・
もう随分前、テレビの音楽番組に出演して話題になった、「明和電機」。
彼らのマシーン… ナンセンスなマシーンの展示会が始まっている。
なんとも、ナンセンスと言うか、はたまた哲学的と言うか、私には難解である。

彼らがテレビで演奏していた時は、こうだったかな?ー
「ぱちモク」という指パッチンで木魚を叩く楽器(?)が印象に残っているが。
会場にはタッチして音を出せるコーナーもあって
ちょっと触ってみると、はー なかなか迫力があるナンセンスな音?が…
会場は4っのゾーンに分かれている。
一番興味がないなと思ったマシーンがこちら。

人の声帯を作り出しそこに、ゴム風船で空気を送り声(?)を出して歌うというまあ、人型機械。
無機質な人型機械が演奏するのは 哀調を帯びた歌声で、むしろ立ち去り難かった。
・

ドローイングの通りに出来上がっているマシーン。
弓魚(ゆみな)のドローイングと、1号 2号 3号。
それぞれ矢がちゃんと飛ぶか実験を重ね、3号に至っては矢に仕込んだ仕掛けで連射をすると音楽になるとか???
・
明和電機が作った、「魚コードUSBケーブル」のコピー商品が出回ることになり、明和電機はコピー商品を買い占め明和電機のシールと、サインを入れて売りに出したとか。
どっちがどっちかわからなくなってしまうが、
思い切った ちょっと小気味よい対処だ。
・
作品鑑賞?で疲れたせいか、最後に入ったゾーンは一番難解だった。
メンバーの、マシーンを製作するにあたっての疑問から始まった作品の展開。説明が出来なくて残念だが、あの緑色の表紙の本が欲しかった。
今は売られていないそうです。
明和電機ナンセンスマシーン展
大分市美術館
9月24日まで
・