The ocean Leaves

「落ち葉」のシーカヤック漕ぎとバイクの練習日記

『湖月・改』仮名・・ 進水!

2011-02-06 21:13:04 | カヤック製作記録

本日! 『湖月・改』仮名・・の進水式を厳かに執り行ないました


『湖月・改』あくまで仮名!   姿形は殆んど『湖月』と変化なし・・・


我がオーリブ艦隊の秘密基地!  静岡県沼津市若松崎キャンプ場
本日は私と〇神さん艇の2艇が進水したのですが、ウイスパーとアルピナ2のファルトを含む木造艇7艇の計9艇のカヤックが集まってくれました
珍しく統制がとれてます・・・。


〇神さんはしっかりワインを持参して儀式を行っていました。
皆さんの祝福を受けていましたが・・・ここにも進水の人が一人いるんですけど・・・・・ しかも一応隊長っす・・・。


本日の花一輪  ウイスパーの山〇さん。
カメラを向けると変なポーズをとってくれましたが・・・・本人の為に掲載は無し・・・ 意外にお茶目ですね~


いよいよ進水です
しかしですね・・・三枚葉さんの余計な一言が・・・「今日は仏滅ですよ」!!! ・・・・まじ?・・・
知らなきゃ気にもしなかったのに・・・
三枚葉さん・・・今日は納品が一軒有るので漕げない様ですが・・・白い粉ですか?


たのし~ぃぃ
予想どおり一次安定は悪いです 乗り込み時におっととってなりましたが・・全長が長い分『湖月』に比べ浮力が有る感じで漕ぎ出しが軽い すばらしい


寒くて沈したくない・・・おのずとブレイスターンも中途半端  まあ後半は結局ロール大会になるのですが・・・


『湖月・改・・あくまで仮名』を駆る工房主の大嶽さん
私のイメージ通りなかなかストイックな船です! ありがとうございます   でも、これ・・・売れますかね???


おなじみatsu君です・・・・なにしてんの?


大瀬崎にご到着~
意外にお茶目な山〇さん   いい子です


金〇さんも頑張りました   ☆さんごめんなさい!写真が無い・・・


大嶽さんの『OS・18』  全長550cm   ながっ まるでロケットみたいです・・・
スピードも素晴らしく速かったです
atsu君も速かったっす・・・密かにチギってやろうと思っていたのですが・・・しっかり着いて来た  でも、1.5Pだよ~


自作4艇目の『湖月・改・・あくまで仮名』  早く船名考えないと、好き勝手な名前で呼ばれる様になってきました・・・



よく、シーカヤックはやってみたいけど、置く場所が無いとか、運搬手段が無いとかで諦めている人の話を聞きますが・・・
本気でやる気になればどうにでもなると思います。
私も以前は値段にして30万~40万もする高価ででかいシーカヤック・・とても無理って思っていました。
でも、自作すれば5万程度で出来てしまう・・しかも3分割で作ればアパート住まいでも大丈夫! それでもシーカヤックを自作??
そんなアンビリバボーな事できる訳無い! って考えながらとうとう今に至っています。
そんな良い例がいつも一緒に漕いでいるatsu君です。 車はスバルの軽『R2』!住まいは都会のアパート!それでも5メートル近いシーカヤックを分割にしてカートップでやって来る!凄いスピリットですが、本気でやる気になれば可能な事なのです。


今日は仏滅!ですが・・・・最高の進水式が出来ました。  こんな真冬に集まってくれた仲間のみんなに感謝します
これからもヨロシク~

仏滅なんて私は気にしません・・・はい・・

 

 

 

 


『湖月-改』 完成!

