美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

今日いち-2024年12月7日

2024年12月07日 | 美術館
美術館周辺のモミジ、
ここに来てすごく鮮やかな色を見せています。
が、それももう終盤
雲が多いけれど、爽やかな眺め
常設展示室奥からの眺望。
正面に高崎山。その真後ろに隠れて鶴見岳、左に由布岳。


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小野竹喬展にちなんで

2024年11月10日 | 美術館





大分市美術館の中庭
お茶会です。




裏千家の方々のお手前で。





曇天の中
丁度の雨間でしっとりと。






いつもと違った光景
いつもと違った体験
いつもと違う空気にさえ感じられる、ちょっと華やぐひと時でした。





小野竹喬の世界展、次の日曜日17日までです。







中秋の月

移りゆく自然を描き続けた小野竹喬の月にまつわる2点。
もちろん他にも多くの月の絵はあります😊。



「象潟や雨に西施がねぶの花」
                (奥の細道句抄絵、習作の部分)

美しい絵をどうぞ見て下さいね。



13日の水曜日、最後の学芸員の方による展示解説があります。
午後2時から30分程度。
まだご覧になってない方、興味のある方はぜひ❣️。





以下は、
数日前の風景。




紅葉🍁が進んでいます。




大分市中心部と市美、県美を結ぶキャンバスの停車場。





停車場付近。
左手が、大分市美術館です。




馬酔木の植え込みが続く坂道。 





美術館への素敵な坂道ですが、
車で行ってしまう為、歩くことはほとんどありません。
(これをいつも歩けば、だいぶ身体の為になると思いながら…。)



次の花のために。馬酔木のつぼみ






ようやく暑さが収まったと思った瞬間!!
寒い!   冬ですね!

秋は???ー









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ステンドグラス作品展

2024年10月18日 | 美術館






「みらいハートプラザ大分」で開催中
ステンドグラス作品展





型にはまらない自由な感じに私には思えて
ステキでした。






角度を付けて小さい接点で接着して行くって
難しいだろうな〜。



作品に、点灯して見せて頂きました。
明かりにいっそう輝きます。


デザイン決定、ガラス選び、ガラスカット、
銅線巻き、ハンダ付け…..
ガラスピースを合わせて行く細やかな作業
たくさんの工程を経て形になって行く。




ステンドグラス作成の過程を思うだけで作家さん達のご苦労が思われます。

お聞きすると、「それも楽しい♪」と。
ちなみに、使用するガラスはほとんど輸入品だそうです👀。

 
ポジャギの
三角つなぎにそっくりな作品も↑😊








こちらの作品展は今月と、来月末11/29まで開かれています。





そうそう、
帰りに、友人と「かんたん港園」でお茶。
かんたん港園は、大分港に面した公園です。

その海で、この秋の就航を控えた大分ハーバークラフトの試運転船がちょうど港を出ていくところでした。










Baien号
Banri号
Tanso号
と言う、大分の偉人3人の名を冠した
3隻のハーバークラフトですが、事故なく無事に就航の日を迎えられる様に願う思いです。

(3名は 三浦梅園  帆足万里 広瀬淡窓)





  

お茶はスムージーで😄





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「うつりゆく自然を描く 小野竹喬の世界」 展

2024年10月13日 | 美術館



大分においては、
福田平八郎、高山辰雄、と文化勲章受賞の2人の日本画家がいましたが、
そんな2人とは又違う、
けれども、とても似ているような。


大分市美術館で始まっています。


小野竹喬(ちっきょう)は1889年、岡山県瀬戸内、笠岡市に生まれ、平八郎とは3歳違いの年上でした。

今回の展覧会は、笠岡市にある市立竹喬美術館が所蔵する名品90点が紹介されています。








四曲一双の「波切村」
瀬戸内の風景を描き続けた竹喬が、太平洋を望む三重県の海辺の村を描いた作品。
今年、重要文化財に指定されました(前期、10月14日まで展示)。




<好きな作品>

拡大↓



雪の木立の中に数本、鮮やかというか、ほのかと言うか色彩の木立に惹きつけられます。





紹介パンフレットに掲載の作品、「野辺」
紺色の台をバックに飾られ大切にされていることがわかります。



こちらの上下↑↓は、
同じ場所を描いた作品。静かな海と、荒れる海。それらをそれぞれ絹と、和紙に描いています。






この作品も、気になりました。




上、下、殆ど同じ構図ですが、
上の雪餘(せつよ)。身近な家族、友人を亡くし失意の中にある竹喬の心情を汲み取れる
『しほれふすや世はさかさまの雪の竹』
芭蕉の詠んだ逆縁の句を思い起こす
と、キャプションにありました。

