こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
先日、車を運転していたら助手席のダッシュボードあたりから、「ガタガタガタ」と音が鳴りだしました。何の音なのか確認しようと車を停車させて、ボンネットを開けたりいろいろ見てみたのですが、原因がわからなかったのでそのまま車に乗って帰宅しました。
次の日、車に乗るとまた「ガタガタガタ」という音が。さすがに気になり、いつもお世話になっている車の修理屋さんに電話しましたが、あいにく日曜日でしたのでお休みでした。車で1時間ほどのところに用事があったのですが、ずっと鳴っている音が気になり、車の運転に集中できず、結局その日は車に乗るのはやめました。
2年ほど前に、車で走行中にいきなりボンネットから煙が噴き出し、あわてて車を停車してJAFを呼んだことがありました。そのときとても怖かったので、「また、あの時みたいにならんかなー」と不安になったため、車に乗ることができませんでした。
そして月曜日の朝一に、修理屋さんに車を持って行って、「このあたりから音が鳴るんです。怖くて怖くて。大丈夫ですか?」と言ったところ、修理屋さんは笑っておられました。というのも、ガタガタという音は、何か石かなにかがすきまに入ってしまっているのか、なにかが緩んでしまっているのか、いずれにせよ走行にはまったく影響がないものだったからです。それでも「音がどうしても気になるんやったら、1日かけて車をバラシてみるけど、どうする?」と言ってくれましたが、走行に問題ないというプロの方の言葉を聞けたので、そこからは安心して車に乗ることができています。
私にもっと車の知識があって、自分でその原因を見つけることができていれば、これほど不安にもならず予定を狂わすこともなかったのです。こうして考えてみると、知識があるといろいろな場面でパニックにならずに冷静にいれますし、正しい判断ができ生活がより平穏になりますよね。
知らないことや初めてのことをするときには、だれでも緊張もしますし、冷静になりにくいですよね。私の場合ですと、初めて車で交通事故を起こしてしまったとき。何をどうすればよいのかわからず、半分パニックになってしまいました。相手方とどういう話をすればよいのかもわからなかったし、あわてて父親に半泣きになりながら電話をしました(笑)。この最初の事故は話し合いなどがかなりもつれてしまい、父親にもとても迷惑をかけてしまいましたが、一連のやり取りなどを見ながら「そうか、事故のときはこうすればいいんやな。こういう対応をしていれば、ややこしい展開にはならずにすみそうやな」などと得るものは大きかったです。その後何度か事故を起こしてしまいましたが、一度経験がありますので、初回とはまったく異なって落ち着いて対処することができました。
また、私は塾の講師と言う仕事をしていますので、教育関係について質問されることが多いです。しかし、教育関係ならすべてのことについて知っているわけではなく(知らないことの方が多いかもしれません)、私の知らないことについて尋ねられた場合は、やはりドキッとしますし、ちょっとあわてちゃいますね。逆に得意分野ですと安心して、必要以上に話すぎてしまうこともあるくらいです。
そういえば勉強がまったくわからなかった大学時代、授業に出席することはもちろん、大学に行くだけでも苦痛だったのは大学の勉強に関する知識がなさすぎて、不安で落ち着かなかったことが原因なんでしょうね。そう考えると、小学生や中学生でも勉強がほとんど分からなくなっている子どもが学校が面白くなく、授業が苦痛になっていることはよく理解できます。授業中に先生に当てられることが怖い子もいるでしょうし、よくわからない言葉が飛び交っている場所で不安を感じている子もいるでしょう。
そういった子どもたちに対しての学習サポートはもちろん大切です。勉強がわかるようになれば、不安感などはなくなるでしょうから、授業や勉強に対しても少しは前向きになり、そうすると成績が伸びてさらに興味がわくという好循環が生まれます。ですが、これは口で言うほど簡単なものではなく、1ヵ月やそこらで成果が出ることなんてほとんどありません。
勉強がわからない子どもであっても、勉強以外で彼らが得意とし、安心できる場があるはずです。学校の勉強の知識がなくても、たとえば映画のことがとても詳しい子どもがいますし、車のことや釣りのこと、サッカーや漫画・食べ物のことなど、私がまったく知らないようなことを知っている子どもはたくさんいます。その話題になったときには、本当に楽しそうに、得意げに話をするんですよね。彼らにとっては、そこが安心できる場所なのですから、成績がよくないからといって、その場所を奪ってしまうことは基本的には良い方法だとは思いません。もちろんバランスは大事ですが、休息する場所というか逃げ込む場所は子どもだけでなくだれにでも必要だと思います。それに、学校で教えてもらうこと以外の知識も、どこかで必ず役立ちます。知らないよりも知っていた方がいいに決まっているんです。決して無駄なことをしているわけではなく、今後の人生に役立つ武器を1つ1つ手に入れているのですから、子どもが勉強以外の話をしても「よくそんなことまで知ってるねー、すごいねー」と言えるくらいの余裕を持ってお子さんと接してみてはいかがでしょうか。
