「男たちの大和」を見た。早起きした休日の午前中から昼過ぎまで、2時間半に及ぶ大作だったが、時間がとても短く感じられたほどすばらしい出来だった。以前、「亡国のイージス」で、原作がすばらしすぎて映画でがっかりという経験があっただけに、今回の見事さには日本初戦争映画万歳を叫びたい。
見た感想は、
「戦争に大義なんてあるものか」「死んではいけない」という、非常にストレートでわかりやすい、だけれど強い意思だ。
2006年は戦争と、日本の戦後を総括して、新しい戦後に向かう年だ。そのきっかけとして、すべての日本人にこの映画をお薦めしたい。奇をてらってもいないし、トリックもない。ダレる場面なぞない。スピード感がある訳でもない。それでも目が離せない。完成した時から悲劇の戦艦であった「大和」を見ながら、反戦・非戦の意義を身体にしみ込ませて、自分の役割を認識して欲しい。
この、はじめから終わりまで涙なくしては見られない映画を見て、急激なナショナリズムへの警告と本来日本人が持つものが失われていないことを切望する気持ちになった。
五つ星である。
見た感想は、
「戦争に大義なんてあるものか」「死んではいけない」という、非常にストレートでわかりやすい、だけれど強い意思だ。
2006年は戦争と、日本の戦後を総括して、新しい戦後に向かう年だ。そのきっかけとして、すべての日本人にこの映画をお薦めしたい。奇をてらってもいないし、トリックもない。ダレる場面なぞない。スピード感がある訳でもない。それでも目が離せない。完成した時から悲劇の戦艦であった「大和」を見ながら、反戦・非戦の意義を身体にしみ込ませて、自分の役割を認識して欲しい。
この、はじめから終わりまで涙なくしては見られない映画を見て、急激なナショナリズムへの警告と本来日本人が持つものが失われていないことを切望する気持ちになった。
五つ星である。