その夜ツトムは夜の散歩に出かけてみた。
時間は12時を過ぎていた。
ツトムは中学3年生で、その時間まで受験勉強をしていたのだ。
そんな風に夜中に外に一人で出たのは初めてだった。
家の目の前には小さい頃通っていた小学校がある。
すごい田舎なので、周りには明かりがほとんどなかった。
学校の一角を照らす外灯と、月の明かりが全てだった。
田んぼにいるはずのカエルも寝ている時間なのか、音もほとんどない。
さっきまでの自分の部屋での勉強やラジオの音が嘘のように世界から何もなくなったように感じた。
何となく不安を感じながら、小学校の横を抜けて、ナウノという店まで行ってみた。
もちろん、そんな時間には店は閉まっていた。
でも、自動販売機があり、すごく明るかった。
時間は12時を過ぎていた。
ツトムは中学3年生で、その時間まで受験勉強をしていたのだ。
そんな風に夜中に外に一人で出たのは初めてだった。
家の目の前には小さい頃通っていた小学校がある。
すごい田舎なので、周りには明かりがほとんどなかった。
学校の一角を照らす外灯と、月の明かりが全てだった。
田んぼにいるはずのカエルも寝ている時間なのか、音もほとんどない。
さっきまでの自分の部屋での勉強やラジオの音が嘘のように世界から何もなくなったように感じた。
何となく不安を感じながら、小学校の横を抜けて、ナウノという店まで行ってみた。
もちろん、そんな時間には店は閉まっていた。
でも、自動販売機があり、すごく明るかった。