを行うよう要請した。そのテストで、4つの小さな穴が延べ棒に開けられ金属が分析された。担当高官らは、この延べ棒が偽物であることにショックを受けた。これらの延べ棒の核はタングステンで、外側のコーティングされた部分のみが金だったのだ。更に、これらの金の延べ棒は、通し番号が
ふってあり、出所はアメリカで、何年もフォートノックスに保管されていたものだと報じられた。

 金の専門家のテオ・グレイによれば、金と同じかそれ以上の価格になる2つの例外を除けば、金のように密度の高い金属は殆ど存在しない、と言う。London good delivery barとして知られる銀行間でやり取りされる本位金の延べ棒は、400オンス(33ポンド以上)の重さがある。同じサイズの鋼鉄の重さは13.5ポンドしかない。
 これが、エチオピアが2008年の初めに、偽の金で南アフリカの銀行に数百万ドルを支払った時の問題だった。金の延べ棒とされた物が金メッキされた鋼鉄と判明したのだ。南アフリカは直ちにそれを発見し、その積荷を返却した。明らかにこのいかさまを最小の調査で発見したのだ。

 金の重量に匹敵する最初の例外は、劣化ウラン(DU)である。もし政府が扱おうとすれば、この金属はまことに安いが、個人で手に入れようとすると困難なものだ。それはまた放射性物質だから扱いが難しい。

 この劣化ウランがアメリカで硬い標的を貫通する砲弾用兵器の構成部分として広く使用される前は、タングステンが同じ用途で用いられた。
 しかしタングステンは金に比べれば安い、おそらく1ポンド30$くらいだ。それに比べて、現在金の価格は1オンス1200ドルほどする。タングステンは小数点以下3桁まで金と同じ密度を持っている。
 従って、偽物かどうか調べるために穴を開けねばならないのだ。唯一の違いは、色だ。それにタングステンは金に比べはるかに硬い。純金は柔らかく、指の爪で曲げられる。

 最初、金の専門家らは、偽の金の延べ棒は中国が出所ではないのかと疑った。中国は世界最大の
偽物製造業者だからだ。しかしながら、中国政府は調査をし、アメリカ合衆国を明確に指摘した声明を出した。

 中国のクレームは、クリントン政権(ロバート・ルービン、アラン・グリーンスパン、ローレンス・サマーズ)の期間中に、130万から140万の400オンスのタングステンがアメリカの精錬所で製造された、と言うものだ。その重量は、1万6000トンになる。中国によれば、その内の64万本が金のめっきを施され、フォートノックスへ出荷され、そこでずっと保管されていたという。
 中国は、残りのこの400オンスのタングステンもゆくゆくは金のめっきを施され、国際市場で売られるようになる、
と主張している。

 金の世界市場は、文字通り、「塩漬けの400オンスの延べ棒で埋まっている」と匿名の専門家は述べ、
「世界の市場を破壊するに十分だ」と語った。

● 今、世界中が、ソブリンリスクで騒いでいる中、以前から、こんな話が出ている。
しかし真偽は、どうでも良く、これは本当の金だと言えば、通用するのだろう。
要は、最後は紙切れの紙幣は信用できない、だから金を信じるしかない。 
2500年の信用は伊達ではないのだ。
そして、この噂が今年中の米国デフォルトの裏づけになるのだろうか?

ニセ米ドルとニセ金塊が物語るマーケットの未来
(一部抜粋)

注目を集める商品(コモディティー)の価格動向
金(ゴールド)、原油、そして穀物。商品(コモディティー)価格の動向に注目が集まっている。特に金は一時、1オンスあたり1,000ドルを超え、原油は1バレル=111ドルを超えるなど高騰を見せたが、その後大きく下げる荒い動きとなっている。

原油と金にはいくつかの共通点がみられる。第一に、中東における地政学リスクの増大が価格の押し上げ要因になってきたということ。世界最大級の産油地域である中東が火ダルマになることがあれば、原油供給は大いに滞り、その結果、世界経済全体が火ダルマになる。そのことが見えているから人々は原油を買い、またいざという時に備え、「有事の金(ゴールド)」を買っているのだ、といわれてきた。

また、米ドルの価値下落も忘れられない。米国経済の不振を背景とした米ドルの下落が続く中で、米ドル建ての取引決済が基本である原油の価格は続騰した。米ドルの価値が下がれば、名目上の価格(米ドル建て)は上昇するに決まっている。その一方で、米ドルが価値を失った先のことを考えて、より普遍的に人々が欲しがる(であろう)金(ゴールド)への需要が高まってもいる、ともいわれてきた。

これらの説明は確かにもっともらしい。しかし、果たしてそこに落とし穴は無いのだろうか?世界中の至るところで引く手あまたのように見えた金(ゴールド)。そんな金をめぐって、暗雲を漂わせるかのようなニュースが舞い込んできた。エチオピアでニセ金塊が見つかったというのだ。

エチオピアで発見されたニセ金塊
エチオピアは、いわゆる「アフリカの角」と呼ばれる地域にある国だ。そのエチオピアの中央銀行が外貨決済用に備蓄していた金塊を南アフリカに持ち込んだところ、何と「ニセ金塊」であることが明らかになったのだという(3月13日付英国BBC報道)。

既に数百万ドルの被害が生じているが、事態はそれだけにはとどまらないようだ。エチオピア中央銀行に備蓄されている金塊全部をチェックしなければならない上、そもそもこのニセ金塊がどこから来たのかが分からず、場合によっては周辺各国にまで影響が及ぶ恐れが出てきているのだという。これは一大事だ。

ニセ金塊といっても、そうそう簡単に作れる代物ではない。今回のニセ金塊はかなりハイレベルなものであり、それ自体が希少金属として高価格なタングステンに、かなり分厚い金メッキが施されているものである。これは素人の手によるものではない。明らかに、かなりのプロによる仕業としか考えられないのである。