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お気楽クロスステッチ生活

趣味のクロスステッチのことを中心とした日々のとりとめのない雑記帳です

読書下半期勝手にベスト5

2022-12-30 13:17:17 | 読書

寒いです。
毎年冬になると言っていますが、
本当に冬は嫌いです。

この半年、会社に行くのが苦痛で苦痛で、
いっそ転職?という考えも過りましたが、
この年齢でなんの能力も無いヒトが、
今の給与水準を維持できる仕事を得られるとは到底考えられず、
更に言うと転職先での人間関係が円満である保証など全くないということに思い至り、
給料の半分はガマン料だと思うことにして、踏ん張っています。

生活費を貯めて一日でも早く辞めるという気持ちに変わりはないのですが、
そう思って始めた投資信託も、現在の所は赤字になっています。
投資はコツコツ長くが基本だそうなので、黙って積み立ててますけどね。
遠いな~、退職届を叩きつける日。



今年はステッチにもあまり力が入らず、
特に後半は全く針を持たない日が何日も続きましたが、
今年も残り2日となった今日、突然Prairie Schoolerがステッチしたくなり始めたのがトップの写真です。

束の間の幸せ。
小さいステッチなので、2,3日でできると思います。



こんな感じなのでステッチネタがなく、お見せできる進捗もなし。
というわけではないのですが、読書の下半期勝手にベスト5をやりたいと思います。

と、その前に2022年読書の振り返り。

今年読んだ本は63冊でした。
ほぼ1週間に1冊のペース、自分にとって一番心地よい読書量です。
上半期に引き続き、今まで読みたいと思っていて読んでいなかった本や、
シニアライフ本、終活本が多かったです。
特に上期は今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ、下期は桐野夏生さんにハマっていました。

ではでは下半期勝手にベスト5。

1位:『砂に埋もれる犬』 桐野夏生
2位:『だから荒野』 桐野夏生
3位:『嘘つきジェンガ』 辻村深月
4位:『六人の嘘つきな大学生』 浅倉秋成
5位:『君のクイズ』 小川哲

こんな感じになりました。

1位、2位は桐野夏生さん。
初めて読んだ『路上のX』が面白くて追いました。
『砂に埋もれる犬』は『路上のX』に続き、
当事者の少年視点で現代の社会問題、
ネグレクト、貧困、少年犯罪を描いた作品でした。
手を差し伸べるだけでは解決できない闇の深さ、負の連鎖、
愛され、守られることを知らずに成長した少年の心の闇に、
正直、読み続けるのが辛かったです。

同じく桐野さんの作品、『だから荒野』は何年も前からずっと読みたいと思っていた本。
主人公の主婦、朋美が、あまりにも家族に蔑ろにされていることに腹を立てて始まった逃避劇。
かなり大胆で、あっけらかんとした主人公の思考、行動にあっぱれ!という読後感です。
スピード感が奥田英朗さんに似ていて、奥田さんが好きな方には合うと思います。

3位の『嘘つきジェンガ』は既に不動の人気作家となられた辻村深月さんの本ですが、
私は彼女が結婚してから書かれた家族や社会生活にまつわる小説が好きです。
ファンタジーはもう純粋に楽しめない年頃になってきたんですね~。

4位の浅倉さん、5位の小川さんは初読み作家さん。
特に小川さんの『君のクイズ』は、
今までにない新しい感覚で読むことのできた本として注目しました。

今年はこんな感じとなりました。
来年も引き続き、今野敏さん、桐野夏生さん、そして原田ひ香さんも追いたいな~と思っています。



最後になりましたが、今年も一年、ブログにお越し下さった皆さま、
本当にありがとうございました。
本年のブログは今日で終わりにしようと思います。
どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいませ。

ではでは、また来年。



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Alice in Wonderland ~ 読書上半期勝手にベスト5

2022-07-10 13:45:53 | 読書

1年に50回ぐらいやってくる無気力症候群。
雨の季節に傘のステッチを進めよう!
と思った途端に最短記録で梅雨明けしてしまうという事態に直面し、
ますますやる気がしなくなったのでした。

