大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

政府は東日本大震災の8日前に地震津波があることを知っていました

2015-01-22 23:28:40 | 人工地震

元双葉町町長の井戸川かつたかさん街頭演説で
政府は東日本大震災の8日前に地震津波があることを知っていました
しかしそれを止めたのは、政府と東京電力と東北電力と日本原連が発表を止めてしまったのです
と暴露しました。

これは一大ニュースです!
元双葉町町長の井戸川かつたかさん街頭演説で
政府は東日本大震災の8日前に地震津波があることを知っていました
しかしそれを止めたのは、政府と東京電力と東北電力と日本原連が発表を止めてしまったのです
と今世紀大の暴露!

自分の命も顧みず勇気ある暴露をされました
以下文字起こし
あのー、今日はもう一つ、とんでもないことを喋らせていただきます...

2011年、津波のあった年の3月3日に、地震・津波のあることを日本政府は知ってました。
知ってたんですよ。

8日前に、地震・津波の8日前に知ってました。

しかしそれを止めたのは、政府と東京電力と東北電力と日本原連が発表を止めてしまったのです。
こんなことって許されますか?みなさん。

国民が知らなければならないのに、この電力会社によって、電力会社の都合によって津波・地震情報が止められたんです。

恐らく、死ななくてもいい人がいっぱいいたんじゃないでしょうか。

これは、青森から千葉県まで津波に遭って亡くなられた方のことを思うと、無念で無念でなりません。
もちろん、8日もあれば、東京電力は地震・津波への予防対策もできたんじゃないでしょうか。

それもしないで、津波のせいにして、原発が壊れたのは波のせいにしてしまったことは許せないんですよ。

桜島 人工地震起こしマグマ調査

2014-12-06 10:43:18 | 人工地震
桜島 人工地震起こしマグマ調査
12月5日 11時30分NHK

桜島 人工地震起こしマグマ調査
活発な噴火活動が続く鹿児島市の桜島で、ダイナマイトを爆破させて人工的な地震を起こし、地下のマグマの状態を探る調査が行われました。

この調査は、活発な噴火活動が続く桜島で地下のマグマの状態を調べ、将来起きると想定されている大規模な噴火の予知につなげようと、京都大学や気象庁などの研究グループが6年前から実施していて、4日夜は地下にマグマだまりがあると推定されている桜島の北東部を中心に行われました。
地震の際、揺れが波のように伝わる「地震波」が、地下の構造物の固さによって伝わり方や反射のしかたが変わることから、マグマの位置や量が推定できるということで、4日夜の調査では合わせて14か所の地下にダイナマイトを埋め、次々と爆破させて人工的に地震を起こしました。
また、ダイナマイトを埋めた穴は爆破の衝撃が逃げないよう水で満たされていて、爆破の瞬間、水が勢いよく地上に噴き出しました。
研究グループでは、桜島の地下のマグマの量がちょうど100年前に大正大噴火が起きたときのおよそ90%まで戻っていると見ていて、およそ260台の地震計を設置し、集めたデータを詳しく分析することにしています。
京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は、「桜島では今後10年以内には大規模な噴火が起こりうると考えている。定期的な調査を続けマグマの状態を把握したい」と話していました。

県産果物 インドネシアで販売

2014-08-31 08:30:02 | 人工地震
県産果物 インドネシアで販売NHK
県産果物 インドネシアで販売
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、福島県産の農作物の規制を続ける国もある中、福島県産の桃や梨が、初めてインドネシアに輸出され、29日から現地のスーパーマーケットで販売が始まりました。
インドネシアに輸出されたのは、福島県産の桃と梨、合わせて520キロで、首都ジャカルタにある富裕層向けのスーパーマーケットできょうから販売が始まりました。
売り場では、現地を訪れた福島県や農協の担当者が、切り分けられた桃や梨を来店した人たちにふるまって福島の果物の品質をアピールし、1個あたり日本円で1400円の桃を一度に3個購入する人の姿も見られました。
桃と梨を購入したインドネシア人の女性は、「とても新鮮で、甘くておいしいです。海外でも福島県産の食品を食べたことがあり、品質について心配はしていません」と話していました。
福島県では、桃や梨の主力な輸出先だった香港や台湾で輸入の規制が続く中、経済発展が続くインドネシアで販路を拡大しようと、初めて桃と梨を輸出したもので、原発事故以降、県の農産物が輸出されるのは4か国目です。
福島県県産品振興戦略課の小久保仁子副課長は「福島県産の桃と梨は世界一おいしいと言っても過言ではないと思っているので、多くの国の人々に食べてもらいたい」と話していました。
08月30日 09時15分

「人工降雨」シンポジウム

2014-06-29 14:43:02 | 人工地震
「人工降雨」シンポジウムNHK
「人工降雨」シンポジウム
雨の降り方をコントロールし、各地で相次ぐ豪雨災害の被害防止につなげようという「人工降雨」についてのシンポジウムが、26日、東京で開かれました。
「人工降雨」は、雲に液体炭酸をまいて急速に冷やし、雨を降らせる技術です。
海上で雨が降るようコントロールすることで豪雨災害などの被害防止につなげようという研究が進められています。
26日、東京・港区で開かれたシンポジウムには、専門家などおよそ60人が参加し、防衛大学校の遠峰菊郎教授が、秋田県の沖合で行った実験について説明しました。
実験では、液体炭酸をまいた場所で雲の一部が消えたことが確認できたということですが、大量の雨雲に対し、どの程度、液体炭酸をまけばよいのかについてはデータがほとんどなく、さらに研究を重ねる必要があるということです。
和歌山県では、3年前、60人が死亡、1人が行方不明になった紀伊半島豪雨がありました。
このほかにも、各地で豪雨災害は相次いでいて、遠峰教授は、「この研究を、災害の防止につなげられるよう、一層、努力したい」と話していました。
06月27日 20時14分

人工地震での地質調査を公開

2014-05-20 18:24:08 | 人工地震
人工地震での地質調査を公開NHK
人工地震での地質調査を公開
東京電力が運転再開を目指す柏崎刈羽原子力発電所で、断層の活動状況を調べるため、地震を想定した揺れを人工的に起こし地質の構造を確認する調査が始まりました。
東京電力は柏崎刈羽原発の6号機と7号機の運転再開を目指し原子力規制委員会に安全審査を申請しましたが、原子炉建屋の真下などには23本の断層があり、原子力規制委員会は東京電力に対して追加調査を求めています。
ことしの3月からは敷地の内外で地下の地層を抜き取って調べるボーリング調査が進められていますが、20日からは地震を想定した揺れを人工的に起こし地質の構造を確認する調査が始まりました。
発電所から3キロ余りの刈羽村の地点では「起震車」と呼ばれる機械で地下300メートルの深さに達する揺れを起こし、地表に設置した地震計に伝わる揺れの強さや時間を確認していました。
東京電力は新たな事業計画でことし7月以降、柏崎刈羽原発の運転を順次再開させると仮定して収支の見通しを示していますが、追加調査には最大で半年程度かかるとしていて、調査次第では運転再開の前提となる安全審査が長期に及ぶ可能性があります。
柏崎刈羽原発の嶋田昌義副所長は「詳細なデータを取り浅い部分の地質を確認したい。追加調査が終了する見通しはたっていないが、規制委員会の審査には真摯(しんし)に対応していきたい」と話していました。
05月20日 12時03分

米空母ロナルド・レーガン乗組員が東電福島事故原発1号機の水素爆発が原因で原爆症を発症か?

2014-05-18 19:43:07 | 人工地震




新ベンチャー革命2014年5月18日 No.897

タイトル:米空母ロナルド・レーガン乗組員が東電福島事故原発1号機の水素爆発が原因で原爆症を発症か?:彼らの対日集団訴訟が仇になって、3.11地震津波発生原因の真相がばれるのではないか

1.東日本大震災3.11事件の際、トモダチ作戦に参加した米空母乗組員が原爆症を発症?

