美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

塩釜桜

2017年03月31日 | 美しい大分
今年は桜の開花がとても遅く、大分市内はソメイヨシノだけでなく、山桜さえも花を見かけません。
そんな中、県南佐伯市青山の東光寺に咲く、
「塩釜桜」が、見頃をむかえています。



東光寺は、養賢寺の末庵で、東光庵。
塩釜桜の名は、散り敷いた花びらが、塩田に結晶したお塩に見えることに由来するそうです。





なるほど、この桜の花びらはソメイヨシノのそれよりも心持ち広く、満開の樹の姿はほぼ純白にさえ見えました。
樹齢数百年を経た古い樹が、お寺の庭左右にそれぞれ一本、例年ソメイヨシノより少し早く開花するそうです。





宮城県に咲く塩竈桜とは、別の品種でした。
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もうすぐ96歳

2017年03月19日 | 母さんと暮らして
長い東京滞在から戻って母に会いに行った時、予想以上に元気だった母をみて とてもホッとした。
「もう生きては会えないかと思った」と喜んでくれた。
母の手を撫で、東京で感じた想いを手のひらで伝える。
そんな母だけど、
会いに行くたび機嫌が違う。
まわりで起こるいろいろな出来事を敏感に感じ、自分の中で自分なりの理解をし、まあ落ち込んでいる場合が多い。
"誰も味方がいない"って風にでも思うのかなあ。





母に会いに行く途中のミモザ、
その木の下にたくさんのツクシが出てた。

3月の誕生日を迎えたら96歳になる。

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帰って来ました

2017年03月14日 | 日記
大分に、帰って来ています。
1月12日から、1ヶ月と3週間の東京滞在でした。

真冬に発ち、帰って来たのは催花雨がしきりに降る頃になっていました。



庭のサクランボの花が雨に濡れて咲き始めています。今年はたくさん実を付けそう。
豊後梅はそろそろ散ってしまいます。



母の住む施設に向かう途中、立派なミモザの木に気がつきました。満開です。






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練馬 白山神社の大ケヤキ

2017年03月12日 | 日記
十一ヶ寺の近くの白山神社に、大ケヤキ2本があるという事で、そちらにも行ってみた。
なるほど地面に根付く幹は信じられない程大きく怪獣の如くだ。





源義家が、奥州征伐に下る時こちらの社に戦勝を祈願して苗を奉納したと伝えられ、目通り10m 高さ25m 樹齢7〜8百年を経ていると言われる。
国指定の天然記念物。

もう一本を探したけど見つからず、社務所に尋ねると、数年前の台風で倒れ、伐採したとの事。
残った一本も、満身創痍といった様子で痛々しかった。青葉がしげる頃を見たいものだ。
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練馬 十一ヶ寺

2017年03月05日 | 日記
遊園地で有名な豊島園の最寄り駅、大江戸線 豊島園駅前に
十一ヶ寺、と言う私にとって、とても興味深い所が有りました。お寺さんが通りを挟んで両側に合計十一 ひたすら並んで建てられているのです。









一つ所にどうしてこんな風に十一ものお寺さんがあるのか?
そしてこの通りの奥に十一ヶ寺の、墓所がありました。この墓所も又一ヶ所に、しかしそれぞれのお寺の墓所が区切られてありました。
十一ヶ寺みな、浄土宗のお寺なのですが、卒塔婆や、墓石の形などそれぞれのお寺のさんで少し違っているのも興味深いものでした。





ところで、十一ヶ寺の由来。
もとは、現在の府中市、誓願寺の塔頭寺院でした。誓願寺は江戸時代初め十六もの塔頭寺院を持っていた大きなお寺。
しかし明治以降これらの塔頭は本坊の誓願寺から独立、大正12年関東大震災で、11の塔頭寺院が、一緒にこの地に移転したとの事でした。

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