すっかりやる気を失った傘の代わりに、
何か他のやりかけをと思ったものの何れにも触手が伸びず。
結局新しい、あまり大きくないデザインを始めようと思い、
チャートのプリントと布だけ準備しました。

印刷すると縞状に色抜けが出てしまいました。
今使っているプリンターも10年以上使っているので、
とっくに買い替え時期を過ぎているのでしょう。
今年に入ってから次々に家電が壊れたり寿命を迎えたり。
使い慣れた家電との別れはそれなりに寂しいものです。



今年も一年の半分が過ぎてしまいました。
年初に昨年の読書勝手にベストを復活させたので、
上半期もやろうと思います。

2022年1月から6月に読んだ本はピッタリ30冊でした。
1か月に5冊、1週間に1冊は私の一番心地よいペースです。

今年の最初に読んだ『国宝』が面白くて、面白くて、
幸先宜しい読書生活でしたが、
上半期は新刊よりも、今まで読みたいと思って読んでいなかった本を多く読みました。

そして上半期勝手にベスト5ですが、

1位:『国宝』 吉田修一
2位:『アーモンド』 ソン・ウォンビョン
3位:『果断 隠蔽捜査2』 今野敏
4位:『路上のX』 桐野夏生
5位:『小説8050』 林真理子

こんな感じになりました。

1位は文句なし。久しぶりに読書の面白さを再確認させてくれた本。
今月になってから桜木紫乃さんの『緋の河』を読みましたが、
ちょっと似た匂いを感じます。
こちらも面白かった。

2位の著者、ソン・ウォンビョンさんは韓国の作家さん。
韓国発の本を読むのは初めてです。
生まれつき偏桃体に異常のある主人公が、感情を持たないが故に得た友情の物語。
ラスト、涙ポロっときます。

今野敏さん、桐野夏生さん、追いたいです。
あ、すごい手抜きなコメントですね。(笑

林真理子さんはデビューからずっと読んできた作家さん。
しばらく読んでいなかったのですが、久しぶりに話題になっていたので読みました。
登場する引き籠りの息子を抱える家庭は裕福なので、
引き籠りの原因となった過去のいじめを清算する為に弁護士を雇って裁判をする、、、、
とまあ、ちょっと一般家庭では無理がある設定なのですが、
なんか面白かった。
雑な感想ですね。すいません。


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憧れの晴耕雨読生活

2022-05-22 11:23:48 | 読書

ステッチの神様が逃亡中で、まったく進捗がありません。
針すら持っていません。

ので今日は読書のことを。

私には職場に読み友さんがいました。
読み友さんといっても私より20も年上です。
上長でもありましたが仕事の話しよりも、本の好みが似ていたので、
読んで面白かった本を薦めたり、情報交換をしていました。

今は退職され、週2回の顧問契約に切り替えられましたが、
コロナ禍でテレワークとなり、すっかりお目にかかることはなくなってしまいました。
リアルでの読書仲間というのは貴重な存在なので、とても残念に思ったものです。

そんな読み友さんが、読み終えた本を段ボールに詰めてドッサリ送ってくれました。
その中にあったのが『隠蔽捜査』。
これはシリーズものなのですが、なぜか送られてきたのはシリーズの5巻目と6巻目。
私はシリーズものは最初から読まないと気が済まない性質なので、
(たいていの人がそうでしょうけれど)
さっそく図書館で初巻を借りてきました。



どうしたらこんなに汚れるのか、汚せるのか・・・。
ちょっとげんなりしますが、汚れているからといって内容が変わるわけでは無いのでね。

同じく読み友さんにオススメされた任侠シリーズの初巻、『任侠書房』も借りてきました。

『隠蔽捜査』は読み友さんご自身が、
「主人公の性格が自分に似ているので・・・」と言っていたので、興味深く読みましたが、
なるほど、その通り。
きまりを守り、融通がきかなくて自分が正しいと思ってしまう。
読み友さん、自分のことをよく分かっているなあ、
と、ちょっと笑ってしまいました。