2011-01-25 00:44:31 | カヤック製作記録

去年の秋から製作していた『湖月-改』OSG-17がとうとう完成しました


全長507㌢  全幅53㌢  のハードチャイン艇! 『湖月』が全長487㌢の全幅55㌢なので、よりシャープになっています。
後はショックコード類の艤装を施せばいつでも


重量はほぼ17kg・・・17フィートの分割り艇でこの重量は驚異的だって大嶽さんも言ってました

製作過程の詳細は『爆造日記』から・・・。 この船は特注扱いでの製作は可能ですが、まだ誰も漕いでませんから特性は不明です
近いウチに進水式やりたいです。 インプレッションもそれからっと言うことで・・・でも・・やっぱり船名は付けたいです、何かカッコイイ船名ないですか?・・・
『コゲⅡ』は却下

 


『湖月・改』製作記録パートⅤ

2010-12-25 23:11:51 | カヤック製作記録

カヤック製作記録の5回目です。
今回はコーミングの製作も終了し、最後のサンディングとなりました

3分割りの処置と面倒くさいコーミングの製作を大嶽さんがやっていてくれたので、そのままサンディングを行います


3つに分解した様子
一番長いスターン側は長さが195センチあります。 ニュウドーリーのミニバス(サンバー)の荷台は180センチなので積み込む場合は少し工夫がいるようです
しかしこの『湖月・改』・・・ほぼイメージ通りに仕上がりそうで・・・後は乗り手次第
最終的な水研ぎを行い、ウレタンクリアーで塗装、艤装で完成

進水が楽しみなのです

 


『湖月・改』製作記録パートⅣ

2010-11-03 18:50:38 | カヤック製作記録

湖月・改OS-G17の製作報告4回目です

今回でいよいよデッキの貼り付けを行いました。

残りのスターンデッキ(後側)と先端のバウデッキをサイドパネルより少しはみ出す様に貼り付けます。
デッキパネルについては現物合わせです
次の作業ははみ出たデッキパネルをテノコ、カンナ、サンダーの順で成形していきます。


成形終了~
バウデッキ中央の補強材とデッキサイドをきれいにサンダー掛けして滑らかな形になりました


ハルはこんな感じ・・・とても綺麗です


ハードチャインのシャローVがキツめですが・・・一次安定性は良くないと思われます


かっちょえ~ そろそろ正式な船名を考えないとだ・・・


コーミングを載せてみました・・。
コーミングの製作は一番面倒でつまらない作業なので、いつもここで中断してしまいます・・・
しかし・・キツめに角度の付いた船底に51センチの全幅・・・私に乗れるかマジ心配になってきました・・・

でも、まあ・・・慣れるでしょう   ダメならひたすらロールでもしときます  

 

 


『湖月・改』製作記録パートⅢ

2010-10-22 17:48:36 | カヤック製作記録

『湖月・改』OS-17の製作報告です。


今回からいよいよデッキの貼り付けです
『湖月・改』はまだキットや設計図が無い為現物合わせでカット、貼り合わせますがデッキトップのライン出しに苦労しました
エポキシ接着剤と仮釘で貼ります。


ローアングルから
これは速そうです デッキを張るとますますシャープに見えます・・・
俺の技量で乗れるんか???
今回の作業はここまで。 この後は残りのバウデッキとスターンデッキを貼ってコーミングを作って・・はみ出たデッキ板を成形して・・エポキシコーティングをして・・ひたすらサンディングをして・・ウレタン二スを塗って・・ハッチを付けて・・シートを入れて・・艤装をして・・フィッティングをミリミリして・・・・・・
・・・今年中に進水できるんか???

 


『湖月改』製作記録~パートⅡ

2010-10-12 19:05:04 | カヤック製作記録

『湖月改』OS-G17の製作報告です。


10月11日・製作4日目となります。
今日はバウデッキを張る準備を行いますが湖月改はラウンドデッキではなく湖月と同じ突合せによる三角デッキで製作します。
デッキのトップに角材を通しその左右に3㍉厚の合板を張り合わせる予定~


湖月改は収納、運搬を考え3分割り艇とするのですが、これが分割り箇所です。
ムク材をきっちし9㍉の間隔を開けカット ムク材を接着後にこの9㍉の隙間にノコを入れ船体を切断します
9㍉の内訳はカットしたそれぞれの面に4㍉厚の合板と0.5㍉厚のアクリル板を張り合わせる為 解るかな~


