今日は国立西洋美術館で、開催されている「フランク・ブラングィン展」を観てきました。正直に言うと知人のヴァイオリニストである瀬崎明日香さんが出演されてるレクチャー&コンサートに出席するために美術館に足を運んだと言ったほうが正確かもしれませんけど。エルガーの弦楽四重奏曲 ホ短調op.83を初めて聞いたのですが率直なところ、いろんな解釈ができる曲だな、という印象を受けました。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ奏者全員みな、エルガーのこの曲を知らなかったそうです。当然音楽について門外漢である僕はエルガーについてほとんど知識はありません……
演奏会終了後チェロの奏者である金子鈴太郎さんが「エルガーの弦楽四重奏の曲はテーマがとてもわかりにくいけれども、曲の中に美しい瞬間がちりばめられている」という指摘をされていることに妙に納得しました。音楽を聴くときの基本的な姿勢として作曲家の目指すべき表現と哲学に思いを馳せながら、時代精神や歴史的な背景にも想像力を働かせることはとても大切だな、と演奏を聴きながら思考していました。激動の歴史の中で必然的に生みだされた曲ですね。機会があったらもう一度どこかで聴いてみたいと思います。
ミュージアム・コンサート
「フランク・ブラングィン展」レクチャー&コンサート
■会場
国立西洋美術館 講堂
■出演
弦楽四重奏
第1ヴァイオリン:加藤えりな
第2ヴァイオリン:瀬凬明日香
ヴィオラ:鈴木康浩
チェロ:金子鈴太郎
■講演
国立西洋美術館主任研究員 大屋美那
■曲目
エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調 op.83

瀬崎明日香さん
演奏会終了後チェロの奏者である金子鈴太郎さんが「エルガーの弦楽四重奏の曲はテーマがとてもわかりにくいけれども、曲の中に美しい瞬間がちりばめられている」という指摘をされていることに妙に納得しました。音楽を聴くときの基本的な姿勢として作曲家の目指すべき表現と哲学に思いを馳せながら、時代精神や歴史的な背景にも想像力を働かせることはとても大切だな、と演奏を聴きながら思考していました。激動の歴史の中で必然的に生みだされた曲ですね。機会があったらもう一度どこかで聴いてみたいと思います。
ミュージアム・コンサート
「フランク・ブラングィン展」レクチャー&コンサート
■会場
国立西洋美術館 講堂
■出演
弦楽四重奏
第1ヴァイオリン:加藤えりな
第2ヴァイオリン:瀬凬明日香
ヴィオラ:鈴木康浩
チェロ:金子鈴太郎
■講演
国立西洋美術館主任研究員 大屋美那
■曲目
エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調 op.83

瀬崎明日香さん