大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

10月の美術館巡り(後半)

2009-10-31 13:00:00 | 美術
過ごしやすい秋の季節に、美術館巡りはとても気持ちいい知的な遊びだと思う。INAXギャラリーの七宝展は日本人の精神性の至高さを思い知らされた。またポーラ美術館アネックスは銀座の貴重なオアシスの役割をはたし、安息の時間を過ごせる場所。国立新美術館の光展は最終的に七回も訪れる機会をもて、ラッキーだった。松本陽子さんの絵画作品について少しずつ自分なりに思い付いたことや印象をまとめてみたいと考えている。

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資生堂ギャラリー
「ツァオ・フェイ Live in RMB City」

ポーラ ミュージアム アネックス
オープン企画 「美術を変えた9人の画家展」

INAXギャラリー1(東京)
「七宝 -色と細密の世界-」 4回

国立西洋美術館
「「古代ローマ帝国の遺産展」

大丸ミュージアム
「古代カルタゴとローマ展」 2回

国立新美術館
光 松本陽子/野口里佳 7回
THE ハプスブルク 2回

TOMOHARU ITO 展覧会のご案内

2009-10-30 11:40:00 | 美術

= TOMOHARU ITO 展覧会のご案内 =


TOMOHARU ITOさんの絵画には夢と希望の多彩なシンボルが絵巻物のように繰り広げられていて、視覚と網膜を楽しく刺激してもらえる。取り澄ました絵画を観る楽しさとは少し違っていて、観る人の視点のずれ、視線を上下左右に移動することによってITOさんのアートワールドの遊園地で心弾むような楽しい時間を過ごさせてもらえる。愛と優しさに満ちたITOさんの心はとても純粋。そんな真面目な彼が心を込めて、人生の一コマ一コマと世界の瞬間の出来事を心情描写し、対象化したモチーフには〈アーティストの命〉が発露している。新しいアートの可能性と未来への希望を感じずにはいられない。心の扉を開いて、今から幸せ探しの旅に出発するのもわるくはない。

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2009年11月4日(水)~11月13日(金)
日休 12:00~18:00

東京都中央区銀座5-9-19
晶アート にて


お気に入りの絵画

2009-10-27 13:00:00 | 絵画
最近お気に入りの絵画です。
心和みちょっぴりほっとする不思議な魅力というか、味のある絵画だな、と作家の力量に感心してしまいます。正平さんの人柄がにじみ出ていて精神世界の深部から発せられるメッセージと純粋な表現者の心そのものが画面から伝わってきます。画面を凝視すればするほど全然飽きない絵画だと思います。一言で言うと、愛と優しさを感じる絵画です。幸せな気持ちになりますね。


                    

不生不滅

2009-10-25 11:00:00 | 美術
『須田剋太』

須田 剋太(すだ こくた、1906年5月1日 - 1990年7月14日 )は洋画家。埼玉県生。当初具象画の世界で官展の特選を重ねたが、1949年以降抽象画へと進む。力強い奔放なタッチが特徴。1950年、森田子龍編集の「書の美」に論文を発表する。
以後「墨美」や墨人会同人との交流を通して書に深く傾倒。司馬遼太郎の『街道をゆく』の挿絵を担当、また取材旅行にも同行した。道元禅の世界を愛した。


『不生不滅』

仏語。生じることも滅することもなく、常住不変であること。悟りの境界をいう。常住。



イヴリ―・ギトリス

2009-10-23 14:25:00 | 音楽
キエフ国立フィルハーモニー交響楽団とギトリスのシンホォニック・ステージに出掛けて来ました。87歳のバイオリニストはハイファ生まれ。音にギトリスの色と艶を感じ、80年以上の歳月、バイオリン一筋の人生の重みがひしひしと伝わってきて、深く静かな感動で胸がいっぱいになりました。

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以下「ぴあ」のコンサート情報より

“バイオリンの魔術師”ギトリスが今秋に緊急来日!

現役最高齢のバイオリニスト、イヴリー・ギトリスは、1922年イスラエル生まれの御年87歳。エネスコ、ティボーなど伝説のヴィルトゥオーゾの演奏芸術を継承する数少ない巨匠のひとり。時に歌い、時に語りかける独特の節回し、絶妙の間合いを自在に操る即興性豊かな演奏は、テクニックや音楽性といったものを完全に超越した、まさに至高の音楽だ。
待望の来日公演は、ソロ、コンチェルト、室内楽の3本立て。コンチェルトは、ギトリスの両親の故郷であるウクライナの名門オーケストラとともに、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を披露。誰もが知るバイオリンのマスターピースだからこそ、巨匠の真価が堪能できるはずだ。

◇出演◇
バイオリン:イヴリー・ギトリス
演奏:キエフ国立フィルハーモニー交響楽団
指揮:ニコライ・ジャジューラ

◇オール・チャイコフスキー・プログラム◇
弦楽セレナーデより第1楽章
バイオリン協奏曲 ニ長調 (独奏:イヴリー・ギトリス)
交響曲 第5番 ホ短調



The Market Auctionの下見会に参加して

2009-10-22 17:00:00 | 美術
 少し時間があったので、ふらっとオークションの下見に出かけてきました。関係者とお客様が十数名おり、作品についていろいろ雑談しながら出品作品について、コンディションのチェックをしていました。特に気になる作品は草間弥生と元永定正の制作したものですが、その他の作品で欲しいものは、ほとんど皆無でした。村上某の作品がかなり出品されていましたが、この作家に関しては、私の考えと立場を一言申し上げれば、「無視」の一言で言い切れると思います……まぁいずれ、そう遠からずファッション作家の烙印を押されるだろうと予測します。
 

草間弥生 『残雪』1989年 キャンバスにアクリル    元永定正 『無題』1993年 キャンバスにアクリル

               

谷村新司さん

2009-10-22 13:00:00 | 日記
 最近家の近所に谷村さんが引っ越してきました。時々お姿を拝見しますが、普通のおやじさんぽくって、庶民的な感じがします。華やかな舞台に上がれば素敵な衣装を纏われ、見違えてしまいますけど。
音楽会の重鎮が家から数十秒のところにいらっしゃるなんて、ちょっぴりうれしくなっちゃいました。折りをみて、サインでもしてもらおうと思っています。なんたってミーハーですから!