ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

最後まで高山を楽しみました!

2008年02月05日 22時17分35秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
のんびりと歩いてるうちに、時刻はもう午後2時を過ぎてました。

高山から乗る列車は14:48なので、そろそろ時間を気にしながら駅に戻らなければなりません。

でも、せっかくだから、ともう一回古い町並みの同じ道を歩いて戻りました。
。。。


歩いてるうちに、ふと思いつきました・・・

「友達におみやげ買おうかな?」



そう思ったら、急ぐはずなのにまたゆっくりと品定めをするマイペースなSuzukky。。。



ウチの性格上、ありきたりのものはいやだし!
(「なんとかまんじゅう」とか「せんべい」は×!)




味噌や漬物もいいけど、荷物重くなりそうだし。。。(苦笑)
(この時点でカバンきつきつなんで・・)



と、思ったら・・・




そういえば、このかわいいお店があったんだ!
ここにしようっ!


先に通ったときに「のれんのかわいさに惹かれて」1度、写真を撮っておいたんです。


で、ここでかわいいおみやげをゲット!
何かは・・・・・ナイショっ!
まだその友達にも具体的に言ってないんで。
「(^^*)。。。。。

ここは女の子が寄ったら、絶対喜ぶような柄と小物がいっぱい並んでるから、ぜひぜひ行ってみてくださいね!




こうして、高山の2時間弱の市内観光がお開きとなりました。
思ったよりも楽しめて、そして雪景色が見れて、ヨカッタヨカッタ!

古都・高山ののいろんな風景・・・

2008年02月03日 23時37分45秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
飛騨そばを食べ終わってから再び古い町並みへ!

軒先のすだれもいい味だしてますね。。。



おっ、こんなところで・・・




かわいい雪だるまがお出迎えっ!



さらに進むと・・・




このせまい人ごみの道で、大胆にも雪おろし!


・・・いや、言葉が不謹慎かもしれませんね。
地元の方にとっては「やらなければならないことですから」。
雪国らしいシーンとはいえ、大変でございます。
ごくろうさまです。。。



と、いろいろとゆ~っくり見てきて・・・


ここまでたどり着きました!




「中橋」

本陣の近くにある赤い橋ですね。

雪景色の中だと、こんなに赤が映えるんですね!
まるで映画か小説のシーンのよう。
すごく華やかに見えました!
この風景に惹かれてしまって、しばらくこの辺りで川や橋なんか眺めてました。。。

お散歩して、そしてまた食べて・・・

2008年02月02日 23時23分00秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
古い町並みの中へ入ると、そこは人がいっぱいっ!


でも、落ち着いたたたずまいのお陰で、ガヤガヤした騒々しい雰囲気でなく、ゆっくりと歩けました。
。。。。。


この道は隅から隅まで徹底的に景観を重視してます。

例えば・・・




手前が民芸館、後ろがお医者さんの看板です。
まるで時代劇のよう!!!


そしてふと上を見ると・・・




ひさしの上にお供えが。

新年なので、ちゃんと鏡餅、しめ縄で飾られてます。
そんな大きくなかったけど、日本伝統のものをこうしてこの街でこの時期に見ると、なんか気が引き締まる思いでした。


と、しばらく歩いてたら・・・

なんか暖かいもの食べたくなってきて。。。



富山でぶりのずしを食べてからもう3時間以上たったんで、ちょっとお腹がまたグーグーと。。。(笑)


こうなったら、これしかないですよねっ!




飛騨そばです!
もちろん「しょうゆラーメン」ですが、スープが澄んであっさりしてた!
もちろんおいしく頂きました!!

古い町並み目指してGO!

2008年02月01日 00時05分39秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
高山駅は標高573メートルにある、まさに絵に描いたような山の中の街です。

これから、2時間弱で周ろうとする、「どう考えても無謀な」小旅行をします!


まずは駅前で市内地図をもらって、古い町並みへGO !



駅前の雪をかき分けられた歩道には・・・




ご丁寧に道標が書いてありました。
これなら分かりやすいですね!
絵もいい味だしてます。。。



途中まで、道路には部分的にはまだ積もった雪が残ったままでした。
なので、革靴とかヒールではもちろん滑る!
普通の靴、スニーカーでも微妙だったでしょう。。。

でも、今回は、ちゃんと下に滑り止めの金属が付いた靴を履いてきたので、難なく歩けました。
買っておいてヨカッタよかった!
ザクザック音を立てて歩くの、案外気持ちいいもんですねっ!



