南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

11月の嘉徳川

2011年01月24日 00時33分21秒 | リュウキュウアユの塩焼きで一杯やりたい
昨年、全国的に報道されたことでまだ憶えておられる方もいらっしゃるかとも思いますが、10月の、中旬とも下旬とも言い難い時期に、奄美大島を記録的な豪雨が襲いました。
地域によって被害に濃淡があったのですが、この嘉徳川が流れる嘉徳集落は、奄美大島の南西部一帯でも被害が大きかった地域に当たるでしょう。
歌手の元ちとせさんがこの地にある実家に滞在していて、一時音信不通になっていたことはオレなんかよりずっと詳しい人があちこちに居る筈です。



水害からちょうど一ヶ月が経過した11月20日に、ようやく手前の網野子峠が開通したことで嘉徳に達することができたのですが、その被害の爪痕は随所に残っていました。
通常、国道58号線から分かれてそのまま嘉徳集落へと至る町道は、豪雨災害の前から崩落で通行止めになっていたので、節子集落へ至る町道から林道を抜けて向かいます。
林道を抜けて、集落の前庭に当たる畑地に出たところで上の写真。



集落には向かわず、川に沿って遡るかたちで通行止めの町道を少し進みます。



橋に、流されてきた倒木が絡みついているのですが、とんでもない量です。
ところで、切り口が綺麗なのが判りますか。
一本一本外してたら来年になってしまう、とチェーンソーで切ったのでしょう。

 

橋付近の嘉徳川本流の様子。
左が11月20日撮影、右は2009年12月5日撮影です。

 

さて、浜に出てみましょう。
左が11月20日撮影、右は2009年1月10日撮影です。

 

ちょっと河口の幅が広いかな? と思いましたが心配無用。
河口は海へと直結しています。



膨大な雨水が浜の砂を海へと運び去った結果、浜の河口側は数メートルの深さで浸食されていました。



かきおさんです。
よろしくおねがいします。


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