ついに完結の亡き後地中海シリーズ第4弾。
第五章の続き(承前)「パワーゲームの世紀」から。アンドレア・ドーリア、海賊ドラグー、海賊赤ひげたちを主人公としてプレヴェザの海戦、アルジェ遠征などが語られる。
続く第六章の「反撃の時代」で、マルタ島攻防とレパントの海戦が述べられる。
そして最後の短い第七章「地中海から大西洋へ」にて地中海から公認の海賊(コルサロ)が一掃されていき、また舞台が地中海から外海に移っていくことが紹介されて幕を閉じる。
相変わらず最後の一文に歴史の重みをのせられている様な感動の肌を得た。
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