 米国マスコミ報道(注1)によれば、3.11事件で極めてグッドタイミングで日本近海にいた米空母ロナルド・レーガン乗組員が原爆症に罹っているようですがほんとうでしょうか。

 この報道によれば、空母レーガンは2011年3月12日、東電福島事故原発1号機が水素爆発したとき、現場からわずか2マイル(3km)の太平洋上にいたそうです。米国サイドの見解では空母レーガン乗組員が原爆症に罹ったのは、1号機建屋爆発時、事故現場近傍にいたからということになっています。

 そして現在、空母乗組員の一部が東電を相手取って、集団被曝訴訟を起こしており、日本政府および東電にとって深刻な問題に発展しつつあります。

 ちなみに、1年前の米マスコミ報道(注2)によれば、レーガン乗組員の一部が確かに原爆症らしき病気に罹っているようです、この報道に間違いがなければ・・・。

ところで、米空母レーガンは通常は日本近海にはいないのですが、3月12日になぜ、東電福島事故原発の沖にいたのでしょうか、そのわけは、2011年3月10日まで、東シナ海で行われる米韓合同軍事演習に参加していたからです(注3)。

2.放射能汚染環境で人間が経験する独特の金属テイストが3.11事件真相解明に重大な意味をもつ

上記の米マスコミ報道(注1)では、3月12日、1号機建屋の水素爆発後、レーガン船上に金属テイストの温かい雲が来たとのこと、そして、船内の海水淡水化装置の飲料水の摂取が禁止されたようです。

 このことは、当時、空母レーガンのいた付近の海水が放射能汚染されていたことを意味します。

 そう言えば、3.11事件後の2011年5月、300km長におよぶ地震震源域の全体から、通常の数百倍の放射能が検出されていますが(注4)、この時期に検出された震源域の放射能はほんとうに東電福島事故原発由来なのでしょうか。

 当時、レーガンの船上で生じた金属テイストは、広島に原爆投下したときやスリーマイル原発事故のとき生じた金属テイストと同じだそうです。また、上記報道(注1)は、戦後すぐに頻繁に行われた南太平洋サンゴ礁での米国の海底核実験で60年間も人の住めなくなった現実を引き会いに出して、1号機爆発は核爆発だったとみなしているようです。しかしながら、日本政府は、1号機爆発を水素爆発と断定していますので、3月12日に1号機は核爆発を起こしてはいません。実際、1号機の建屋爆発を観る限り、あれはまさしく水素爆発でした。爆轟といわれる3号機爆発は小規模の核爆発だった可能性はありますが・・・。

今後、レーガン乗組員の対日訴訟が日本のマスコミで騒がれるようなになると、1号機爆発における日米での認識の食い違いや矛盾が脚光を浴びるはずです。

 ちなみに、本ブログでもレーガン乗組員の被曝訴訟問題をすでに取り上げていますが(注5)、上記報道から見えてきたのは、レーガン乗組員の対日被曝訴訟の進展次第では、1号機水素爆発に関するレーガン乗組員の認識間違いが仇になって、3.11事件の真相の一端がポロっと表面化する可能性があります。いずれにしても、悪事は早くばれて欲しいと願って止みません。

3.米空母レーガンのトモダチ作戦は宮城県の津波被害者の救援活動だったはず

 空母レーガンを含む米海軍艦隊が3.11事件発生後、東日本で救援活動を行ったのは確かですが、筆者の記憶では、宮城県中心に、津波被害者の救援を行っていたと記憶しています(注6)。

 本ブログの見方では、トモダチ作戦に参加した米軍兵士は多少、被曝したかもしれませんが、それは、宮城県民が浴びた放射能レベルです。だから、宮城県での救援活動にて、訴訟起こすほど深刻な、被曝症状がでているとは到底信じられません!

 ちなみに、上記の米マスコミ報道(注1)によれば、3月12日の1号機爆発後、レーガンは事故原発から100マイル(160km)離れたそうです。そして、宮城県でのトモダチ作戦は3月13日から4月4日まで行われたようですが(注6)、3月14日の3号機爆発時には、レーガンは事故現場から100マイル(160km)も離れたところにいたはずですから、被曝乗組員は3号機爆発の放射能を至近距離から浴びてはいません。しかも、彼らはトモダチ作戦展開期間に東電福島事故原発の現場に立ち入ってはいません。

4.米空母レーガン乗組員の原爆症の原因は東電福島事故原発1号機の爆発由来ではないのではないか

 上記のような3.11事件前後の米空母レーガンの動きを知ると、2014年4月時点で報道されたレーガン乗組員の原爆症の原因は東電島事故原発1号機の爆発ではないのではないかと疑われます。

 さて、本ブログでは、3.11事件における東北地方太平洋沖地震は人工的なトリガーによって誘発された自然地震、もしくは人工地震ではないかと疑っています。

 その根拠は、京大の川辺助教による、3.11大地震メカニズムの解明にあります(注7)。

 3.11地震津波は5回の連続爆発によって誘起されていることがすでに判明しています。

 本ブログの見方、それはズバリ、この5回の連続爆発は海底核爆発だったのではないかと疑われます。

 もしそうなら、米空母レーガン乗組員の原爆症の原因は、この5回連続爆発による核爆発なのではないかと疑われます。3月12日に、東電福島事故原発の近海に現れたレーガンは、3月11日には、5回連続爆発の起きた震源域のどこかにいた可能性が疑われます。それなら、乗組員が原爆症に罹るのはうなずけます。いずれにしても、1号機水素爆発で原爆症に罹るというのはまったく通用しない言いがかりです。

双葉郡 診療所を県に要望

2014-05-15 09:05:12 | 人工地震
双葉郡 診療所を県に要望NHK
双葉郡 診療所を県に要望
東京電力福島第一原発周辺の双葉郡の8つの町と村は、県立の仮設の診療所を楢葉町に設置するよう、14日に佐藤知事に要望し、佐藤知事は協力を約束しました。
双葉郡の8つの町村は、住民の帰還を進めるとともに、福島第一原発の廃炉作業や除染作業にあたる人たちの救急医療に必要だとして、県立の仮設の診療所を楢葉町に整備することを求めています。
14日は、町長たちが佐藤知事を訪問し、▼診療所を早く設置することや、▼医師や看護師の派遣など、県に積極的に対応してもらうことなどを求める要望書を手渡しました。
これに対して佐藤知事は「双葉郡の復興のため、医療機関の整備はきわめて大事で、県が全力で協力したい。県内では医療関係者が不足しているが、浜通り地方は特に厳しいので、人材の確保にもしっかり対応する」と述べ、前向きな姿勢を示しました。
県では、診療所を整備するための予算の規模などについて、今後、検討することにしています。
双葉郡の町村はこのほか、救急搬送のために、ヘリコプターが離着陸できる施設を診療所に整備することなども求めていくということです。
双葉郡の町村長でつくる団体の会長を務める、大熊町の渡辺利綱町長は「医療機関の整備は不可欠で、県の積極的な対応を求めたい」と話していました。
05月14日 21時11分

福島支援“猫の手”農援隊募集

2014-05-11 15:17:30 | 人工地震
福島支援“猫の手”農援隊募集NHK
原発事故による土壌汚染や風評被害に苦しむ福島の有機農家を支援しようと、県内の有機農家などが、福島で農作業を手伝う活動に参加する人を募集しています。
県内の有機農家を中心とした「日本有機農業研究会」が行う、この活動は「“猫の手”農援隊」と名づけられました。
このグループは、これまでにも首都圏の有機農家などが福島県二本松市の有機農家の畑を訪れて、草むしりなどの農作業や周辺の林の除染作業などを手伝ってきました。
グループは、今月24日と25日にも現地を訪れて、田植えや夏野菜の作付けなどを手伝う予定で、広く参加者を募集しています。
農作業の経験がない人でも、農家の人に教わりながら活動に参加できるということです。
日本有機農業研究会の担当者は「福島の農家を物理的に支援しながら、過酷な環境のもとでがんばっている農家の人たちの心に寄り添っていきたい」と話しています。
この活動の問い合わせは、日本有機農業研究会の電話番号03・3818・3078で、ホームページからメールでも問い合わせできるということです。
アドレスはinfo@joaa.net。
05月10日 09時26分

