The ocean Leaves

「落ち葉」のシーカヤック漕ぎとバイクの練習日記

ハッチ

2009-08-10 22:31:33 | 物作り

今日は台風9号の影響で朝から雨が降ったり止んだりだったのですが・・沼津の内浦なら漕げるかもって言う甘い考えをもちつつGO・・・
しかし、沼津はひどいどしゃ降り・・・しょうがないので大嶽さんちに寄ってカヤック談話です。
そーしてるうちに今日からカヤックの製作を開始するK林さんが登場しました、実はK林さんは私の同僚で私とC隊長の進めもありカヤックの製作を始める事になったのです。
松崎のシーカヤックマラソンにも応援にきてくれました

すると今度は今日、完成のO崎さんも登場されました  11回も鎌倉から通われたそうで・・・お疲れ様でした
しかしO崎さんのカヤックは素晴らしいです 自分で描かれた植物の絵をステッカーにされて最後の締めくくりとされていました
ん~私も何か考えなくては・・・前々から中世の帆船などに飾られていたバウスプリット(女神像などの船首飾り)みたいなモノが欲しいと思っていましたが・・そうすると、船尾のランタンも欲しくなるし・・・海賊旗も・・・・

・・・で・・大嶽さんが一言・・「落ち葉さんもハッチ付ければ?・・今、ここで」
・・・え?・・私が2年間悩みつづけているハッチを今、ここで付けろと?・・・


で・・スターンとバウデッキに一つづつ・・・「あっ」と言う間に付いてしまいました・・・
バンジーコードを張り替えるか迷っていたのに・・「ついでにハッチも付ければ良いよ」・・っ、ついでって・・あなた・・・
「バンジーコードとハッチ二個で1200円でいいよ」・・安っ   申し訳無いので1500円払いました。    その後在庫確認でカタログを見た大嶽さん・・「あれ、ハッチ一個2700円だね・・・まあいっか」   ・・・大嶽さん・・大丈夫?


しかし・・・私が悩んでいた2年間は何だったの・・・・



工房

2009-08-02 18:28:51 | 物作り

朝からひどい雨が降っています・・・
今日は沼津の大嶽デザインさんの工房にお邪魔して、ちょっぴりカヤック製作技術を盗んで来ました
大嶽さんはプロのデザイナーであり、カヤックビルダーでもあります。
ここで作られるカヤック全てが経験豊富なカヤッカーでもあるプロのビルダーによって設計された物なのです
制作方法は基本的には私と同じステッチ&グルー工法と言われるもので、合板を縫い合わせる事によりカヤックの外壁が作られますが同じ制作方法でも私のとは大違い・・・大嶽さんのでは仕上がりは勿論、細かな部分でプロならではの工夫がされています。


ここで設計図に基ずき合板の切断や接続がされます。
当然カヤックの長さは合板一枚の長さより遥かに長いので接続が必要になるのですが、ここではスカーフジョイントと言われる方法で接続されているんですね~
スカーフジョイントは素材の厚さの8倍以上の余長で斜めに切り落し、お互いの切断面を張り合わせると言うもので・・・合板の厚さが4㎜の場合は32㎜以上の余長が必要になります・・・ちなみに私はパットジョイントと言って、ただ真直ぐに切断した合板どうしの上から同じ合板でパットを作り張り合わすだけで接続していますが・・・。
・・・だってスカーフジョイント難しいし・・・
しかし仕上がりは雲泥の差・・・スカーフで接続された物は良く見ないと接続面が分からないほどの仕上がりとなります


完成間近のお客さんのカヤックです。
木目のとても綺麗なマルチチャインのカヤックです・・・この方はほぼ週一の作業で約2ヶ月でここまで制作されたそうですが、完璧な作業ですね
プロのビルダーに有りがちな「俺の設計を変えるのか・・」的な事もなくいろんな要望に応えて頂けます。勿論安全性を損ねない範囲でのものですし設計者の意図やカヤックに込められた想いは尊重しなければなりません。

私もいつかこんなカヤック工房が欲しいっす・・・。

 


湖月

2009-07-28 21:05:38 | 物作り


今、メインで漕いでいる3号艇です。小さいながらも一応船ですから、船名を『湖月』と命名しています・・・
1号艇と2号艇は3分割ができるように制作したのですが、『湖月』については1本で制作しました。
制作期間は約2ヶ月・・費用は2号艇を制作した際に余ったエポキシ関係やガラスクロスそれにニス塗料などがありましたので、3万円は掛かってないです
シーカヤックとしての性能は私が感じる限りでは漕波性、速度、保進性とも市販のシーカヤックに劣る事はないと思われます。フェザーコック(風見鶏現象)も適度に出ますし・・・これ出ないと危険なんですよ強すぎても悲惨ですが・・・ラダーと言う手もあるけど設計のまずさをラダーで補うのは余計危険ですよね・・・航海中に壊れたらアウトですし、シンプルイズベストと言う事で・・・
デッキの儀装も余計なラインは付けません、2号艇でバウラインにパドルが入り込みロールが出来ずに溺れ死にそうになった事がありますから・・・
諸元的には、全長487cm、幅52cmで重量は約19kg、デッキの深さはトップで28cmですからボリュームはかなり小さいですしデッキが低いので「Gパ」には最適です。
ハルの形状はハードチャインになります、これはデザイン的な好みと作り易さからなのですが、ターン時などに傾けた場合などには何の前ぶれも無くいきなりひっくり返っちゃいます・・・でも余計な事をしなければ至っておとなしいですし、特性を利用すれば運動性もなかなかです・・・
そう言えば『スパローホーク』とソックリでした。

その内制作方法も紹介して行こうと思いますが、なんせ設計図という物がありませんのでサイドパネルと各隔壁の形状で全体の大まかなデザインが決ります・・・殆んど現物合わせの切った張ったの世界ですね・・・

まあ・・・私のような素人が設計図なんて無理ですが・・・・奥はatsu君です


歴代マイカヤック

2009-07-18 00:37:36 | 物作り


始めて作った1号艇・・カヤックの何たるかも分からず
よく作ったものだと、自分でも関心します。


とりあえずシーカヤック・・・1号艇に比べるとだいぶ
シーカヤックらしくなりました・・が・かなり手抜きです。


3艇目で何とか本格シーカヤックの出来上がりです
。Gパを使う以上・・テーマはグリーンランドと言う事で
・・・こんなんなりました。