土屋龍一郎のブログ

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グレンリベット

2005-10-08 17:43:21 | これを喰わず
 バーRITAがオープンしていろいろ試しているうちに知らず知らずシングルモルトに気持ちが傾いていて県外などに出かけても、ホステスとかがいるお店よりも地元にあるひっそりとしたバーなどに行くようになってきた。
 先日訪れた姫路でも仲間と二軒のバーをハシゴした。
 土屋守さんという方が主催しているスコッチ文化研究会の北上支部長でもある友人の小田島君の案内および解説つきでまろやかな味が口の中全体に広がるような酒から舌がしびれるような強烈なものまでウィスキーを楽しんだ。
 国産ウィスキーの、それもお徳用ばかり飲んでいた私が1989年に訪問したイギリスのバーミンガムのバーで夏目さんという先輩から「お酒の種類を指定して飲んでみろ」といわれて推薦されたのがグレンリベットという名前だった。それ以来私の中ではいざというときは「グレンリベットをロックグラスで」と頼むようになった。
 今回の姫路でも同様に頼んだところ、小田島さん曰くグレンリベットのとても珍しいボトルがあったとのこと。10年前の12年ものが入っている古いシリーズのボトルだとのこと。後日詳しい解説mailをいただいた。
『新しい方がうまい日本酒の文化と、もう作れないという理由から古い物をありがたがるモルト文化がある』とのことで、このラベルのグレンリベットを見たら絶対試す価値があるそうだ。
 飲んでみると、なるほどさすがとうなるような味と香り、舌触りがして始めて飲んだ時の味が蘇ってきた!
 というくらいに味がわかるようになりたい。
 実際にはただただ「うまいうまい」と飲んでしまって、微妙な味の違いを楽しむような大人になるにはもう少し研究の時間が必要である。
 小田島君からはスコッチ文化研究会長野県支部を立ち上げるように言われているけれど、もうすこっち待ってね。