ステルス日本攻撃ノート

2014-05-07 00:27:42 | 人工地震
超高層マンション スカイヲーカー

2014年05月06日07:36

天皇は京都に戻り、東京は破壊されることになる。

「5日朝早く、伊豆大島近海の地下深くを震源とする地震があり、東京の都心で震度5弱の強い揺れを観測し、関東の広い範囲で震度4の揺れを観測しました。
東京23区で震度5弱以上の揺れを観測したのは、東日本大震災が発生した3年前の平成23年3月以来です。」

「お付きの侍従を、通常の地方訪問の2人から4人に増員。うち2人は剣と璽をそれぞれ担当し、剣璽を持ち運ぶ。名古屋駅から伊勢神宮に近い宇治山田駅(伊勢市)に向かう近鉄特急「しまかぜ」では、両陛下の隣の車両を剣璽専用にして安置。両陛下が車で移動する際も、専用車で車列とともに運ばれるという。」



 現在、米国は核弾道ミサイルを約8000発保有しているらしいが、一体全体、実際には使用できない核兵器を大量に保有しなければならない理由とは、一体何なのかが私にはわからなかった。しかし、最近になって、その理由がわかってきたように思う。

 米国の推進してきた大量消費社会は、米国に巣食う国際金融資本を養うために必要なものであった。資本主義社会は、市場主義を原則にして、すべてのコストを最終消費者に引き受けさせることで成立しているものだ。その役割を米国は担い、日本もそのシステムに相乗りすることで、戦後の経済成長が実現することができた。

 しかし、消費は限界がある。消費市場が飽和化すると、いくら刺激策をとろうが、消費性向が期待通りの方向を示さなくなる。つまり、カネの総量が市場に十分に存在していても、金融機能が低下していたり、富の極端な偏在が起こり、市場原理で解決できなくなるのだ。こうなると、政府が出動し、市場介入して公共事業などを積極的に展開し、有効需要を創出することで、市場の需給バランスをとる必要があるのだ。

 従来、日本では、その政府による有効需要創出政策の定番は、田中角栄時代に盛んに行った「列島改造論」を主軸とする全国土木工事だった。日本の場合、世界的に見て特殊な点として、資源の輸出以外の工業加工物資を世界中に売却して得たドルを、実質世界一保有しているところだろう。政府単独のドル保有ないし実効支配額は中国政府の方が多いのかもしれないが、日系企業の支配するドル支配シェアを考えれば、実質日本がダントツの世界一だ。結果、日本は世界一の債権者国家ということ。

 日本の国家としての借金は世界でもチャンピオン級だが、米国との違いは、すべて日本国民の財産で賄えるところにある。だから、本質的に日本の国や自治体の借金額が増大したからといって、日本国債のウリとはならない。利回り的に、世界一低い国債は日本国債であって、それはすべて日本円の信用力に直結するのであって、すなわち、日本円の信用力は世界一だということだ。但し、現況、世界と日本との経済的乖離は進んでおり、日本のドル独占化はますます進行している状態なのだと思われる。実は、それが世界の経済問題なのだ。

 この経済的アンバランスをいかに解消すべきなのか。

 結局のところ、日米間、あるいは、日本と日本以外の世界との間で何らかの形で解消しなければならなくなる。その方法とすれば、例えば、日本が米国を飲み込むということだろう。つまり、日本人が主導して、今後の世界秩序をつくってゆくということだ。しかし、従来の欧米白人種主導の世界秩序に慣れきった状態では、従来からの利権保有者層から相当の反発が予想できる。つまり、最終的に世界中の経済が行き詰まり、その経済格差が解消できない状態になってしまうと、結局、戦争によって破壊させるしかなくなってしまうのだ。

 つまり、実際に使いもできない大量の核兵器を米国が保有する理由は、やはり、大量に使用するためだったということだろう。それは、偶然を装って、あるいは、ドサクサに紛れて、投下することで大爆発させ大量破壊する方法もあるんだろうが、現在、もっとも賢いやり方として実行しようとしているのが、自然を装った「大地震」「大津波」なのだと思う。

 ブッシュ時代は、テロを装った自作自演のテロ戦争を思い立ったが、オバマ時代で模索されるのは、戦争行為なき大破壊なんだろう。つまり、経済面で、経済成長を前提としない「ゼロサム」を目標とする経済運営、世界的に経済を不況を継続させ、世界経済の規模を縮小させるプログラムを展開する。つまり、それに必要なのは、あくまで自然を装った世界的な大量破壊なんだろう。

 自然を装い、大量保有する核エネルギーを利用し、地殻や気候を変動させる。この手法によって、世界規模の世界戦争による破壊規模と同等な世界破壊を実現するというワケだ。

 日本を一番効率よく破壊する方法は、従来より集中政策を展開してきた東京一極化の極端にすすんだ都市部を破壊してしまうことだ。東京の経済成長の源泉となる東京電力破壊作戦は、福島第一原発破壊により、その目的は達成しつつある。次いで、東京のインフラを一気に木っ端微塵にしてしまうことなんだろう。

 大量破壊作戦を実行するにあたって、他国が戦争行為によって爆撃したということにすれば、あとあと遺恨が残る。それなら、自然が破壊したということにすれば、大衆感情も穏便になる。

 つまり、従来より極度な集中政策をとった東京で、今後とてつもない規模の「自然災害」が発生するということだ。突如、得たい不明の自然発生した巨大地震が首都圏を襲う。瞬時にインフラは停止し、大量の人間が大量破壊の被災地に残され、とんでもない規模の災害になってしまうんだろう。

 当然、一連の作戦は用意周到に実行されるのであって、天皇の事前なる行幸は不可欠だ。
天皇在位の象徴であり本体そのものである、いわゆる三種の神器の移動は当然のこと。
すべて、計画線上にあるということだ。

世界的に4月11日が狙われていた

2014-04-13 09:43:11 | 人工地震
世界的に4月11日が狙われていた遠隔霊視と宇宙のネットワークブログ
2014/4/12(土) 午後 0:13第一章 異次元への旅その他超常現象

