2016年9月27日~10月3日
6日目 ザグレブ観光
3日に1日は崩れるという時期に幸運にも毎日好天に恵まれていましたが最終日に
遂に雨に祟られました。初日に観光出来なかったことを悔やんでも仕方ないので
傘をさしての旧市街散策でカメラもちゃんと構えられません。
その前に日曜日はスーパーも営業時間短縮とか休業するところが多いので
宿の近くの店が開いているうちにちょっとお土産を見繕うことにしました。
ザグレブ市街はトラムが網羅していて移動には便利です。
何度か利用して感じたのはザグレブっておおらかと言うか太っ腹。
乗降車時にチケットのチェックも無いし乗車開始の打刻(90分間有効)も乗客任せ。
ある乗り場での会話が偶然聞こえてきました。
観光客「どうやって乗るの?」 地元の若者「ドアが開いたら乗るだけ」
言わなくてもその続きは「ドアが開いたら降りるだけ」じゃないの~。
街の中心に行っても閉まっている店が多く、雨も手伝って初めての日より人通りが少なく
イェラチッチ広場周辺も寂しい風景です。開けてはみたものの閉め始めている店もあります。
ドラツ市場も半分も出店していないので活気がありません。
が、観光地の旧市街はそこそこ観光客がいて聖マルコ教会など部分的に賑わってはいました。
世界一短いというケーブルカー(トラムのチケットで乗れます)で登ったところに
ロトゥルチャック塔があって12時に空砲を撃つので少し前から人が集まってきました。
塔の上の小窓からドカーン、燃え残りがパラパラ降って一瞬の出来事で人だかりも
サーッと引きます。
下から見ていればこれで終わりですが、上に居て弾を込める作業などあまりにも
興味津々にしていたからか大砲がある部屋の中に入れてもらうという貴重な体験が出来ました。
空砲を撃つ係りの人も大砲もテレビで見たことがあるそのままでした。
テレビではビシッと制服を着ていましたがこの日は壁に掛かったままでラフなスタイルで撃ってました。
日本は行ったことがないけど良い所だとおっしゃってました。
塔に登っている人は数人でしたが上からザグレブが360度展望でき、特に聖マルコ教会の
いい写真が撮れますので穴場です。
今旅は時間が少ないので博物館系はすべてパスしたので、それ程広くない旧市街の見所は
ざっと見て回れました。
バスで15分程の所にあるミロゴイ墓地に行こうか大変迷いましたが雨のため断念しました。
たいへん美しい墓地だそうで、時間が無い訳ではなかったので残念でした。
さてさて、旅の最大の目的のはずの美味いもの探しですが、レストランを利用したのがたったの4回
あとはスーパーで買出しと行き当たりばったりの買い食いという始末。
そんな中で個人的な好みですが、ビールは代表的な”カルロバチコ”でも”オジュイスコ”でもなく
”TOMISLAV トミスラフ”がいい感じでした。AMSTELも、これはオランダのか。
レストランは普通に美味いのですが、普通に美味いのはどうしてももう1度食べたいというほど印象に残らないです。
でもパン屋とか単品の店もある程ですからかなりメジャーだと思われるブレクにはハマりました。
パイ生地にひき肉とかチーズ、かぼちゃ、りんご他色々な具を包み込んだパンですが何度も食べました。
大は鉄鍋で焼かれていて4つ切りで180円くらい、小は1回半位の大雑把な渦巻きになっていて100円くらい。
ブレクを食べにクロアチアに行きたいくらいです。
パン対決ではポルトガルのマデイラ島のボーロ・デ・カコといい勝負です。
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