そうして、10分ほどすると・・・




商店街にこじんまりとした神社がありました。

入口で火がたかれてたので、少し暖をとりました。。。
焚き火なんて何年ぶりだろう???
じんわり暖まれました。



さらに歩くと・・・




この街を流れる宮川に。
鴨が気持ち良さそうに水面にたたずんでました。。。



さらに、ここを越すと・・・




人力車が通ってました。

古い町並みはもうすぐです!
。。。。。

「のんびりモード」になって高山へ!

2008年01月30日 22時24分39秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
白い世界が続く車窓には「うっすらと」一部が凍ってる川が、ず~っと離れず線路に寄り添ってます・・・

このあたり、外に出たら、間違いなく氷点下なんでしょうね。。。




険しい所を通るので、こうして雪崩よけのスノーシェルターを通ります。
確かこのあたりは、何年か前に、台風によって土砂災害が起こり、数年間列車が通れなかったところです。

でも、トンネルのように真っ暗ではなく、シェルターの網越しに景色が見える、って、なんか不思議な瞬間でした。。。





単線を走る各駅停車なので、時々反対方向からの列車をこうして待ってます。
この数時間でどっぷりと「ローカル線モード」に浸ってます。。。





の~んびり走る列車って、いいですねぇ~





お昼1時頃、終点高山に到着!

不思議なことに、この高山、もう2、3回来てるのに、なぜかこの駅の印象、あまりありません。。。


今回も2時間弱の滞在なので、どうだろう???

高山行きの列車でさらに山奥へ!

2008年01月27日 23時56分24秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
猪谷駅で待つこと数十分。
これから乗る、高山行きの列車が到着しました!
.....


このディーゼルカーを見て、「あれっ?」って思った方、いらっしゃるのでは?


ここからは県を越えただけでなく、鉄道会社がまた変わるんです。

カラーを見ればすぐ分かると思いますが・・・


ここからは「JR東海」です。


でも・・・

「JR東海&雪景色?」

意外な組み合わせと思うのはうちだけでしょうか???




この列車は2両編成で、しかも車体も先ほどよりも大きいから、待ってた客が全員乗っても車内はガラガラでした。
ヨカッタヨカッタ・・・



まだ発車まで時間があったので、外に出てもう少し写真とりました!


驚いたのがこれっ!






左側に見える目盛りに注目!

ほんとにこれだけ降ったのか分からないけど(除雪で積んだかも?)、「1メーター近く」も積もってた!




駅の係員がレールの雪をスコップで取り除いてました。
・・・ご苦労様です。。。



そうして、山の中の駅を充分堪能して、11時49分、猪谷駅を出発しました。


ここからはさらに山の中。
トンネルだけでなく、スノーシェルターをもくぐり・・・

さらには・・・




川も段々せまく急になってきて・・・


人の気配は駅周辺以外ではあまり無く、いたるところでまさに「そこは白と黒だけの水墨画の世界」が広がってました!


そんな冬の自然の芸術を、駅で買ったホットココアを飲みながら、暖かい車内で堪能!

それは、それは、とても贅沢な気分でした。。。

県境を越えて山の駅に到着!

2008年01月26日 23時13分54秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
どんどん登ってるうちに、風景だけでなく天気も変わってきました。

あれほどまぶしく青い空が広がってたのに、雲があっというまに広がって・・・・・
見るからにも寒そうな風景。

山に入ると天気が変わる、って季節を問わないんですね。。。




11時15分、この列車の終点、猪谷駅に到着。
そういえば、ここはもう岐阜県。
ここはもう「立派な山の中の駅」ですね。。。



ホームに降りたら・・・




積雪のなんとりっぱなことっ!

車窓から見た積雪と、こうして間近に見るのとでは、やっぱりまた違いました。


ここで次の列車への接続時間は35分!

乗ってた人のほとんどは待合室に直行です。
もちろんウチも暖をとりに駅舎にいったん行きました。。。


でも、じっとしてられないのがウチの性分!
とりあえず駅前にでたら・・・



オーマイガッっ!





屋根にこんなに積もってたの???





そこでひと言!





こんなに雪が屋根に積もってた!
みんなで一緒に、せぇ~のっ!



「やぁ~ねぇ~っ!」
(・・・キクゾーギャグやってしまった!



・・・ハイッ、今、そこで突っ込んだ方、座布団1枚取りますよっ!
おぉ~いっ、山田くぅ~ん!