皆さんこんにちは。ここ数日のMIMICを見ていると、イルミナティ残党の方々の執拗な抵抗ぶりが手に

取るように見えてきて、本当に面白いというかリアルというか・・・ マレーシア航空機の失踪や小保方

さんバッシングの異常な騒動ぶりは、衆目を逸らしているうちに何かやってるなとは思っていましたが、

どうやらそうだったようです。4月7日~9日にかけての世界的電磁波フェスティバルで、裏のシナリオ

がおおよそ読めました。



まず、忘れもしない2011年3月11日東日本大震災前後の、アラスカHAARP(今はもう停止していて

見られません)の電磁波チャートをごらんください。これは同年3月16日に、私がこのYahoo!ブログに

掲げたものですが、当時皆さんは、毎日が恐怖との戦いで、日本が潰れるのではないか?と不安の

真っ只中におられたことと思います。3月11日に先立つ3月2日に非常に強い電磁波発信が見られ

ます。この時には、まだ地震の正式名称が決まっておらず、「東北関東大震災」となっていますね。

記事> http://blogs.yahoo.co.jp/rocket_bus_company/archive/2011/3/16



さて、メディアが衆目を逸らしている間に起きた目立つイベントといえば、4月2日午前8時46分の

チリ沖M8.2の巨大地震。あれは間違いなく日本狙いでしょう。太平洋の反対側から津波を起こそうと

した。南海トラフ地震も、東海地震も首都圏直下型も起こせないので、まあ、苦肉の策だと思います。

そして、7日~9日にかけて世界中で電磁波フェスティバルをやった。その最終日が9日です。日本も

三陸沖と沖縄から四国沖にかけて円弧形の電磁波攻撃を行った。人工地震目的ですね。これは私も

体感しました。それに先立つ全国的なケム激撒布もそのため、ということですね。



という風にパズルをつないでいくと、やはり人工地震が今回のSTAP騒動の裏側にあり、突如として

地震攻撃するための陽動作戦であったと読めるわけです。狙われていたのは、チリ沖地震から9日

後の4月11日。それも日本だけではなくて、世界中で電磁波発信やっていますからね。ちなみに、

ハーモニーによる電磁波中和作業は、最新のMIMICの画像でわかるように、間髪をいれずに実施

されています。が、それでもまだ抵抗するコリないイルミナティ残党の皆さま・・・でも宇宙の仲間たち

も決してあきらめず、丁寧に対応しているのが感動を覚えます。何もないこの平穏無事な青空の向こ

うで、正確に作業している存在がある。ありがたいの一言しかありません。毎日の暮らしはお忙しい

こととは思いますが、出来れば皆さんも彼らの活動に思いを馳せ、感謝の気持ちを伝えましょう。



私も、恋チュン踊ったり、アホなことをやっていますが、チェックすべき点は必ず毎日見ております。

東日本大震災から丸3年、チームロケットも今月で3周年です。3年経過する間には、いろんな事が

ありましたし、私も人間ですから、途中で気持ちが折れそうになって、酒のんで「もうや~めた!」と

言いたくなったことも何回かありました。でもそのたびに思い出したのは、3月11日のあの津波の

映像とお亡くなりになられた方々の気持ちです。あんなことはもう二度とごめんだ、チームロケットに

現在在籍しておられる方々も、既に退会された方々も、そしてこのブログの読者の皆さんも、よもや

あの大惨事を忘れられたわけではないと思います。喉元過ぎれば熱さを忘れるにならないように、

日々大事なポイントはチェックします。来月から4年目、皆さま改めてどうぞよろしくお願いします。

新潟県長岡市などで震度4の地震

2014-04-08 05:43:30 | 人工地震
新潟県長岡市などで震度4の地震


新潟県長岡市などで震度4の地震発生
2014年4月8日05時07分頃、新潟県長岡市などで震度4の地震が発生しました。
>>各地の震度はgoo天気・地震情報へ
(goo天気) 2014年04月08日 05時07分
アメリカの掘削船が昨年の夏日本海で穴掘りし爆弾を仕込んだ海域が震源地ですか?

巨大地震を想定し避難訓練

2014-01-18 08:21:00 | 人工地震
巨大地震を想定し避難訓練NHK

阪神・淡路大震災から19年がたった17日、南海トラフの巨大地震で最大15メートルの津波が想定されている印南町では、小学生が巨大地震を想定した避難訓練を行いました。
訓練は、早朝、授業が始まる前の時間帯に地震が起き、津波も押し寄せてくるという想定で行われ、町立印南小学校の子どもたち200人余りが参加しました。
地震の発生を知らせる校内放送が流れると、子どもたちは救命胴衣を身につけて机の下にもぐりました。
3分後、地震の揺れが収まったという想定で、子どもたちはあらかじめ指定された避難路へと移動しました。
子どもたちはすばやく避難し、およそ5分で海抜30メートルほどの高台に移動しました。
その後、校長が阪神・淡路大震災では家屋の倒壊や火災などで多くの人が亡くなったことを説明しました。
6年生の男子児童は「もし本当に地震がきたら1秒でも早く上まで上りたい」と話していました。
印南小学校の平尾潔司校長は、
「当時を知らない子どもにも災害について学んでもらい、防災意識を高めてもらいたい」と話していました。
01月17日 19時13分
紀伊半島沖で掘削船ちきょうが核爆弾を仕込んだんじゃないですか?要警戒でしょう。妄想だと笑われてもいいけど。

千葉県東方沖の地震活動活発に

2014-01-11 08:52:30 | 人工地震
千葉県東方沖の地震活動活発にNHK

今月小規模な地震が相次いでいる千葉県の沖合周辺で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる地殻変動が起きていることが国土地理院などの観測でわかりました。過去にはスロースリップに伴って震度4前後の揺れの地震が起きていることから、気象庁は念のため、注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、今月に入って千葉県東方沖周辺では小規模な地震が相次ぎ、2日と7日には千葉県で震度3の揺れを観測しました。
国土地理院と防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置しているGPSや傾斜計の観測点で今月2日ごろから、地盤が通常とは逆の南東にわずかにずれ動く変化が捉えられているということです。
この付近は陸側のプレートの下に海側からフィリピン海プレートが沈み込んでいてこれらのプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる地殻変動が起きているということです。ずれ動いた量は5日間で最大およそ6センチと推定されています。スロースリップが起きると周辺で地震活動が活発になることが知られていて、▽7年前の平成19年8月には千葉県で最大で震度5弱の揺れの地震が発生したほか、▽平成23年11月には、スロースリップがおさまっておよそ1か月後に千葉県で最大で震度4の揺れの地震が発生しました。
気象庁は、「スロースリップが起きると数か月間、地震活動が活発になることがあり、念のため注意してほしい」と話しています。
01月10日 16時02分
米軍による核爆弾が作動ですか?掘削船ちきゅうの穴掘り成功?

海底下掘削3千M超で世界記録

2014-01-08 08:12:15 | 人工地震
海底下掘削3千M超で世界記録NHK

巨大地震のメカニズムの解明に向け新宮市の沖合で海底の掘削を続けている探査船「ちきゅう」が海底の科学掘削としては世界記録となる3058メートルに達しました。
独立行政法人海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」は海底から5200メートル下にある巨大地震を引き起こすとされている震源域の地層の採取を目指して和歌山県新宮市の沖合およそ75キロの海域で掘削作業を進めています。
これまでの海底の科学掘削の世界記録は平成24年9月に同じ「ちきゅう」が青森県八戸市の沖合およそ80キロの海域で海底を掘削した際の2466メートルでした。ちきゅうは南海トラフ周辺の巨大地震を引き起こすとされる「震源域」にむかって掘削を続けており、1月1日に掘削した深さが海底下3058メートルに達し世界記録を更新しました。海洋研究開発機構によりますと現在「ちきゅう」は掘削した穴を広げる作業に入っているということで1月20日までにさらに掘削を続けることにしています。
01月06日 18時42分
日本を墓穴へ放り込む工作船!

