茨城の戻り鰹は、ぱきぱきとしているものよりもトロかと思うくらいにねっとりしたほうが喜ばれるのだそうだ。
2001年に大いに訳ありで連れてこられた水戸市内のおすし屋さん『菊之助』で、「今は時期はずれだから出さないけれど良い時期に必ず出すからあんたも戻って来い」と大将に言われていたので、4年の歳月を経て再びここへ戻って来て戻り鰹を食べられるというのは感激である。当時の「訳あり」については寿司ネタの良し悪しや拉致にまったく左右されることもなく、私だけがおいしい思いをして終わったのだが・・・
「いいところを用意しておいたよ」と出された鰹は普段長野とかでいただくあぶったものとは全く違う食感であった。まさにトロのような脂っこい舌触りだ。この味は四国の鰹とも違う。
すし屋のオヤジさんが「どうだ?」「どうだ?」とたたみ掛けるので「よっしゃ、よっしゃ」と良い気になってガンガンと口に放り込んでは舌触りと味を楽しむ。出された冷酒は辛口で個性が強いものだったからこの鰹との相性は大変に良い。オヤジさんの次男の奥様が長野市の方だということで、狭い世間をつまみにしておいしくいただいた。
瞬く間に食べつくして、更に出された巻き寿司はテイクアウトして二次会でみんなといただいた。
これからもこの時期には茨城へ「もどりおっさん」したい。
2001年に大いに訳ありで連れてこられた水戸市内のおすし屋さん『菊之助』で、「今は時期はずれだから出さないけれど良い時期に必ず出すからあんたも戻って来い」と大将に言われていたので、4年の歳月を経て再びここへ戻って来て戻り鰹を食べられるというのは感激である。当時の「訳あり」については寿司ネタの良し悪しや拉致にまったく左右されることもなく、私だけがおいしい思いをして終わったのだが・・・
「いいところを用意しておいたよ」と出された鰹は普段長野とかでいただくあぶったものとは全く違う食感であった。まさにトロのような脂っこい舌触りだ。この味は四国の鰹とも違う。
すし屋のオヤジさんが「どうだ?」「どうだ?」とたたみ掛けるので「よっしゃ、よっしゃ」と良い気になってガンガンと口に放り込んでは舌触りと味を楽しむ。出された冷酒は辛口で個性が強いものだったからこの鰹との相性は大変に良い。オヤジさんの次男の奥様が長野市の方だということで、狭い世間をつまみにしておいしくいただいた。
瞬く間に食べつくして、更に出された巻き寿司はテイクアウトして二次会でみんなといただいた。
これからもこの時期には茨城へ「もどりおっさん」したい。