警察小説を読む上で欠かせないのがこの雑誌。

私はけっこう警察小説が好きですが、
警察組織や階級が全然分からない。
恥ずかしながら、割と最近まで警察庁と警視庁の違いも知らなかった!
お恥ずかしい。

この雑誌のお陰で警察の階級社会や警察庁と警視庁の関係など、
よく分かるようになりました。
私にとって無くてはならない一冊です。

『任侠書房』も面白かった!
義理人情に厚く、一般人には1ミリでも迷惑をかけてはいけない、
そして一般社会で仕事をしてみたい。
そんな一風変わったヤクザさんが、潰れかかった出版社を建て直す情熱物語。
コミカルでテンポよく、隠蔽捜査とは違った作風を楽しめました。



『小説すばる』のような月刊の文芸誌は連載物が多いのであまり読まないのですが、
今月から北大路公子さんの連載エッセイが始まったと聞いて。
表紙がめちゃくちゃかわいい!

闘病にまつわるエッセイなのですが、
重篤な病気との闘いにも拘らず全く暗くなく、
その辛い闘病生活をも笑いに変えて書いてしまうという北大路さんの真骨頂。
まだ副作用が治まらないそうですが、快方に向かっているようで何よりです。
次回も楽しみにしてます。

ここのところ雨ばかり。
本当の意味での晴耕雨読とは程遠いですが、
雨の日にはゆっくりと読書に没頭するのもイイものです。


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久しぶりに本の話

2022-01-10 12:41:21 | 読書

昨年失敗続きで通らなかったばね口を使い、
メガネケースを作りました。

5年前に作った老眼鏡。
片方のツルのネジ留めが取れてしまいましたが、使い続けてます。
これなしでは針仕事ができないので、大切に、大切に。


久しぶりに読書のお話を。

昨年は50冊読みました。
読みたいと思う本もあまりなく、
ここ1,2年、あまり良い読書ができていません。
現在の自身の置かれている環境や気持ちにも大きく左右されているのかな。

そんな中、2019年以来お休みしていた年間勝手にベスト5を復活させてみようと思います。

2021年の勝手にベスト5

1位:『ピンクとグレー』 加藤シゲアキ
2位:『禁断の魔術』 東野圭吾
3位:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ
4位:『オルタネート』 加藤シゲアキ
5位:『1ミリの後悔もない、はずがない』 一木けい

加藤シゲアキさん、いっぱい読みました。
言わずと知れたインテリジャニーズの加藤さん。
最初はアイドルという色眼鏡つきで読みましたが、
彼には作家一本で行ってほしいと思うほどに。
今後フォローしたい作家さんとなりました。



そして今年に入って2冊読みましたが、どちらも秀逸です。

『国宝 上 青春篇』
芥川系統の作家さんは苦手なのですが、グイグイ引き込まれてあっという間に読み終わりました。
とりたてて奇異なストーリーや仕掛けがあるわけではなく、
にもかかわらず九州、大阪、東京で繰り広げられる情景描写が圧巻で、
眼前に熱を帯びて繰り広げられる錯覚に陥ります。
図書館で借り、下巻がまだ当分順番が来ないので、
内容を覚えておく為にメモをしながら読みました。
早く下巻読みたい。

『ワンダフル・ライフ』
丸山正樹さんは以前に『デフ・ヴォイス』を読みましたが、
今回も障害者自身の視点から描写されるストーリー、その周りの人々の言動に考えさせられます。
障害者との関わり、介護は通り一遍の知識では解決できない難しさがあり、
毎度きれいごとだけでは済まない事実を突きつけられます。
どうしたら良いのか、まだ私には答えが見つけられません。



そして北大路公子さん。
以前から大好きで既刊本は読んできましたが、
久しぶりに北大路さんのtwitterを訪問して、
重い闘病生活を送られていることを知りました。
少しでも印税が入り、治療費の足しになればと思い、
最新刊を購入しました。

北大路さんは私の中ではエッセイ、日記がメインの作家さんだと思っていたのですが、
以前に読んだ『枕もとに靴』の中で、合間合間に挟まれた創作小説が幻想的でものすごく素晴らしく、
常々いつかこういった小説だけを集めた短編集が出ないかと思っていた所に出版されたのが、この『ハッピーライフ』でした。