人間が起こした地震ノート

2013-12-23 15:59:51 | 人工地震
人間が起こした地震
人間でも地震の引き金を引けるときがあるのです


 阪神淡路大震災(1995年)のときに間一髪で被害を免れた評論家の小田実氏は、当時造られつつあった明石海峡大橋の工事が天に唾する行為で、それが兵庫県南部地震を起こしたに違いない、と書いた。地震直後の行政の対応や、かねてからの神戸周辺の開発行政に怒り心頭に発していたのであろう。

 また作家の野坂昭如氏も別の文章を残している。それには、戦前の大水害や第二次世界大戦での空襲の大被害からの戦後の復興がめざましかったばかりではなく、その後の市街地開発や山を削って海を埋め立てる国土改造の先兵だった神戸を兵庫県南部地震が襲ったこと、しかも季節が冬で、新幹線が通る寸前の明け方だったことに神の存在を確信する、と書いてある。

 もちろん、エネルギー的には、神ならぬ人間が大地震を起こせるわけではない。大地震のエネルギーは大きな発電所の何百年分もの発電量に相当するくらいだから、おいそれと人間が作り出せるエネルギーではないからである。

 しかし、人間は間接的には地震を起こせないことはない。つまり、地震が起きそうなだけ地下にエネルギーがたまっているときには、人為的な行為が地震の引き金を引くことは出来るのだ。

 米国コロラド州のデンバー市のすぐ北東で深い井戸を掘って、放射性の汚染水を捨てたことがある。米空軍が持つロッキー山脈兵器工場という軍需工場の廃液であった。それまでは地表にある貯水池に貯めて自然蒸発させていた。厄介ものの汚染水を処分するには自然蒸発よりはずっといい思いつきだと思って始めたのに違いない。井戸の深さは3670メートルもあった。大量の汚染水を捨てるために、圧力をかけて廃水を押し込み始めた。

 この廃液処理を始めたのは1962年3月のことだ。3月中に約16,000トンもの廃水が注入された。

 四月になって間もなく、意外なことが起きた。もともと1882年以来80年間も地震がまったくなかった場所なのに、地震が起きはじめたのだった。

 多くはマグニチュード4以下の小さな地震だったが、中にはマグニチュード5を超える結構な大きさの地震まで起きた。マグニチュード5といえば、松代での群発地震の最大の地震に近い大きさだ。もともと地震活動がごく低いところだから、生まれてから地震などは感じたこともない住民がびっくりするような地震であった。人々はこの工場での水の注入が地震を起こしていることに気づき、ちょっとした騒ぎになった。

 そこで、1963年9月いっぱいで、いったん廃棄を止めてみた。すると、10月からは地震は急減したのである。

 しかし、廃液処理という背に腹は替えられない。ちょうど1年後の1964年9月に注入を再開したところ、おさまっていた地震が、突然再発したのである。

 そればかりではなかった。水の注入量を増やせば地震が増え、減らせば地震が減ったのだ。1965年の4月から9月までは注入量を増やし、最高では月に3万トンといままでの最高に達したが、地震の数も月に約90回と、いままででいちばん多くなった。水を注入することと、地震が起きることが密接に関係していることは確かだった。

 量だけではなく、注入する圧力とも関係があった。圧力は、時期によって自然に落下させたときから最高70気圧の水圧をかけて圧入するなど、いろいろな圧力をかけたが、圧力をかければかけるほど、地震の数が増えた。

 このまま注入を続ければ、被害を生むような大きな地震がやがて起きないとも限らない。このため地元の住民が騒ぎ出し、この廃液処理計画は1965年9月にストップせざるを得なかった。せっかくの厄介者の処理の名案も潰えてしまったのであった。

 地震はどうなっただろう。11月のはじめには、地震はなくなってしまったのであった。

 こうして、合計で60万トンという廃水を注入した「人造地震の実験」は終わった。誰が見ても、水を注入したことと、地震の発生の因果関係は明かであった。

 地震の総数は約700、うち有感地震は75回起きた。震源は井戸から半径10キロの範囲に広がり、震源の深さは10キロから20キロに及んだ。これは井戸の深さよりも数倍も深い。これは井戸からまわりに水がしみ込んでいったためだろうと考えられている。

 もうひとつ同じような例がある。このときには、軍需工場での廃液処理の前例があったために、地震との関連をくわしく見るために、計画的に水の注入と汲み上げが行われた。井戸のまわりには多数の地震計が置かれて、地震を監視することになった。場所は同じコロラド州だが、西部にあるレンジリーというところで、実験に使った井戸は、使わなくなった油田の井戸だった。

 この油田で石油の深い井戸に水を注入したところ、やはり地震が起きた。じつは水の注入は原油の産油量を増やすためによく行われることだ。このときも、水を注入したときには地震の数は月に十数回になり、最大の地震のマグニチュードは四を超えた。また、水を汲み上げたときには、明らかに地震は減った。また、水を注入する圧力がある閾の値を超えると、地震が特に増えるようであった。

 では、水を人工的に地下に注入したときに、地下ではなにが起きていたのだろうか。十分正確にわかっているわけではないが、岩の中でひずみがたまっていって地震が起きそうな状態になったとき、水や液体は岩と岩の間の摩擦を小さくして滑りやすくする、つまり地震を起こしやすくする働きをするらしい。いわば、地震の引き金を引いてしまったのだ。

 つまり、人間が地下に圧入した水や液体が、岩盤の割れ目を伝わって井戸の底よりも深いところにまで達して、その先で地震の引き金を引いたのに違いないと考えられている。

 日本でも例がある。前に話した長野県の松代町では、群発地震が終わったあと、1800メートルの深い井戸を掘って、群発地震とはなんであったのかを研究しようとした。その井戸で各種の地球物理学的な計測をしたときに、水を注入してみたことがある。

 このときも、水を入れたことによって小さな地震が起きたことが確認されている。しかもこのときは、米国の例よりもずっと弱い14気圧という水圧だったのに、地震が起きた。

 このほか、意図して水を地下に注入したわけではないが、ダムを作ったために地震が起きたり、あるいは地震が増えたことが世界各地のダムで確認されている。

 米国のネバダ州とアリゾナ州にまたがるフーバーダムは高さ221メートルもある大きなダムだが、1935年に貯水を始めた翌年から地震が増え、1940年にはこのへんでは過去最大になったマグニチュード5の地震が起きた。地震の震源は地下8キロにあった。もちろんダムの底よりはずっと深い深さだ。しかし、これはダムを作ったために起きた地震だと考えられている。

 また、アフリカのローデシアとザンビア(ジンバブエ)の国境にダムを作って1958年からカリバ湖に貯水を始めた。高さが128メートルあるダムで、世界最大の人造湖が出来た。ダム建設前から近くで小さな地震が起きているところではあったが、貯水が始まってから満水になった1963年までに地震が急増し、2000回以上の局地的な地震が起きた。満水になった年には、マグニチュード5.8の地震が起きて被害が出た。松代群発地震での最大の地震よりは大きな地震だ。

 このほかギリシャのクレマスタ・ダムは1965年の貯水開始後に地震が起き始め、4ヶ月後には地震が急増、七ヶ月後にはマグニチュード6の地震が起きて、やはり被害が出た。
 また、旧ソ連のタジキスタンに作られた317メートルの高さがある巨大なヌレクダムでは、完成前に貯水を始めたとたんに近くの地震が増え始め、その後も小さな地震が起き続けている。このダムは世界で最も高いアースフィルダムである。

 そのほか、高さ105メートルの中国広東省にある新豊江ダムでも1959年にダムの貯水が始まったあと地震が増え、1962年にマグニチュード6.1の地震が起きた。この地震では幸いダムは壊れなかったものの、ダムの補強が必要になったほどの被害があった。この地震後も小さな地震は活発に起きていて、地震後10年で地震の数は25万回にも達した。中国ではこのほかのダムでも地震が起きており、いま作られている巨大ダム、三峡ダムでも地震の発生を心配している地震学者も多い。

 これらのダムでの地震は、幸いなことに、大きな被害は生まなかった。しかし、じつはダムを作ったために起きた地震が大きな被害を生んだこともあるのだ。

 1967年にインド西部でマグニチュード6.3の地震が起きた。177人、一説には200人が犠牲になったほか、2300余人が負傷した。この地震は近くにコイナダムという高さ103メートルのダムを造ったことによって引き起こされたものだというのが地震学者の定説になっている。

 ダムで貯水が始まったのは1962年だったが、それ以後、それまでは地震がほとんどなかったところなのに、小さな地震が起き始めた。これらの地震はせいぜいマグニチュード四クラスだったが、ダムとそのすぐ近くの25キロメートル四方の限られた場所だけに起きた。ダムの周囲はもともと地震活動がごく低いところで、100キロメートルで地震が起きているのはここだけだったから、目立った。震源の深さは6キロから8キロメートルだったが、ダムの高さは103メートルだから、ダムの底よりはずっと深いところで地震が起きていたことになる。

