無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

土光敏夫氏の清貧の生き方から学ぶ

2015年05月20日 06時09分07秒 | 税金の無駄使い
おはようございます。昨日は、72人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日午前、同僚市議が「財界ふくしま」に掲載された件で、全員協議会が開催されました。これに関し、本人より説明と謝罪がありました。また、選挙管理委員会より、公職選挙法上の注意点等についての説明が行われました。

これに関し、市民の方々からも、ご意見をいただきます。私も意見はありますが、この時期ですので、差し控えたいと思います。決して、擁護しているわけではありません。

さて、昨日図書館で、尊敬する土光敏夫氏に関する本を借りてきました。


「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」です。この本は、大震災の後、発行されています。「めざしの土光」と呼ばれ、自ら清貧を貫いた土光氏の言葉の中には、政治家についての厳しい意見もあります。

  政治家と待合で飲むのはよくない。政治家に用件があったら、昼間、表玄関から「これこれの件で」と堂々と行けばいいじゃないか。とにかく、政治家は、もっとモラルを正さなければダメだよ。
それにしてもおかしいじゃないか。政治は国民のためになることをやるものだ。ところが、いまは逆でしょう。みな自分のために議員になっているようなもんだ。~『清貧と復興 土光敏夫100の言葉』76、議員定数をもっと減らせ」より


土光氏が、経団連会長時代、一番ショックだった出来事は、金権政治の問題だそうです。その後、田中角栄氏と対決をしています。

他にも有名な言葉があります。「社長の『大名旅行』はやめろ」「豪邸に住み派手な生活の人は信用できない」等など。土光氏は、海外出張であっても、一人で行けるものは、一人で行ったそうです。白河市も含め、日本全国、首長と職員が、海外に行くことがあります。私としては、納得いかないことも多々ありますし、市民からも苦情をいただくことがあります。その費用は、真面目に生き、納税をした、市民の努力の結晶から出されていることを真剣に考えていただきたい。行く必要がなければ行かなければいい。必要があるのなら、納税者に報告をするべきです。また、同行者まで行くことが、本当に必要であったのかを、市民に問うべきだと私は考えております。土光氏の清貧の生き方に見習うことが多く、私の愛読書となりそうです。