毎年冬期間に出会いのイベントを実施する際に心配になるのが天候です。
毎回杞憂に終わっているのですが、それでも心配しないではいられません。
これが身近な所から参加してくださる方だけであれば「まぁ近いしなんとかなるべ」で済むのですが、
毎回遠方より参加してくださる方が多数います。
それこそ漢詩の「この盃を受けてくれ」の一節のように、ひと昔前であれば今生のお別れになるであろう距離から参加してくださる方もいます。
そのためイベントがある数日前からは眠れない日々が続いて、目の下には黒々しいクマが出来て、森の中を歩いていると「あらクマさん」と声をかけられてしまいそうです。
と、クマの話は冗談ですが、毎回イベントの前には北の国からの純のようにドキドキしています。
今回の出会いのイベントの開始時間は午後1時。
まずは大玉村社会福祉協議会の浅和定次会長より主催者あいさつをしていただきました。
今回は男性9名、女性9名の方が県内各地から参加してくださったのですが、大玉村社会福祉協議会で出会いのイベントに取り組むようになった経緯から、これまでの成果について等の話を浅和会長がしてくださったので、
皆さん真剣に耳を傾けていました。なお、今回も参加者のプライバシーを保護するために、参加者が写っている写真はピントが合っていない写真を使わせていただきますことをご了承ください。
その後、お互いに初対面(男性は事前講習会で顔を合わせていますけど)ですので、お互いがどういう人なのかの理解を深めるために、1人1人自己紹介。
自己紹介の項目は①お名前、②今年チャレンジしてみたいこと、③最近あったすごく良い事、悪い事、④10万円あったら貯金以外で何に使うか等について話をしていただきました。参加者が自己紹介をしているところの写真を掲載するわけにはいきませんので、同じ項目を浅和会長がしているところです。ちなみに浅和会長は10万円で奥様と九州の旅行に行きたいとのことで、奥様に対する愛情が伝わってきました。
自己紹介が終わっても皆さん緊張しているということで、緊張がほぐれるようにアイスブレイクの時間として、レクリエーションを実施しました。
左の手は女性参加者、右の手は男性参加者の手ですが、これはレクをしているところの一コマですが、果たして今回の参加者からこの手が恋人繋ぎのようになる方がいらっしゃるのか、楽しみですね。
とそんな事務局の楽しみはさておき、
続きまして、全員と短い時間ですがお話できるような時間を作るために、1対1でのトークタイム。
初対面で会話が途切れることのないように、事前に自己紹介カードというものを書いてきてもらっているので、それをベースにトークをしていますが、私が「それでは時間ですので次の席に移ってください」と言っても皆さん会話が盛り上がってくれているため、なかなか移動してくれません。
仕方がないので、鈍器で強打、はもちろんしていません。
参加者がお互いに打ち解けたところで、
今回の出会いのイベントのメインである陶芸の先生、本宮市からお越しの氏家寿男先生の登場です。
今回の参加者のアンケートにもありましたが、氏家先生は教え方が非常に丁寧で、分かりやすいため、毎回非常に好評です。
氏家先生から
陶芸の作品の作り方の手びねりや
ロクロの使い方を教わった後は、さっそく各人による作品作りです。
皿や茶碗、グラスやコップ、アロマポット等ロクロを使ったり、自分の手で作ったりと様々でしたが、男性のみを集めた事前講習会で「作品作りに没頭しすぎるあまりに、会話をすることを忘れないように」と伝えてあったはずなのに、作品作りが始まるとついつい夢中になって、会話が途切れることもしばしば見受けられました。
仕方がないので、鈍器で強打、はまたまたもちろんしておりませんが、自分のグループだけではなく、せっかく多くの方にお集まりいただいたので、他の方がどんな作品を作っているのかを見に行ってもらいながら、気になる方等にさりげなくお話に行ってもらったりをしているうちに、
作品が完成しました。
それから
フリートーク及び連絡先交換の時間を設けましたが、大玉社協のイベントでは少人数で長時間というスタンスで実施しておりますので、相互理解のための時間はたっぷりあります。ですから、それぞれが積極的にお話をしたり、連絡先交換をしていたようです。
そして陶芸のイベントでは他の出会いのイベントとは違って、陶芸の作品作りをする時と作品が出来上がって品評会をする時の2回集まるために、異性と会うチャンスが他のイベントよりも多いのが特徴です。
参加者の皆さんに予定を確認したところ、次回集まるのは4月12日の日曜日となりました。
それまでにはまだ時間がたっぷりとあるので、事務局としては参加者の方同士でその間に悲喜こもごも(悲しい部分はなくて良いですね)があること、なんらかの進展がある方がいてくれることを期待しております。