 そして貯水が始まってから5年目の1967年になって、まず9月にマグニチュード5を超える地震が2回起き、ついに12月にマグニチュード6.3の地震が起きて大きな被害を生んでしまったのであった。

 その後もマグニチュード5を超える地震が数回起きているが、いずれも、ダムの水位が1週間あたり12メートル以上と急激に上がったときに起きた。

 なお、ここでは貯水開始以来ずっと地震の観測が続けられていて、雨が降ると小さな地震が増えるという関係も見られていた。雨が降ると貯水量が増え、それが地震を増やすのだろうと思われている。

 雨といえば、大西洋のまん中にあるアゾレス諸島では、雨が降ると地震が起きる。

アゾレス諸島はポルトガル領の島で、島民は漁業や農業で暮らしている。日本とは地球の反対側だが、日本との縁は浅くない。この島に上がったマグロの多くは遠く日本まで運ばれる。いちばん高く買ってくれるのは日本だからである。

 アゾレス諸島は7つの島からなるが、そのどれもが火山島で、島にある山頂上に登ると、足下に深い火口がぽっかり口を開けていて足がすくむ。ここでは雨が降ると約2日後に、被害は起こさないが人間が感じる程度の地震が起きる。つまり火山のカルデラに雨がしみこんで、その地下水が地震を起こすのである。

 ところで、ダムが起こした地震には限らないが、地震でダムそのものが壊れて大きな被害を出したことは、幸い、いままでのところはない。しかし、1971年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスのすぐ北の郊外にあるサンフェルナンドでサンフェルナンド地震が起きたときには、ひやっとする事件が起きた。

 震源から10キロも離れていないところにロアーファンノーマンダムというダムがあった。このダムは地震の30年ほど前に造られたものだったが、地震でダムの内部に大きな地滑りが起きて、ダムがもう少しのところで決壊するところだったのである。

 この地震のマグニチュードは6.5だったが、直下型として起きたために、大都市ロサンゼルスの交通をはじめ、ガスや電話といった都市機能が大幅に麻痺してしまった。ライフライン工学の研究が進められるようになったきっかけになった地震である。死者は65名、うち45名は老朽化した病院の建物が壊れたために犠牲になったものだった。

 この地震のときには、たまたまダムの貯水量が少なかったからよかったものの、ダムの厚さがわずか一メートルを残すところまで崩れて、人々の肝を冷やした。下流の住民約8万人があわてて避難したが、もしあと1メートル崩れてダムが決壊していたら、大惨事になっただろう。

 ダムが地震を起こすのは、ダムに溜められた水が地下にしみこんでいくことと、ダムに溜められた水の重量による影響と、両方が地震を起こすのに関係すると思われている。このため、ダムの高さが高いほどしみ込む水の圧力が高く、また水の重量も大きいだろうから、地震が起きやすいと考えている地震学者は多い。

 廃液の地下投棄やダムのほか、人類の活動が地震を起こした例は世界各地ですでに70ヶ所以上の場所で知られている。

 地球内部の研究をするためや、石油や鉱脈を見つけるために人工地震を起こすことがある。これらの人工地震は火薬を使ったり、圧搾空気を使って起こすのだが、本当の地震を起こすわけではない。

 しかし図らずも人間が起こしてしまったこれら「人造地震」は本物の地震だ。学問的には「誘発地震」という。この誘発地震の原因としては、鉱山、地熱利用、石油掘削、原油や天然ガスの採取、地下核爆発などが知られている。

 いままでに起きた最大の地震のマグニチュードは、ダムの地震では六を超えているが、その他の誘発地震ではもっと小さく、五を超えるものが知られている程度だ。地震の数からいえば、大抵のものは被害を起こさない程度の小さい地震である。

 しかし、これには異説もある。米国カリフォルニアで起きたコアリンガ地震(1983年、マグニチュード6.5)は大油田の下で起きたかなりの地震で、その余震域は油田の広がりとほとんど一致している。原油の汲み出しによって地殻にかかる力が減った分とちょうど同じだけ地震のエネルギーが解放されて地震が起きたという報告もあり、この地震も人造地震ではなかったかと考えている地震学者もいる。

 英国とノルウェーが石油を採掘している北海油田は海底にあり、いまのところ目立った地震は起きていないが、もし大きな地震が起きて原油の流出でも起きたら、大きな環境問題になりかねない。このため、ノルウェー政府は、北海油田の近くで起きるごく小さな地震の監視を始めている。

 しかし、これらの誘発地震については、まだ研究が進んでいない面が多い。たとえばヒマラヤ地方では、高さ200メートルを超えるダムをはじめ、ほかのダムでも地震が起きているようには見えない。どこのどういうダムで地震が起きるのかは、まだほとんどわかっていないのである。

 地震は自然にも起きるものだから、起きた地震がダムのせいであったかどうか、議論が分かれている地震もある。たとえば、1993年にインド南部でマグニチュード6.2の地震が起きて、1万人もの死者と3万人もの負傷者を生んだことがある。約10キロ離れたところに出来たダムからしみこんでいった水が起こした地震ではなかったかと考えている地震学者もいる。

 また、死者29名を生んだ1984年の長野県西部地震(マグニチュード6.8)も3年前から貯水を始めていた近くの牧尾ダムが起こしたダム地震ではなかったかという学説もある。また北美濃地震(マグニチュード7.0。死者8名を生んだ)も1年前に貯水を始めた近くの御母衣(みほろ)ダムとの関連を疑っている学者もいる。しかし、議論の決着はついていない。

 その他、ダムが出来てからすぐには地震が起きず、20年近くもたってから比較的大きな地震が起きたエジプトのアスワンにあるハイダムのような例もある。このダムで貯水が始まったのは1964年で、1978年に178メートルの水位に達したあと、1981年11月にマグニチュード5.6の地震が起きたのだった。貯水開始後17年もたってからである。

 エジプトの3000年以上の歴史の中で、このあたりに地震が起きたことはない。たぶん史上初の地震を起こしてしまったのであろう。いずれにせよ、このエジプトのダムの例のように、水を貯め始めてから、いつ、どのような地震が起きるのか、あるいは起きないのかには、まだ謎が多いのである。

 とくに日本のように、もともと地震活動が盛んなところでは、そもそも起きた地震が「自然に」起きたものか、人工的なものかを見分けることがむつかしい。また、政府や電力会社も、この方面の研究を好まない。それがこの方面の研究が進まない理由になっている。しかし、世界の他の国に起きていて、日本だけ起きないと言う理由はあるまい。

 人間が世界各地で行っている開発や生産活動は、これからも知らないあいだに、地震の引き金を引いてしまうかも知れないのである。

(イラストは『地震学がよくわかる---誰も知らない地球のドラマ』(島村英紀)のために、イラストレーターの奈和浩子さんに描いていただいたものを再録しました)

追記1:

 2004年に起きた新潟中越地震の震央から約20kmしか離れていないところに天然ガス田(南長岡ガス田)があり、地下4,500mのところに高圧の水を注入して岩を破砕していた。

坑井を「刺激」するために、深い井戸を通じて油ガス層に人為的な刺激を与え、坑井近傍の浸透性を改善することにより生産性を高めるために行われているものだ。 地下4,500m付近に分布する浸透性が低い緑色凝灰岩層に対して「水圧破砕法」を使って岩にひび割れを入れ、生産性を8倍も増加することに成功したと言われている。

  新潟中越地震の震源の分布図(東京大学地震研究所)によれば、余震分布の上限は4,000m程度、本震(ここでいう本震は地震断層の「壊れはじめ」で、本震そのものは余震域全体に拡がっていたと地震学では考えられている)の深さは13kmだから、震源に極めて近いところで「作業」をしていたことになる。