抱腹絶倒な日記を書く北大路さんとの落差が大きく、
それ故に純文学的な本書の透明感が増します。
本書を読む前にぜひ『枕もとに靴』を読むことをオススメします。

北大路先生、絶対に良くなって、またジャンジャン笑わせてください。
病気平癒を心よりお祈り申し上げます。


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Cool for Cats WIP4 ~ ガンバレ!外国人力士

2020-08-02 19:31:24 | 読書

クロネコちゃんにバックステッチを入れていたら、
ありゃりゃ、ステッチし忘れてて尻尾が短いではないか。



あわてて追加ステッチ。
尻尾は短くても長くても、カワイイけどね。



ソファーにニョ~っと伸びるネコちゃん。
このデザインの中で一番のお気に入りです。



こんな感じになってます。

                    

今日は大相撲七月場所千秋楽でしたね。

昨日も今日も、優勝の行方が気になって、
ドキドキしながら観戦してました。

長く病気と怪我で不本意な番付に甘んじていた照ノ富士の優勝。
ちょっぴり涙が出てしまいました。
インタビューでも、「続けてきて良かった」「支えてくれた人たちへの恩返し」という言葉が出る度に、
こちらまで胸が熱くなりました。
優勝、本当におめでとう。

私はもともと、イケメン系力士の遠藤、勢、
そして小兵の炎鵬贔屓。
なんですが去年あたりから、白鵬をはじめとする外国人力士も応援しています。

正直言うと、白鵬、好きじゃなかった。
偉そうな態度とか、やっぱり外国人の横綱とか・・・。

それがどうして応援するようになったのか、
自分でもよくわかりませんが、、、

何かする度に批判を受け、叩かれる。
それでも白鵬って、不屈なんですよね。
座布団を投げられても、叩かれても起き上がる。
そういう所が応援するようになった理由かもしれません。

遥々外国からやたてきた外国人力士たち。
これからもガンバレ!



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Barbara Anaさんの小物二つめ ~ 読書上半期勝手にベスト5

2019-07-06 12:19:55 | 読書

どんより愚図つく曇天続き。
天気が悪いと気分も滅入り、理由もなくイライラしたり。
あ、これは年齢のせいか・・・

今年の当地梅雨事情は、とても梅雨らしい梅雨だと思います。
関西では観測史上最も遅い梅雨入りだったり、九州での豪雨、カラ梅雨地方もあり、
本当に気象がおかしくなっていて、オイオイ大丈夫かよと恐ろしくなる。

ステッチはBarbara Anaさんの小物、二つめの変顔ワンコができました。
なんとなくチキチキマシン猛レースのケンケンに似てるよね。

引き続き残り一つのネズミもステッチしようと思ってます。



私の感覚では5週間ぐらいしか経ってないのに、
あら不思議、今年ももう半年が過ぎてしまいました。

半年の間にプチトマが社会人となり、元号が変わりました。
トマト一家の家族構成が大きく変わったけど、
自分自身の生活は変わることなく、飽きもせずステッチをしたり本を読んだり。

そんなこんなで恒例の読書のまとめです。

1月から6月までに読んだ本は27冊でした。

美智子上皇后さまの愛読書や、本屋大賞受賞本。
このミス大賞受賞本、直木賞受賞本など、
話題の本を多めに読んだ半年でしたが、
強烈にビビビとくる本には出合えなかったというのが正直な感想です。

それでもそれなりに面白かった本もあり、
勝手にベスト5ですが。

1位:『朝が来る』 辻村深月
2位:『14歳、明日の時間割』 鈴木るりか
3位:『検事の本懐』 柚月裕子
4位:『老後の資金がありません』 垣谷美雨
5位:『向田理髪店』 奥田英朗

柚月裕子さんの佐方検事シリーズは全部おもしろい!
というか、他のシリーズ、著書みんな面白い。大好き。

柿谷美雨さんも最近のお気に入り。「女性」「老後」にまつわる厄介事、心配事、醍醐味ナドナド、
読んでいて誰の人生にも華があり、どんな人生でも価値があると前向きになれる。

