無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

1頭の幸せ搬送・仮設住宅居住者の未来

2015年05月10日 05時22分54秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、68人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

世間はGWだそうですが、全く無縁の生活をしております。昨日も忙しい一日となりました。

先日来、市民より相談を受けて、成年後見人制度についての手続きを、勉強しながらさせていただいております。ところが、容態が急変したとのお知らせをいただき、慌てて駆けつけました。この手続きは、あまりにも難しいために、通常、「どうしていいのかわからない」となるでしょう。

どんな問題も、富裕層はお金で片付けることができます。弁護士に多額の費用を支払えば、解決するでしょう。問題は、その費用もない方々です。介護の問題にしても、富裕層は、高額の施設に入居すれば解決します。それだけの年金を受給していない方々、ホームヘルパーに依頼するだけの余裕のない方々が、苦しむことになります。私は、そのような社会的弱者のお役に立ちたいと思っております。

さて、昨日は早朝自宅を出発し、NPOのボランティアで、昨年末に保健所から引き取った犬を棚倉町までお届けしました。広大な敷地を持つお宅でした。



ネットで活動を知り、保健所を経由して連絡をいただいた方だそうです。対応などは妻が行っておりますので、私は車を運転するだけです。クリスマスイブの日に引き取ったので「サンタ」と呼んでいました。4か月半も世話をしていると、可愛くなります。幸せになることを願います。

運転は疲れますが、1頭が幸せをつかむ姿を見るのは、気分が良いものです。妻は車の運転をしませんので、このような協力はしたいと考えています。また、先日の譲渡会に駆け付けてくれた女性たちの中には、このような搬送ボランティアをします!という元気な方が何人かいらっしゃいました。今後、私は忙しくなるので、元気な女性たちに搬送ボラを、お願いしていきたいと思います。



先日、昨年アンケート調査を行った仮設住宅の居住者より連絡をいただきました。様々な行き違いがあり、まだ次に住む場所が決まっていないそうです。役所が送付した災害復興公営住宅入居申込書は届いておらず、とても困っておられました。

災害復興公営住宅は、住宅が全壊、または大規模半壊及び半壊の場合は、解体して住む家がない状態でないと入居することができません役所の記録は、半壊になっており、そのため入居申込書も送付されなかったわけです。この件について、相談者に確認をし、半壊したご自宅現場を確認すると、解体して更地となっていました。この解体費用には、市の補助を使用しているので、通常であれば市は把握しているはずですが、「半壊」扱いのままだったために、入居申込書の送付がされず、申込終了後の今となって、相談をいただいたわけです。

このご家族が、路頭に迷うところでした。


このような問題を抱え、一人悩んでおられる仮設居住者が、他にもいる可能性があります。仮設終了後の行き先が決まっているかを、役所は再度確認する必要があると思います。