下の雪旦(せったん)。上の雪餘に比べて竹の数は少なくなり、小禽も描かず簡潔明瞭、しおれた竹も雪解け後には立ち上がるしなやかさを感じさせ、すでに傷心がテーマでは無く、雪の朝の清々しい情景を伝えようとしているそう。






写真がうまく写っていませんが、
心に残ります。
雲、月、どちらも私には不思議な表現に思われました。全体美しい色使いです。

実は、竹喬の深い心の痛みが表現されています。会場で観て頂きたいです。





「茜空の画家」とも呼ばれる竹喬の、
穏やかな佇まいの作品群の中にあって、
ハッとする様な美しい色を湛える作品2点。








この展示会は、
撮影OKです。
どの作品も全部撮影したい思いですが…



『竹喬は、終生、自然を愛し表現した。
温かみのある色彩と洗練された構図の美しい風景画は、現代の私たちの心にも響く。
日々の喧騒から離れ、自然と向き合う静かなひとときを過ごしてほしい』
と、開会式では、笠岡市立竹喬美術館館長が挨拶されました。=大分合同新聞より


ところで、
展覧会会期中、インスタグラムで大分市美術館をフォローし、「小野竹喬の世界」展にいいね❤️すると、竹喬の作品缶バッチをもらえます。
美術館受け付けで、提示して下さいね^ ^。



私は、こちらの作品「海」の、








これを頂きました👍。

ただ、数に限りがあるかも知れませんのでお早めに^ ^。






心が静まるステキな展示作品ばかりです。

前期展示10月14日まで。
後期は10月16日〜11月17日

期間中、毎週水曜日午後2時から展示解説有り。30分程度です。





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マウリッツハイス美術館展

2024年10月02日 | 美術館


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この季節になるとどこの美術館も秋の文化の日に向けて大きい展覧会を企画します。


今から10年前後前の5〜6年間
11月の奈良国立博物館での正倉院展をメインにほぼ毎年京都大阪の美術館を訪れるのを楽しみにしていました。

そんな中
2012年の9月から神戸市立博物館で開かれた、「マウリッツハイス美術館展」は
心に残る展覧会でした。






あの、
フェルメール
『真珠の耳飾りの少女』の来日展示があったからです。


オランダの王立マウリッツハイス美術館所蔵。
観覧希望で並ぶ多くの人達、
他の作品展示も勿論あったのですが、

照明を落としたその部屋に辿り着き、本当に幸せな気持ちに包まれて見守るも、あまりの観覧者の多さで、彼女の前に留まれる時間は限られ、すぐにその場を去らねばなりませんでした。










の展示作品については
何を観たか
きちんと覚えていませんが、かのレンブラントやルーベンスの作品など、オランダ・フランドル絵画およそ50点の展示がありました。




(パンフレットより)





出口付近のスペースで、
「真珠の耳飾りの少女」の複製画の販売予約の受付がされていました。


当時、
まるで恋してしまったかのような心持ちの私が、この予約を申し込んでしまったのは成り行きのままだったのでしょう。


今日の掲載写真は、パンフレット意外は、
全てこの時の複製画です。
マウリッツハイス美術館の公認。
絵のサイズは実物と同じ、絵自体も実物を忠実に再現しています。
ただ実物の額は、
これより豪華で、額縁の装飾の奥に遠く、少女の微笑みがあったように覚えています。








光の画家と言われたフェルメール

光を白いドットで表した、とも聞いた気がします。上の写真は、少女の微笑んだ唇の端に白いドットが一つ見えます。










瞳の中に、唇の艶やかさに、真珠の輝きに、
白が効果的に使われ、少女は輝いています。


当時の資料を出してみると、もう、11〜12年前。
秋めいて来たので壁の絵を掛け替えました。
耳飾りの少女、年数を経るほど美しいなぁと感じる今日この頃です。


ちなみにこの年、
九州でもフェルメールの作品『真珠の首飾りの少女』が公開されました。
当時フェルメールのことをよく理解していなかった私は、混同してしまってちょっと面食らった一瞬もありました。
が、やっぱり「真珠の耳飾り」の方が
私はず〜と好きでした😅🙇‍♀️。















コメント (2)
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