Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

フィアット 124 スパイダー ピニンファリーナの優雅さ

2015-09-23 03:01:55 | フィアット124スパイダー


9月23日(水)、本日も休みなので、朝早く透析に行くことにしました。
夜間透析と違って、のんびり透析時間が調整できるので、血圧低下も回避でき、除水量も無理なく抜けるのがメリットです。

さて、フィアット124スパイダーは、4ドアが登場した1966年秋のトリノ・ショーに、1959年以来生産されてきた1500/1600Sカブリオレの後継車として、同じピニンファリーナのデザイン・車体製作による2ドアスパイダー(形式:124AS)が登場し、翌67年から発売された。
シャシーはベルリーナとほぼ共通の設計ながら、ホイールベースが短縮されている。
エンジンも当初からタイミングベルトを用いたDOHC形式が採用され、1,438cc90馬力を発揮した。
この時点で、既に四輪ディスクブレーキ・DOHCエンジン・5速ギアボックスを完備しており、先行するライバルのアルファロメオ・スパイダー(デュエット)を意識した、非常に進歩的な設計といえる。

また、ソフトトップ(幌屋根)の構造も独創的で、幌をたたむ際に後部側面ガラスもボディ内に収納される。
ソフトトップを持つ2ドアオープンモデルの場合、通常、幌を上げた際に後部側面は幌に覆われ視界が狭いことが多いが、後部側面ガラスを採用したことにより、雨天時の実用性も確保している。

なお、狭いながらも後部座席が設けられ、浅いものの比較的大きなトランクスペースが確保されているほか、ライバルと目されるアルファロメオ・スパイダーに比べて操作性や運転性に癖がないため、スポーツカー然とした見た目とは対照的に、大衆車メーカーならではの堅実な設計によって高い実用性を有している。

1982年には、車名からフィアットが外され、ボディ製造を行っていたカロッツェリア「ピニンファリーナ」のブランド名で、「ピニンファリーナ2000スパイダー」として発売された。

この写真の車両は「ピニンファリーナ2000スパイダー」です。

モデルバリエーションとしては、ピニンファリーナ2000スパイダー・ヨーロッパ、フロントエンブレムを変更したピニンファリーナ2000スパイダー・アズーラ(Azzura)、スーパーチャージャーを追加した135馬力エンジンと、15インチの専用アルミホイール、フロントリップスポイラーを装備し、ヨーロッパ向けに販売された「VX(Volmex)」がある。

基本的な部分はフィアット・スパイダー2000と同じであるが、ピニンファリーナエンブレム、ドアノブ(アルファ・スパイダーと共通)、フロントフードの開閉機構、シート形状、ドア内張り、トノカバー取付方法、デジタル時計の追加、メーター周りの意匠、後部座席の廃止(一部では収納機能の追加)、ボディ色のメタリックカラー、14インチホイールなど、高級感の向上を企図した変更が施され、1985年まで製造された。




そんなストーリーを持つ、「ピニンファリーナ2000スパイダー」ですのでレストアしようと準備中です。
フェラーリをはじめ、ポルシェやマセラッティ、アルファロメオ、フィアット、ロールスロイスに至るまで、ピニンファリーナはさまざまなブランドの、数多くの印象的な自動車のデザインを手がけた。
背後から観たデザインは、まさに貴婦人って感じで、エレガントです。
ラリー仕様の124スパイダーは多いのですが、今回のボディーワークはなるべくこのままのデザインを活かして、再生していです。
バンパーレスにはしますが、アメリカ仕様の反射板やウィンカーは埋めて、小ぶりなウィンカーに変更する予定です。
まぁ、奥さんが乗るスパイダーですので、お上品に仕上げたいですね。
背後から見た優雅さがお気に入りです。

頑張って稼いで、早くナンバー取得したいですね。
日本では固体が少ないのでパーツの確保や保存が大変そうですが、頑張ってみましょう。

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