美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

関崎から、佐田岬を見る

2016年10月01日 | 日記
大分市、「佐賀関( さがのせき)から豊後水道をへだてた、四国が見たい」
久しぶりに帰省した弟の願いで、国道197号を東に向かった。
何処まで行けば、どの程度の近さ(遠さ?)で四国を見る事が出来るのか?(出来ないのか?)
佐賀関の町に入るも、あてもなく
ただ佐賀関半島の先端に向かって東へ。
途中、銅の精錬所の大煙突を見て大きさにビックリ。


行く手に、天体望遠鏡のある関崎海星館の案内を見てちょっと寄ってみよう…という事になりお邪魔した。
あー、、、この選択が良かった



ここ関崎海星館からは、豊後水道がほぼ360°見渡せるのだ。
佐賀関と佐田岬とでせばまったこの辺りは豊予海峡だ。



見えた!! 右手に浮かぶ高島
左手奥、愛媛県佐田岬だ。山腹に立てられた発電の風車もはっきり見える。
近いんだ  岬の部分を切り取って拡大してみた。




高島と、佐賀関との間の海は「速吸(はやすい)の瀬戸」と呼ばれ白波を立てて潮が流れていた。
潮の流れの速い豊後水道でとれる
関アジ、関サバは、まさにここで育つに違いない。



弟の願いは叶えられ、めでたしめでたし。

ところで、海星館でご案内頂いた話の中に
佐賀関から佐田岬、三崎港へ連絡する
「九四国道フェリー」のことがあった。
佐賀関港から出た船が到着する四国、三崎港に上陸すると、そこの国道も
197号線だと言う。
なんと、197号線は、大分から海の上を通って四国に続いていると言うのだ。
その海上部分を「九四国道フェリー」が
担っている。
何か不思議なフェリーの名前だ…と、少し気になってたのが多いに納得
嬉しかった …常識…を私が
知らなかっただけかも…ですが


高島のむこうに大分に向かって走るフェリーが見える。

やがて三崎からと佐賀関からの二隻のフェリーが
ちょうど海星館の前の海ですれ違った。

コメント (2)
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