大玉村社協ブログ 

大玉村社協の日々の出来事や、お知らせなどをアップします。

世界で活躍するために

2014年07月07日 16時43分55秒 | JICA

東日本大震災の際に、世界の国々から日本へ日頃お世話になっているからと多数の寄付が寄せられました。

ではこの「日頃お世話になっている」というのは誰がお世話しているのでしょうか。

ODAでの援助の事を言っている場合もあるでしょうが、それよりももっと人が人にお世話になるという目に見える関係があるからこそ、「日頃お世話になっている」という表現になるのだと思います。

それでこの世界の国々でインフラ整備のための技術を伝えたり、スポーツや学術等の指導をしたりしているのが、青年海外協力隊の皆さんです。

青年海外協力隊の施設は日本に2ヶ所、福島県の二本松と長野県の駒ヶ根にあります。

そのうちの二本松にあるJICA二本松へ本日(7月7日)、大玉11区で活動しているTOBUサロンの参加者22名と行ってきました。

JICA二本松に到着すると、ロビーに世界地図をあしらった立派な陶芸作品がありました。

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この作品はJICAのOBの方が作られたそうで、世界各地に寄付されており、なんと国連本部にも展示してあるそうです。

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JICA二本松では海外へ行くための語学を始めとした様々な学習を1期70日の期間で実施しており、東日本大震災及び福島第一原発事故の影響で減少していた時はあったとしても、概ね1期180人程度、年4回で4期600人がJICA二本松で海外で活躍するための翼を磨いて巣立っていきます。

という話を

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JICA二本松の永井さんが説明してくれました。

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サロンの参加者の皆さんは、自分もこれからJICAのシニアボランティアに応募して、世界の為に貢献するぞ、という心持で真剣に聞き入っていました。

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本日は普段なかなか行けないJICA二本松の施設見学という事で、いつもよりもサロン参加者の人数も多く、総勢22名の参加がありましたので2班に分かれて施設見学をさせていただきました。

上述の永井さんと、上の写真の渡邉さんです。

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訓練員の方が生活する部屋を見せてもらったのですが、余計なものが何もありません。これは雑念を振り払って勉強に取り組むためと、任国へ行った際のギャップの軽減、そして部屋は個室でも一歩外に出れば誰かが常にいるような環境で、協調性を高めるための訓練だそうです。

廊下を歩いていると、

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上部に看板を見つけました。母国語である日本語すらおぼつかない、満足に書けない話せない身としては、 他国語は従順なイエスマンの如く「Oh,yes!」しか言えないなぁ、なんて考えていたら、

Img_0709

この言語の種類を見ると、どこの国の言語かも分からず、もちろん話せないからイエスマンにすらなれないことに気付きました。

授業部屋は

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このようになっていて、少人数制できめ細やかな授業が行われています。

このブログを読んで少しでも青年海外協力隊に興味を持った方がいましたら、是非自分の力を世界で試す機会ですので、JICAの門を叩いてください。

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最後に永井さん、渡邉さんにも入ってもらって、全員で記念撮影をさせていただきました。

そういえば、大玉社協は今年度で法人化20周年ですが、JICAも今年度が設立20周年と言う記念イヤーで、よく新聞を見ると「〇〇の国の料理体験」と言ったことで、世界各地の料理を実際にその国で活動してきた方のお話を聞きながら食べれるという、素晴らしいイベントを実施されていますので、新聞をくまなくチェックしてみてください。

そしてJICA二本松を後にして、大玉村内のレストランで

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美味しいランチを食べてきました。

脳も胃も大満足のサロンとなったようです。

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東日本大震災における避難者支援について☆2014.1.26

2014年01月20日 17時30分00秒 | JICA
『第15回二本松市・本宮市・大玉村における
応急仮設住宅支援等に関する連絡会』に参加の為
二本松市にある浪江町社会福祉協議会に参加してきました。

この会議には上記の安達地方2市1村の社協が持ち回りで
幹事をし、避難元社協(富岡町、大熊町、双葉町)も
参加の連絡会です。

主な参加者は各社協に配置された生活支援相談員が
日頃の避難者支援活動の状況を報告し、日頃の支援活動
における事柄について協議を行う場となっています。
福島県内の市町村社会福祉協議会に総勢200名の
生活支援相談員が配置され、避難者支援活動として
相談を受けたり、戸別訪問を実施したり、集いの場を
企画運営したりと、様々な活動を行っていますので
他の社協でどのような活動を行っているかということを
伺うと、新たな気づきや、これから増えるであろう相談内容の
予測可能性など、とても参考になります。
何より、避難者の生の声を聴く生活支援相談員の意見は
”今、避難者は何を思っているのか”という
ことを掴む有効な機会となってます。