 南長岡ガス田は1984年に生産を開始していたが、21世紀になってから 「水圧破砕法」を使い始めていた。

 それだけではない。ここでは、経済産業省の外郭団体である地球環境産業技術研究機構が主体となって、2003年から、新潟県長岡市の地下約1100mに二酸化炭素を圧入する実証実験をやっていた。大量の二酸化炭素を地中に圧入する「実験」が行われていたのである。

 地球温暖化の元凶である二酸化炭素を将来、大量に処理するための実証実験だった。二酸化炭素の回収技術は、肥料生産工場などですで実用化されている。また、地中貯留は、石油掘削技術や、天然ガスの地下貯蔵や石油増進回収(EOR)等で蓄積された技術があり、それを二酸化炭素の圧入・貯留に応用できる、という意味で工学的には実用的な技術として期待されているのだ。

  圧入は2003年7月7日に開始、その年度は20トン/日で、2004年度は40トン/日で圧入した。その後、二酸化炭素供給工場の定期点検・整備や二酸化炭素の供給逼迫期の圧入休止、それに新潟県中越地震による圧入中断(2004.10.23~12.6)はあったものの、2005年1月に実験を完了した。1日に20~40t、約1年半かけて、合計10,405トンもの大量の二酸化炭素を地下深部に圧入したことになる。

 圧入された深さは1100mだが、背斜構造になっている、いちばん上部の場所だから、地層としては、ずっと深いところまで連続している地層である。簡単に言えば、液体を通さない層(キャップロック)が傘のようにある、その頂上部の内側に、圧入したことになる。

また、圧入した地層は、岩相から大きく5つのゾーンに区分されていたが、そのうちの浸透性が最も良好なZone-2(層厚約12m)を圧入する対象として選んでいた。つまり、圧入した二酸化炭素が、もっとも遠くまで行きやすい層を選んでいたわけだ。圧入された二酸化炭素は、「傘」の内側に沿って、下の遠くに運ばれていったに違いない。

 なお、実験が終わったいまは、地上設備も撤去されている。

 この実験期日からいえば、実験開始から1年後に新潟中越地震が発生したことになる。この圧入井戸は震源(壊れはじめの地点)から20kmしか離れておらず、地震学的には、ほとんど震源の拡がりの中にある。

  さて、そうなると冒頭の小田実さんの怒りも「邪推」として退けていいか心配になってくる。阪神淡路大震災の少し前に工事をしていた明石海峡大橋では、主橋脚のひとつを海中で作っていた。海底に穴を開け、岩盤をさらに掘り進んで橋脚の基礎を作っていたはずだからである。 橋脚は兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)を起こした野島断層から決して遠いところではなかった。

【追記の追記】:そして2007年に起きて、柏崎刈羽原発に甚大な被害を引きおこした中越沖地震も、この井戸から、(中越地震とは反対向きに)やはり20kmしか離れていないところに震源があった。

追記2:(島村英紀『地震は妖怪 騙された学者たち』から)

 日本の学会では不思議なことがある。世界的にはこういった「人造地震」の研究が重要とされていて、国際的な地震学会が開かれるときには、この人造地震(英語では誘発地震 induced seismicity という)が特別なセッションになっていることが多いが、日本では研究者がほとんどいないのである。

 科学技術庁の研究所に属するある地震学者がこのテーマで学会発表しようとしたら、事前に内容を役所に見せるように言われたうえ、役人が学会まで発表を見に来たことがある。政府や電力会社のような大企業の意に添わない研究はしにくいのである。

たとえば政府の公式見解はこちら

追記3:四川大地震(2008年)の原因もダム?

 四川大地震(2008年5月、10万人以上が犠牲になったといわれる)が、四川省に作られていた紫坪鋪(ジビンプ)ダムによるものではないか、と中国政府の一部の関係者や科学者が主張し、自然災害だとする人々と対立している(雑誌『Days Japan』 2009年3月号,、9頁)。このダムは震源からわずか5kmのところにあり、最大11億立米の水を蓄えることができるダムだ。

追記4:かつて世界一の高さを誇ったダムは、(地震と)地滑りで大事故を起こし、廃棄されました

 イタリアにあるヴァイオントダム(バイオントダム)はイタリアのヴェネト州ピアーヴェ(Piave)川の支川ヴァイオント(Vajont)川の深い渓谷に作られた、アーチ型のダム。1960年11月に完成した。当時、堤高262mと当時の世界最高だったダムである。

 しかし、このダムでは貯水開始後、ダムに起因すると思われる地震が頻発するようになり、そのために地盤が弱くなっていたのだろう、水深が130mとなった時点で最初の地滑りが発生した。この地滑りで貯水池が二分されてしまった。このため、二つの貯水池を結ぶバイパス水路が作られて、ダムとしての機能を維持した。

 しかし、その後の1963年、記録的な豪雨に見舞われ、9月には貯水量を下げるため放水が行われたが、10月9日夜、ダムの南岸の山が2km以上に渡って地滑りを起こして崩壊してしまった。

 このため、 2.5億立米以上という大量の土砂がダム湖に流れ込み、ダム地点で最大100mを超す津波を引き起こし、5000万立米の水が溢れた。

  この濁流はダムの北岸と下流の村々を押し流し、ダムの工事関係者と下流に住む人2125人が死亡し、594戸の家屋が全壊するという大惨事となった。しかしダム自体は、最上部が津波により損傷した以外はほとんどダメージは無く、現在も水が溜まっていないダムの本体だけが残っている。しかし、ダムとしては放棄されて、水は溜まっていない。

 2008年にユネスコは国際惑星地球年の一環としてバイオントダムの事故を技術者と地質学者の失敗による「世界最悪の人災による悲劇」のワースト5の一つに認定した。

追記5:米国では水圧破砕法で地震が起きたために、2012年に井戸を閉鎖しました(AFPの記事)

米オハイオの連続地震、天然ガス採掘が原因か 2012年01月06日 10:48 発信地:ワシントンD.C./米国

【1月6日 AFP】米オハイオ(Ohio)州で最近起こっている小規模な連続地震の原因は、「水圧破砕法」と呼ばれる天然ガス採掘の方法に原因がある可能性が浮上し、同州では関連が疑われる注入井を一時閉鎖している。
 
大みそかの31日には、最近同州で起きた中で最も大きいマグニチュード(M)4.0の地震が発生した。震源は同州北部のヤングスタウン(Youngstown)近郊で、米エネルギー大手D&Lエナジー(D&L Energy)が採掘している天然ガス井に近い。

この地域は「ユーティカ頁岩層(ユーティカ・シェール、Utica Shale)」と呼ばれる広大なシェール層にあたり、「水圧破砕法(フラッキング)」という方法による天然ガス掘削が大々的に行われている。オハイオ州の石油・ガス産業は多くをこうした開発に頼っている。

水圧破砕法(フラッキング)とは、化学物質を含む液体を高圧注入して岩石を破砕することでシェール層に割れ目を作り、同時に砂などの支持材も注入して割れ目を確保し、そこから層内の原油やガスを取り出す掘削法だ。同州の推定埋蔵量、最大55億バレルの石油と4250億立方メートル相当の天然ガスを採掘する上で鍵となる技術だと考えられている。

オハイオ州では12月24日にM2.7の地震が発生した後、ヤングスタウンにある注入井を密かに一時閉鎖した。しかし31日の地震の後にはさらに、その注入井から半径8キロ以内にある注入井にまで閉鎖範囲を拡大した。

■震源地はいずれも注入井の近く

米コロンビア大学(Columbia University)ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)の地震学者ジョン・アームブラスター(John Armbruster)氏は3日、AFPの取材に「(地震との)関連性は非常にありうると思う」と答えた。「3次元解析の結果、震源は問題の注入井の底から約1キロの辺りだった」という。