デッキセンターの角材の裏に角材の幅よりわずかに広い3㍉厚の合板を張り合わせます。 その上からデッキ板を被せる要領で製作していきます


全体のフォルムはこんな感じ・・・
3日目に行ったガラスクロスのバリをきれいに処理していよいよデッキ張りの準備が整いました。

湖月よりサイドパネルの高さがある分足元にも余裕が出来そうです
ボリュームも湖月より大きいのでキャンプツーリングにも対応でるかもです
ただ・・ボトムのシャローVが少しキツめなので1次安定は悪いような気が・・・・・

 


 

 


『湖月改』製作記録~

2010-09-27 19:50:51 | カヤック製作記録

現在大嶽デザインさんちにお世話になり製作している『湖月改』の製作記録です。

自家設計の湖月を基に全長、全幅、及びボリュームなどの各サイズを変更します
細部詳細は極秘です。 湖月より喫水線長は長い!とだけ言っておきましょう・・ふふふのふ。
自作4号艇となります。


まずはサイドパネルです。 サイドパネルの形状でそのカヤックのボリュームや全体のフォルムそれに船の性格に影響するロッカーなどの全てが決定すると言っても過言ではありません
デッキを接合する為のシアー材を接着したサイドパネルの両端を縛り、中央を開きます。


で・・ボトムパネルを等間隔で開けた穴に銅線で縛っていきます。『ステッチアンドグルー工法』と言います
湖月を自作した時は合板への罫書に切り出しと一人でやったので大変でしたが、ここ工房では大嶽さんがやってくれているのでとても楽チンです
大嶽さんも「マルチチャインと違いハードチャインはパネルが4枚だけなんで楽チンだね」って言ってました。
ちなみにマルチチャインの設計は素人には無理っす


バウ側からだとこんな感じです。
尖ってますね~・・ふふふ・・・


全ての穴を銅線で縛ったら接合部にパテ状のエポキシを塗り込んでいきます。
クラフトテープで余計な部分にエポキシがはみ出ないようにマスキングされています プロならではのノウハウですな・・・自分ではまずやらないでしょう・・・
一日目はここまでで終わりです  エポキシが硬化するまで24時間は必要ですからね。 しかしたった一日でハルの形ができてしまいました


で・・二日目です。


ここでは縫い合わせに使った銅線を全て抜き取り、船の内側にテープ状のガラスクロスを貼り付けます。
デッキとの接合部のシアー材が分かりますね~


ガラスクロスの上からエポキシ樹脂を刷毛塗りしたら、日光での乾燥を促します。
ある程度乾いた状態で内側全体にエポキシ樹脂を刷毛塗りします


横からの形はこんな感じ・・・。湖月より長いっす
この時点で銅線の穴と残りの接合部のパテ埋めを終わらせます。
二日目終了~

で、三日目では大嶽さんが、分割りする為のムク材を組んでいてくれました。
ホントに至れり尽せりで・・・注文通りでした。(感謝。


3分割りのカヤックになる為、コクピット前後の隔壁部分でムク材ごと切断されます
しかし・・・今までのお客さんの中でも、一番我がまま客ではないでしょうか?
まだラインナップに無い船を作らせるのは私くらいだと思います・・・
大嶽さんありがとう ホンと感謝します。 


ペーパで磨きます・・ひたすら磨きます。
綺麗・・・


表面が滑らかになるくらい磨いたら、ハル全体をガラスクロスで覆います。
ここでも刷毛でクロス全体を馴染ませるといったプロの技が光ます・・・自分ではやらないっていうか・・簡単な事ですが、思い付かないっす絶対・・・


エポキシ樹脂をガラスクロスの上か塗ると・・・この通り
クロスが透明に透き通り、綺麗な木目が現れます。 ここでも余計な樹脂をこさぎ落とすといったプロの技が光ます
こんな技は習うか見るかしないと絶対思い付かないですよ・・・湖月ってよく完成したもんだ・・・・


二度のエポキシ塗付で・・ジャ~ン
これ以上塗るとカヤックが重くなるので三度は塗りません。
ここまで企業秘密とも言える様なノウハウが沢山でした・・・
ふふ・・・しっかり見てましたよ    私もいつかはこんな工房が欲しいです。   

この状態まで、たったの三日目ですが・・・今週末は能登島遠征組に大嶽さんが入ってますので作業はできません 
私は留守番ですが・・・・いきて~えぇぇ