奥田英朗VS荻原浩による理髪店対決は奥田さんの勝ち。
但、私の独断。

後半の読書計画は、
「読みたかった本をじっくり読む」

話題の本もいいけど、ぜひ読みたいと思って購入した積読本を読みたいと思います。


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あらまぁ、大晦日

2018-12-31 11:30:16 | 読書

「この冬は暖冬です」と気象庁に嘘をつかれ。
気まぐれに土曜日を仕事納めと定められ、
こんな日に会社に行く人はいないよ!!
と毒づきながら出勤する29日(土)の朝。
さんざんな年末を送っております。
年末休暇が昨日、今日の2日間しかなくて慌ただしい・・・
なーーんてことはなく、初めからやる気なしの年の瀬。
我が家では、寒いこの時期の大掃除はやめました。しませんです、ハイ。
あ、コレは家族全員の共通認識ではなく、私だけです。

ステッチも金属アレルギーのせいでメガネをかけられず、まったく針をもてませんでした。
ブログタイトルに「クロスステッチ」を謳っておきながらこの有様は甚だ遺憾ではありますが、
なにしろその前に「お気楽」がついておりますので、まあいいかと。

そんなわけで、今年最後は読書で〆たいと思います。

今年は70冊読みました。
私の快適ペースは1週間1冊、1か月5冊、年間60冊ですので、
今年は少々ハイペース。
これは図書館の予約順が意に叶わず、一度に5冊とか7冊とか来てしまい
けれど何か月も待ったのだから1冊も逃すまいと頑張った結果です。
来年はもう少しうまくバラけて順番が来ると良いのですが・・・。

2018年下半期勝手にベスト5は、

1位:『燃えよ、あんず』 藤谷治
2位:『ふたりぐらし』 桜木紫乃
3位:『風は西から』 村山由佳
4位:『月の満ち欠け』 佐藤正午
5位:『定年オヤジ改造計画』 垣谷美雨

こんな感じになりました。

トップの画像は北大路公子さんの文庫本。
去年からポツポツ読んでおり、今年は沢山読みました。
365日、欠かさず酒を飲んでいるのではないかと思わせるほどの酒豪。
(つーか、ただの酔っぱらい。あ、すみません北大路先生)
その泥酔ぶりを赤裸々に綴ったエッセイに、車内、社内問わず、
人前で声を出して笑わされています。
笑う門には福来る。
今年も笑って終えられるよう、読んでいました。

さて、今年も拙いブログにお越し下さり、本当にありがとうございました。

皆様どうぞ良い年をお迎えくださいませ。

それでは、また☆


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Something's Brewing ~WIP3 危うく・・・

2018-06-10 15:51:51 | 読書

カップのタワーはストライプのマグカップがひとつ、増えただけです。
このまま縦に進みたかったのですが、Qスナップのサイズがいっぱいになってしまったので、次は横に進みます。


最近読み終えた本。
柚月裕子さんの『孤狼の血』に続く第2弾、『凶犬の眼』。
電車の中で読むのに、すぐカバーをかけてしまい、よく見ていなかったのですが、
革ジャンにドスって、けっこうすごい表紙でしたね。
任侠色ぷんぷん。
血やグロいのが苦手といいつつ、任侠もの、ハードボイルド、けっこう好きです。
ヤクザの組織とか詳しくないので(詳しかったら困りますが・・・)、内容についていくのが大変なんですが、
読んでいるとついつい引き込まれてしまいます。

『凶犬の眼』の終盤、一番面白いところを朝の通勤電車内で読んでいて、
夢中になりすぎ、危うく下車駅を乗り越しそうになりました。


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良いお年を☆

2017-12-31 11:56:32 | 読書

先日、Satsuma Streetさんのクリスマスものをステッチし終えてから、
これといった進捗が無く、殆ど前回と変化ない画像しかお見せできません。
さあ、どこが増えたかおわかりになりますか??