同氏のチームは昨年の11回の地震を分析し、地震と注入井が関連している可能性は「非常に高い」と州当局に報告。その結果、当局が注入井の一時閉鎖を決定した。オハイオ石油ガス協会(Ohio Oil and Gas Association)は、地震の発生原因などがはっきりするまで注入井を閉鎖することは正しい決定だと受け止めている。

注入井で使用された液体は地上に戻ってくるが、汚染されているため、別の注入井に廃棄処理される。その排水処理が地震を引き起こしているとの見方もある。同協会のトム・スチュアート(Tom Stewart)副会長によると、同州で操業中の注入井は180か所で、排水量は年間700万バレルに上るが、1980年代の採掘開始以来、問題が生じたことはまれだという。

しかし、こうした採掘を大規模に行った場合の悪影響については、ほとんど知られていない。米国では昨年、アーカンソー(Arkansas)州で大規模な群発地震が発生し、当局は注入井2か所の操業を一時停止させた。2009年にはテキサス(Texas)州フォートワース(Fort Worth)とダラス(Dallas)周辺の注入井とその近辺で発生した地震との関連性を地震学者が突き止めている。

ヤングスタウン注入井の操業開始は2010年12月。その直後の2011年3月から、地震は発生し始めた。これまでにけが人はなく被害も軽微だが、同州周辺で地震が発生した記録はほとんどないため、大きな驚きをもって受け止められている。

そして年末までに発生した地震は11回。震度はM2.1~4.0の範囲で、震源の場所と深さはほぼすべての地震で一致している。(c)AFP/Jim Mannion

【島村英紀による註】 じつは、この水圧破砕法は、地下水が十分にはないところでの地熱開発の有力な方法なのである。自然エネルギー開発の一環としての地熱開発には、この種の問題が潜んでいる可能性がある。

追記7:(古い情報ですが)かつて日本で注水実験は2回行われて、2回とも地震の発生が確認されています。

1)長野県松代(群発地震が起きたあと)の注水実験

  報告では「岩の中に注水すると地震が生じやすくなるという、いくつかの事例を検証するた めにわが国ではじめての試錐が1969年から国民宿舎松代荘ではじまり、1933m掘って(実際の(深 さは1800m)、1970年 1月15日~18日、 1月31日~ 2月13日の 2回にわたり計 2883立方メートルの水を注入した。
 その結果注入地点の 3km北で、 1月25日02時ころから急に地震がふえ、この 1日 で54回に達した。地震活動は注水中続き、注水後徐々におさまった。この地点で の地震活動は注水前は 1日 2回くらいだった。」とあります。

2)(阪神淡路大震災を起こした)野島断層で、「注水実験」
1995年1月に阪神淡路大震災が起き、その後、1997年、2000年の二回にわたって行われました。

追記8:米国では将来のエネルギー資源の掘削として行われている「水圧破砕」で地震が起きています。
(ロイターwebの記事。2012年4月19日)

米内陸部での地震増加、「ほぼ確実に人為的」=USGS
2012年 04月 19日 10:52 JST
[ワシントン 17日 ロイター] 米地質調査所(USGS)の研究者らは、米内陸部にある石油やガスの掘削で利用した廃水を処理する場所の近くで、地震の回数が「飛躍的に」増えたとする報告書をまとめた。

報告書は、アーカンソー州、コロラド州、オクラホマ州、ニューメキシコ州、テキサス州の米内陸部で昨年、マグニチュード(M)3以上の地震が20世紀の平均の6倍に増えたと指摘。

化学処理された水や砂を地下に注入して石油やガスを採掘する「水圧破砕」と地震の増加をはっきりとは関連付けていないが、水圧破砕で出る廃水などが断層をずらす原因になっている可能性を示唆している。

同報告書の内容は、サンディエゴで開催される米地震学学会の会合で詳しく協議されるが、抜粋では「M3以上の地震増加は現在進行中」と指摘。「ここに記述された地震活動率の変化は、ほぼ確実に人為的だが、採掘方法の変化もしくは石油・ガス生産の生産速度にどれぐらい関係しているかはいまだに分からない」としている。

USGSの統計によると、M3以上の地震発生回数は1970─2000年には年間21回(誤差7.6)だったが、2001─2008年には同29回(誤差3.5)となり、2009年には50回、2010年には87回、2011年には134回と飛躍的に増えた。

USGS地震科学センターのアーサー・マッガー氏は、急激な地震の増加について「理由は分からないが、自然現象とは思わない。なぜなら自然では、これほどまでの増加は余震や火山環境でしか見られないからだ」と語っている。

追記9:米国では将来のエネルギー資源として脚光を浴びているシェールガスの採掘でも地震が起きています。
(朝日新聞デジタルの記事。2012年4月26日)

シェールガス採掘、地震誘発? 米中部、M3以上6倍

 米中部で起きるマグニチュード(M)3以上の地震が、10年前に比べ6倍以上に急増していることが米地質調査所(USGS)の調べでわかった。もともと地震があまり起きない地域で、研究チームは、日本でも輸入に向けた動きがあるシェールガスなどの採掘活動などに伴う「人為的な地震」が関係しているとみている。

 米地震学会での発表によると、米大陸中部でM3以上の地震は、1970年から00年までは平均年21回。それが01~08年には平均29回、09年は50回、10年は87回、昨年は134回と6倍以上になっていた。昨年はコロラド州とオクラホマ州でM5を超える観測史上最大級を記録した。

 研究チームは「自然原因とは考えにくい」とし、この地域で増えているシェールガスや石油の採掘との関連を指摘。採掘で出てくる大量の廃水を深井戸から高圧で地下に戻しているため、これが地震を誘発している可能性を挙げた。

 メンフィス大地震研究情報センターのホールトン研究員によると、地下に戻された水が、断層の隙間に入り込んで滑りやすくなり、地震が起きやすくなったと考えられるという。

 30キロ四方に8本の井戸(深さ1~4キロ)が集まるアーカンソー州のシェールガス採掘場を調べたら、それまではほとんどなかったM2.5以上の地震が、井戸の操業が始まった09年に10回、11年には157回に激増した。

追記10:スペインで起きた地震も「人間が起こした」地震でした。
(共同通信の記事。2012年10月22日。東京新聞から)

地下水くみ上げがスペイン地震に 英科学誌、地盤沈下でゆがみ

東京2012年10月22日 朝刊

【ワシントン=共同】昨年五月にスペイン南東部の地方都市ロルカを中心に大きな被害が出たマグニチュード(M)5・1の地震は、長年の地下水くみ上げに伴う地盤沈下が引き起こした可能性が高いとする研究結果を、カナダやスペインのチームが二十二日付の英科学誌に発表した。

 この地震は深さ二~四キロと非常に浅い場所で断層が動いて被害が拡大した。チームはコンピューター解析で、局地的な地盤沈下によって地殻に異常なゆがみが生じていたことを確かめた。

 高圧の水を地中に送り込む新型天然ガス「シェールガス」の採掘や二酸化炭素(CO2)を地中に貯留する手法など、新たな技術にも警鐘を鳴らす内容。チームは「地震が発生しやすい場所で地中に人為的な変化を与えると予想外の影響が出る」と指摘している。

 チームは、ロルカ南方の盆地の下にある帯水層を中心に、地下水位が一九六〇年代から約二百五十メートルも低下したことに着目。南側の地盤が沈下することで年々ゆがみがたまり、北側の地盤が乗り上がる逆断層型の地震が浅い場所で起きたとみられると結論づけた。

 地震は二〇一一年五月十一日に発生。チームによると、建物が倒壊して百人以上の負傷者が出たほか、九人が死亡した。スペインでは一九五六年以来の被害規模とされる。