ONE-SのHP
先日、車を運転していたら助手席のダッシュボードあたりから、「ガタガタガタ」と音が鳴りだしました。何の音なのか確認しようと車を停車させて、ボンネットを開けたりいろいろ見てみたのですが、原因がわからなかったのでそのまま車に乗って帰宅しました。
次の日、車に乗るとまた「ガタガタガタ」という音が。さすがに気になり、いつもお世話になっている車の修理屋さんに電話しましたが、あいにく日曜日でしたのでお休みでした。車で1時間ほどのところに用事があったのですが、ずっと鳴っている音が気になり、車の運転に集中できず、結局その日は車に乗るのはやめました。
2年ほど前に、車で走行中にいきなりボンネットから煙が噴き出し、あわてて車を停車してJAFを呼んだことがありました。そのときとても怖かったので、「また、あの時みたいにならんかなー」と不安になったため、車に乗ることができませんでした。
そして月曜日の朝一に、修理屋さんに車を持って行って、「このあたりから音が鳴るんです。怖くて怖くて。大丈夫ですか?」と言ったところ、修理屋さんは笑っておられました。というのも、ガタガタという音は、何か石かなにかがすきまに入ってしまっているのか、なにかが緩んでしまっているのか、いずれにせよ走行にはまったく影響がないものだったからです。それでも「音がどうしても気になるんやったら、1日かけて車をバラシてみるけど、どうする?」と言ってくれましたが、走行に問題ないというプロの方の言葉を聞けたので、そこからは安心して車に乗ることができています。
私にもっと車の知識があって、自分でその原因を見つけることができていれば、これほど不安にもならず予定を狂わすこともなかったのです。こうして考えてみると、知識があるといろいろな場面でパニックにならずに冷静にいれますし、正しい判断ができ生活がより平穏になりますよね。
知らないことや初めてのことをするときには、だれでも緊張もしますし、冷静になりにくいですよね。私の場合ですと、初めて車で交通事故を起こしてしまったとき。何をどうすればよいのかわからず、半分パニックになってしまいました。相手方とどういう話をすればよいのかもわからなかったし、あわてて父親に半泣きになりながら電話をしました(笑)。この最初の事故は話し合いなどがかなりもつれてしまい、父親にもとても迷惑をかけてしまいましたが、一連のやり取りなどを見ながら「そうか、事故のときはこうすればいいんやな。こういう対応をしていれば、ややこしい展開にはならずにすみそうやな」などと得るものは大きかったです。その後何度か事故を起こしてしまいましたが、一度経験がありますので、初回とはまったく異なって落ち着いて対処することができました。
また、私は塾の講師と言う仕事をしていますので、教育関係について質問されることが多いです。しかし、教育関係ならすべてのことについて知っているわけではなく(知らないことの方が多いかもしれません)、私の知らないことについて尋ねられた場合は、やはりドキッとしますし、ちょっとあわてちゃいますね。逆に得意分野ですと安心して、必要以上に話すぎてしまうこともあるくらいです。
そういえば勉強がまったくわからなかった大学時代、授業に出席することはもちろん、大学に行くだけでも苦痛だったのは大学の勉強に関する知識がなさすぎて、不安で落ち着かなかったことが原因なんでしょうね。そう考えると、小学生や中学生でも勉強がほとんど分からなくなっている子どもが学校が面白くなく、授業が苦痛になっていることはよく理解できます。授業中に先生に当てられることが怖い子もいるでしょうし、よくわからない言葉が飛び交っている場所で不安を感じている子もいるでしょう。
そういった子どもたちに対しての学習サポートはもちろん大切です。勉強がわかるようになれば、不安感などはなくなるでしょうから、授業や勉強に対しても少しは前向きになり、そうすると成績が伸びてさらに興味がわくという好循環が生まれます。ですが、これは口で言うほど簡単なものではなく、1ヵ月やそこらで成果が出ることなんてほとんどありません。
勉強がわからない子どもであっても、勉強以外で彼らが得意とし、安心できる場があるはずです。学校の勉強の知識がなくても、たとえば映画のことがとても詳しい子どもがいますし、車のことや釣りのこと、サッカーや漫画・食べ物のことなど、私がまったく知らないようなことを知っている子どもはたくさんいます。その話題になったときには、本当に楽しそうに、得意げに話をするんですよね。彼らにとっては、そこが安心できる場所なのですから、成績がよくないからといって、その場所を奪ってしまうことは基本的には良い方法だとは思いません。もちろんバランスは大事ですが、休息する場所というか逃げ込む場所は子どもだけでなくだれにでも必要だと思います。それに、学校で教えてもらうこと以外の知識も、どこかで必ず役立ちます。知らないよりも知っていた方がいいに決まっているんです。決して無駄なことをしているわけではなく、今後の人生に役立つ武器を1つ1つ手に入れているのですから、子どもが勉強以外の話をしても「よくそんなことまで知ってるねー、すごいねー」と言えるくらいの余裕を持ってお子さんと接してみてはいかがでしょうか。
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