正解は、花芯の色を間違えて黄色でステッチしていた所をグレーに直したのと、
濃いグリーンの葉っぱが一枚増えたところです。

今年はステッチ以外に、読書と更に編み物にも手を出してしまったのが、
ステッチが進まなかった原因であります。
でも、どれも楽しいので充実感はUPした良い一年でした。



サービス業でもないのに29日のギリギリまで出勤という、
世間の時流に反した仕事納めの日の朝、通勤電車の車窓から写した写真です。

去年、事務所が移転して通勤経路が大きく変わりました。
以前使っていた電車は、押されて傘の柄が曲がるは、バッグの中に入れたヨーグルトの容器が割れるはと、欧米人のハグだってこんなに密着しないだろというほどの混雑ぶりでしたが、
今は自分の周囲に十分空間を確保できるほどの快適さ。
そして何より、冬の晴れた日には車窓から富士山を眺めることができるのです。

この日、窓に映る車内、立っている人がいないのが分かります。
一車両に5、6人しかいませんでしたので、
いつもは憚られる写真撮影を試みたというわけです。

さて、年々、年の瀬を迎えるのが早く感じられ、
あっという間に大晦日になってしまいました。
良い主婦の皆さんは大掃除、お節の準備ナドナド、あわただしく働いていらっしゃると思いますが、
悪い主婦の私は干し芋をかじりながらブログを書いてます。



そして、読書のまとめです。
今年は59冊読了、再読を入れて60冊読みました。
5冊/月、1冊/週というマイペースです。

2017年下半期勝手にベスト5は、

1位:『彼方の友へ』 伊吹有喜
2位:『虚ろな十字架』 東野圭吾
3位:『君の膵臓をたべたい』 住野よる
4位:『私のことはほっといてください』 北大路公子

5位、もう1冊は思い浮かびませんでした。
『彼方の友へ』は年間でも1位にしたいほど好き。
直木賞候補になっていますが、受賞はどうでしょうか?
個人的には、ぜひとってもらいたいです。

今年も一年、拙いブログを見て下さってありがとうございました。
年末に差しかかり迷いが出もしましたが、いつものように年末を迎えることができました。
心新たに来る年も進んで参りたいと思います。

皆さまもどうぞ良い年をお迎え下さいませ。
それではまた、See you next year♪


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Spring Samplers WIP3

2017-07-09 15:39:57 | 読書

あ゛ーーーー、もう暑くて融ける
扇風機を回しても熱い空気が動いてくるだけだーーー。

Spring Samplersはようやく半分までできました。
ミツバチの巣とクモの巣、そしてBのプレートが登場。

ミツバチの巣といえば、ウチにはこんな物騒なものがありました。
植木屋さんが入った時に発見されたものです。



土瓶のようなスズメバチの巣!!
大きさは20センチくらい。
そして更にその上に・・・



こちらはアシナガバチの巣。
部屋が20ほどありますが、中に蜂の子が入っていて、動いてました。
見張りのハチが1匹、ずっと巣の上にとまっています。

1週間内に駆除してもらいましたが、スズメバチのほうはカラでした。
作りかけで放棄したらしい。

この数年、大型の蜂が庭で飛んでいるのを見かけましたが、
こんな近くでも巣を作っているとはねぇ。
そういえば、チョーナンの靴下の中に入っていましたっけ。

夏からは本格的に活動するらしいので、今のうちに発見、駆除できてホッとしましたわ。

                    

そして今年ももう半分が終わってしまいました。
自分だけの勝手な恒例、読書のまとめです。

手仕事同様、今年の上半期は読書も停滞気味。
上半期に読んだ本は少な目の26冊でした。
そしてあまり心に残る本が無かったのも残念。
これは読んでいる自分のモチベが下がり気味で、
感受する心が無かったからかも。

そんなわけで2017年上半期勝手にベスト5は、
5冊も選び出す余地がなく、ベスト3で。

1位: 『勇者たちへの伝言』 増山実
2位: 『王とサーカス』 米澤穂信
3位: 『きみはいい子』 中脇初枝

この中でダントツに良かったのが1位の『勇者たちへの伝言』。
1万円選書で送られてきた本の1冊でした。
作者の増山実さんは初めての作家さんでしたが、
あまり知られていないのでは?
検索してもWikiにも上がってきませんでした。

一万円選書で選んでもらっていなければ、たぶん一生読むことのなかった本。
改めて岩田書店さんに感謝です。


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