今回は、昨年10月に完成した浪江町社協を会場とし
二本松市社協幹事で開催されました。

毎回オブザーバーとして福島県社協の統括支援相談員や
にいがた災害ボランティアネットワーク 李事務局長、
千葉県山武市社協 高地主事にもご参加いただいております。

終了後、来月、大玉村社協主催の避難者支援事業の周知用写真
の撮影を皆さんにご協力していただいて撮影しました。
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新聞掲載用にはきりっとした表情の写真を
使わせていただくにですが、大玉村社協ブログは
笑顔や親しみやすさを。。。。。ということで
それぞれにポーズをお願いしました。
皆様、ありがとうございました。




さて。。。。もう間もなく3年が経過する東日本大震災。。。
県外視察者の話からすると、明らかに福島県の復興に
向けた動きというか、気運は未だに被災他県と比べ
差があると感じました。
それは皆様もご存じの通り、東京電力福島第一原子力発電所
の事故によるところの放射能汚染に関することだと思います。
社協の生活支援相談員としては、避難生活の支援が目的
ですので、除染に関する状況等については専門機関からの
情報をご参照ください。

本題ですが、日頃、避難者支援をしている社協の生活支援相談員が
感じている、今の福島県内の避難者の声としては
『復興住宅計画が進んでいるのかもしれないが、避難者が
進んでいると実感できる程度のものに至っていない』ということ
であろうと感じています。
福島県内に災害復興住宅建設の計画による戸数がニュースや
新聞で発表されています。
それでも、避難生活を送る世帯数と比べると明らかに数が少ない
ために、避難生活をしている自分たちの今後の生活の基本である
居所の確保について不安を感じているのだと思います。
国を始め、県、市町村や様々な機関・団体における担当の方々が
日夜、復興のために必死に取り組まれている一方で
被災者が不安を抱きながらの避難生活を送っているという現状。。。
それを思うとジレンマに苛まれます。

現在、大玉村内における借り上げ住宅等の避難者は49世帯
127名(大玉村社協調べ)となっています。
お話を伺うと、ほとんどの世帯が震災前は自己所有物件での
生活をされていたようです。
現在は、避難者の救済制度により、民間物件を福島県が借り上げる
ことで住居の保証がされています。度重なる避難所の移動を
経験した方たちは、ようやく仮の住まいをえて、安堵したことでしょう。
しかし、期限の議論が持ち上がるたび、避難者一人一人の心に
新たな不安が生まれてしまいます。
『震災前は自己所有物件ですから家賃負担の心配をしなく
ても良かったのに。。。。』
『この年になって、新たに自宅を建てるほどの資金はない。。。』
そういう声を多く伺います。
賠償金があるのではないか?と疑問に思われる方もおられる
でしょうか、果たして宅地を購入し、家屋を立て、生活再建をする
だけの額になっているのか。。。。。
代々受け継いできた土地と建物で複数世代が生活してきた世帯
などにとっては、一代で同様のものを再び用意するというのは
非常に大きな負担だと思います。

もちろん、東日本大震災は福島県だけに起こったことではなく
北関東から東北沿岸までとてつもない範囲で甚大な被害を
もたらし、多くの方々が大切な人を失うという事実。。。。
『それでも福島は。。。。。』と続けてしまいたくなるのは
エゴではないと思うのですが。。。。

顔と顔がみえる関係において避難者支援をつづけている
社協の生活支援相談員ほど、上記のような思いが
募ることと思います。

お蔭様で、大玉村内の借り上げ住宅生活者の皆様からは
『大玉村は住みやすい』、『心配して声をかけていただけて嬉しい』
『いつもありがとう』というお声を頂戴します。
それは、震災前から大玉村が地域住民と一体になった
村づくりを長年進めてきた成果なのだと思います。
”地域力”という言葉が福祉分野でも使われ久しくなりましたが、
正しく大玉村の地域力が発揮された今回の東日本大震災
であり、それが村内の仮設生活者・借り上げ生活者の
支えの一助となっているのだと思います。

昨年は『いつやるの? 今でしょ!!』という言葉が流行しましたが
少しずつであっても常にやり続けることが地域力を養う要素の一つ
なのだろうなと思います。

文責
社会福祉法人大玉村社会福祉協議会
生活支援相談員 佐藤拓未
℡0243-68-2100
e-mail  outama@arion.;ocn.ne.jp
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開催迫る!!平成25年11月23日第10回ボランティアフェスティバル

