1/22の夜に、03話を見終わってから、何て書こうかって一生懸命に考えた。
胸を締め付けられて、揺さぶられて、涙を零しそうになって、でも、堪えて見た03話。
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告知と、それを受け入れきれず、誰にも言えず、独りで慟哭する拓人の姿は、
恐らくは、治療手段が無い病気を告知された誰かの物でもあるのだと思う。
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子供の頃に母に作って貰った唐揚げ。
今、母は拓人の為には作らない。母に従順な弟、陸人の為にしか作らない。
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その唐揚げを頬張り、拓人は母を想い「助けて」と呟く
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ぼんやりとしか捉えていなかった「自分の死」と言うものが、
母親の唐揚げを食べた事で、厳然たる事実として迫ってきたのだろうか。
それとも、家族とも呼べない家族に救いを求めたのか。
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この時、拓人は初めて「死の恐怖」を実感したのだと思う。
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この回はBGMや効果音なども、本当に要所要所でしか使用せず、とても演出が凝っていました。
脚本の底力。
演出によるドラマの流れ。
演じる人によるそれぞれの人の表情。
本当に良く練られたドラマだと思います。
春馬さんの前回のドラマ「ラスト・シンデレラ」がコミカルタッチだっただけに、
「僕のいた時間」のシビアさが、かなりのインパクトを持ちます。
広斗と拓人。同じ俳優が演じているのか?と、思えるほどに。
「ラスト・シンデレラ」の時の春馬さんは、直前まで公演があった「五右衛門ロック」の影響か、
若干、演技が舞台っぽい部分も窺えました。
しかし、今回の「僕のいた時間」では、かなり抑え気味の演技。
ごく普通の、何処にでもいる若者という存在感。
それだけにポイントポイントで感情を露わにする演技がビシッと決まる。
相手役の多部さんも、ごく普通の若い女性を上手く演じていらっしゃいます。
先輩役の斉藤さんもこれまた、自分を出し過ぎず、良い芝居をなさっています。
マモちゃんもヒナちゃんも、陸人も。
今回は若い俳優陣がとても頑張っているのが好印象。
本当に良いドラマになっているなあって思います。
ただ、自分の感情がどこまでドラマに耐えられるのか…。が、問題(苦笑)
辛すぎて、見られなくなるかもしれない。
でも、最後まできっちりと見たいと思っています。
基本的にTV嫌いの私が、最初から最後までちゃんと見るつもりのドラマなんて、そうあるもんじゃありません。
春馬さんのけん引力が大きい事は確かですが、第1話を見た段階で「見るに耐える」と、手応えがあったのも事実。
役者さんはじめ、スタッフの皆さん。
寒くて辛い時期のロケが多くて大変かとは思いますが、
素晴らしいドラマを作り上げて下さい。
拓人がどのように生きていくのか、最後まで見つめていたいと思います。
胸を締め付けられて、揺さぶられて、涙を零しそうになって、でも、堪えて見た03話。
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告知と、それを受け入れきれず、誰にも言えず、独りで慟哭する拓人の姿は、
恐らくは、治療手段が無い病気を告知された誰かの物でもあるのだと思う。
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子供の頃に母に作って貰った唐揚げ。
今、母は拓人の為には作らない。母に従順な弟、陸人の為にしか作らない。
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その唐揚げを頬張り、拓人は母を想い「助けて」と呟く
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ぼんやりとしか捉えていなかった「自分の死」と言うものが、
母親の唐揚げを食べた事で、厳然たる事実として迫ってきたのだろうか。
それとも、家族とも呼べない家族に救いを求めたのか。
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この時、拓人は初めて「死の恐怖」を実感したのだと思う。
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この回はBGMや効果音なども、本当に要所要所でしか使用せず、とても演出が凝っていました。
脚本の底力。
演出によるドラマの流れ。
演じる人によるそれぞれの人の表情。
本当に良く練られたドラマだと思います。
春馬さんの前回のドラマ「ラスト・シンデレラ」がコミカルタッチだっただけに、
「僕のいた時間」のシビアさが、かなりのインパクトを持ちます。
広斗と拓人。同じ俳優が演じているのか?と、思えるほどに。
「ラスト・シンデレラ」の時の春馬さんは、直前まで公演があった「五右衛門ロック」の影響か、
若干、演技が舞台っぽい部分も窺えました。
しかし、今回の「僕のいた時間」では、かなり抑え気味の演技。
ごく普通の、何処にでもいる若者という存在感。
それだけにポイントポイントで感情を露わにする演技がビシッと決まる。
相手役の多部さんも、ごく普通の若い女性を上手く演じていらっしゃいます。
先輩役の斉藤さんもこれまた、自分を出し過ぎず、良い芝居をなさっています。
マモちゃんもヒナちゃんも、陸人も。
今回は若い俳優陣がとても頑張っているのが好印象。
本当に良いドラマになっているなあって思います。
ただ、自分の感情がどこまでドラマに耐えられるのか…。が、問題(苦笑)
辛すぎて、見られなくなるかもしれない。
でも、最後まできっちりと見たいと思っています。
基本的にTV嫌いの私が、最初から最後までちゃんと見るつもりのドラマなんて、そうあるもんじゃありません。
春馬さんのけん引力が大きい事は確かですが、第1話を見た段階で「見るに耐える」と、手応えがあったのも事実。
役者さんはじめ、スタッフの皆さん。
寒くて辛い時期のロケが多くて大変かとは思いますが、
素晴らしいドラマを作り上げて下さい。
拓人がどのように生きていくのか、最後まで見つめていたいと思います。
この お言葉。
雑誌、ACTERS FACEを 読んでみると どれだけ 三浦春馬氏が 手探りしながら 取り組んでいるかが よく分かります。
企画、脚本、演出、出演者、その他のスタッフさん、
多くの方々に 支えられて このドラマは 作られているのですね。
しっかり 見守っていきたいと 思います。
春馬さんの一言で立ち上がった企画ですし、そういう意味では春馬さんは監督とは別に、座長的な立場でもあるから、皆を引っ張っていかねばならない。そういった気持ちもあるのでしょう。
年齢は若いけれど、役者歴が長いからこそ色々と考えるのでしょうね。
ドキュメンタリーとドラマを融合させたような、今回のドラマ。
個人的に演出なども結構気になってます。
台詞なども、普通に使えば普通なのに、このドラマだからこそ物凄く印象的に捉えられるようになっていて、見ていて気が抜けません。
(キッチンの蛍光灯が切れかけてるのを、陸人が「寿命だね」って言うなど)
最後まで見守る覚悟ですが、こちらの心臓が持つかどうか(苦笑)