2013年11月21日 13時52分13秒 | JICA
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   みなさん、こんにちは
いや~、寒くなりましたね
芋煮の季節も過ぎ、鍋の季節ですね

大玉村ボランティアネットワーク主催の
第10回ボランティアフェスティバル
来る23日に開催されます

今年はコンサートのメインとして
レッドベコーズが来てくれます
『レッドベコーズって。。。。。。』と思われた方
そう、そうです!『レッド』→”赤”、『ベコーズ』→”べこ”
”あかべこ”にちなんだグループ名

福島県民ならば誰しもが知っている”あかべこ”です
口笛を担当する高木満理子さんと
シンセサイザーを担当する細川佳那枝さんの
素敵な二人組です

第10回のテーマは
~感じたい皆の力、伝えたい私の力~

ということで

9時~11時
クリーンアップ作戦
11時~
バザー、昼食、募金活動など
12時~12時40分
オープニングセレモニー
12時40分~16時
コンサート

となってます

出演団体は
あだたら和(なごみ)太鼓
玉井小学校合唱部
コカリナくれよんと手話サークルひまわり
サーチ・リリア・フラスクール
本宮ハーモニカサークル
ふれんどりー大玉
大正琴愛好会
フラ・アイカネ
コール あんだんて
サーチ・プルメリア
YOSAKOI大玉
福島大学ボランティアグループkey's
レッドベコーズ
です

主催)大玉村ボランティアネットワーク
共催)大玉村社会福祉協議会
協力)公益財団法人ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団
後援)大玉村 大玉村教育委員会 大玉村商工会

<問合せ>
社会福祉法人大玉村社会福祉協議会
〒969-1302 大玉村玉井字東三合目19
℡0243-68-2100





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「平成25年度赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金 住民支え合い活動助成事業」応募受付

2013年11月21日 08時52分38秒 | JICA
平成25年度赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金
住民支え合い活動助成事業」応募受付まもなく終了!



東日本大震災により甚大な被害を受けたことで
地域住民間の繋がりの大切さが再認識されました。
『中央共同募金会では災害ボランティアやNPOへの支援金として
「災害ボランティア・NPO活動サポート基金」を新たに設け、全国の
多くの方々にご協力をいただいております』
(『』内、福島県共同募金委員会発行応募要項より抜粋)
福島県共同募金委員会では、昨年に引き続き
『福島県民同士による支え合い活動やボランティア
活動の輪を広め、人々のつながりや被災地域、
避難地域居住民のコミュニティ再興などに取り組む団体の支援を
目的』(上記要綱抜粋)に標記助成事業を本年度も実施しています。

本年度、大玉村においては62団体、総額5,540,000円の助成を
いただきました。地域住民による活動はもとより、避難者の方々にも
活用していただいております。

この助成事業が、平成25年12月27日(金)
福島県共同募金会必着を持って〆切
になります。
但し、助成予定総額に達した時点で受付が終了となりますので
お早めにお申し込みください。

詳細等については福島県共同募金会ホームページ
http://www8.ocn.ne.jp/~akaihane/jyosei_h25-03.html
をご覧ください。

なお、申請時において、大玉村共同募金会においての受付が
必要になりますので、大玉村総合福祉センターさくらまでお越しください。

申込書類の作成につきまして数日必要となる団体様も
みられることから、12月20日頃までにお問合せをお願いいたします。

最後になりましたが、多くの方々から被災地へ御支援を頂戴しておりますこと
に改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。


大玉村共同募金委員会
〒969-1302福島県安達郡大玉村玉井字東三合目19
大玉村総合福祉センターさくら内
℡0243-68-2100 Fax0243-68-2103

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いってらっしゃ~い(#^.^#)ふれんどりー大玉☆20131017

2013年10月17日 09時15分58秒 | JICA
おはようございます
今日も最高に気持ちのいい大玉村ですよ

さて、今日はNPO法人大地で運営する
『ふれんどりー大玉』の利用者の皆さんが
待ちに待った一泊旅行です
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みんな朝から旅支度で集まってきてました
Img_5390
日頃の行いが皆さん宜しいようで空の
青さも最高ですね
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Img_5414
車内の様子を撮影させてもらうのに乗り込んだのですが
『一緒に行きましょう』と・・・・・・
ええ、是非!と言いたいところですが
別の仕事がありまして・・・・・

お土産話楽しみにしてますよ

Img_5426
いってらっしゃ~い  




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大玉社協のホームページはこちら

社会福祉法人大玉村社会福祉協議会ホームページ