あっ、話が思いっきり脱線してもうたっ!(爆



この駅舎の画像、よ~く見てもらえれば分かるけど・・・

2人の人が雪下ろししてたんです!


もしかしたら、ウチの人生初めての「目の前での雪かき」見学だったかも???

スコップで屋根から下ろすたび、大きな石のような雪の塊がドサッって音を立てて落ちて、それはそれは迫力ありました。

てか、やっぱりこれ、重労働かつ危険な作業なんですね。
数十分で「やっとひさしの前の方だけ」終わったんですから。。。
そして、この雪、全部下ろすとしたらいったいどれだけの時間が必要なのか・・・って。


ちょっとだけ、雪国の大変さを知ることができました。。。

また雪深い地方に来ました!

2008年01月25日 04時35分40秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
「おわら風の盆」で知られる越中八尾を過ぎると、列車はうなりを上げて少しずつ坂を登り始めるようになりました。




そして、あたりもまた少しずつ積雪の量が増えてきて・・・


これをウチは見逃す訳がないっ!


それまではおとなしく(?!)座ってたけど、いてもたってもいられず、車内がすいてきたこともあって、思い切って最後部の運転台のそばに移動しました!

それで正解!


車窓はこれまでの平野から山あいへと変わってきて、雪をかぶった山だけでなく、谷あいを流れる川をも眺めることができたので、迫力のある風景をみることができました!



赤い橋が白い雪に映えていいアクセントになってませんか?





線路に沿った道路を見ると、雪の積もり具合が分かりますよね!




途中停車した小さな駅。
ホームは一部分しか雪かきしてないので、これも積もり具合が一目瞭然ですねっ!
少なくともこのあたりだと50センチは積もってたのでは?
それにしても青い空と白い雪がまぶしいっ





駅名板の足の部分が雪にほとんど覆われてます・・・



カーブやトンネルも多くなってきて、いよいよ山越えが始まります。
もちろんこのルートの雪景色は初めて!
再び踏み入れる「雪の山あい」に、またまたワクワクして仕方ありませんでした!

富山駅で早くもお昼ごはん?!

2008年01月23日 23時37分33秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
富山からは高山本線に乗り換えました。

ここから乗った列車は・・・・・



1両のワンマンカー!
しかも気動車が”ちっちゃいっ”!!!
なので、急いで席とりました。。。(汗)



でも、発車まで時間があったんで、しばらく外にいたら・・・


思い出したっ!


「これ買わなきゃ!!!」と売店Go!




まだ「朝10時」だったけど、朝ごはん6時前だったのでお腹がそろそろうるさくなり始めてきて・・・(笑)


あと、せっかくここまできたのだからと・・・


弁当買いました!



富山の駅弁と言えば・・・

「ますのずし」が有名ですよね!


でも、そこはSuzukky。

あえて別のものを選びました。
(てか、「ますのずし」は1回食べたんで。。。)




「ぶりのずし」です!

ぶりといえば、このあたり、同じ富山の漁港、氷見のぶりが結構有名だから、ゆっぱり有名駅弁なのかな???


関西風の押し寿司で、ブリとカブが重なってるんです。
ブリの「ほどよい脂ののり」と、カブの「さっぱり&シャキシャキ」感がいい感じでマッチしておいしかったですよっ!



駅弁を食べ終わった頃に、列車は発車!
.....



神通川を渡ると北陸本線と別れて左にカーブして、しばらくは砺波平野を軽やかに走りました。

再び、真白の景色の中へ。
太陽がさらに輝きを増して、あまりのまぶしさにサングラスが欲しいぐらいでした!

親不知を越えて富山へ!

2008年01月22日 22時59分18秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
直江津から約40分で糸魚川に到着。

ここからはいよいよ・・・・・

親不知越えです!

といっても、ほとんどトンネルで通り抜けてしまうけど、先ほど同様、長~~~~~いトンネルを幾つも通り抜けて・・・



ひっそりとした親不知駅に到着。
かつては青海川駅同様、ホームからの日本海の眺めがよかったそうですが・・・




そして、次の市振駅。
防風フェンスが海側に建てられてて、このあたりの気候の厳しさを物語ってますね。。。
もちろん、フェンスの向こうは日本海です。


そうしてどんどん西へ向かってるうちに・・・



海の色が先ほどと違って見えるのはウチだけでしょうか?
マリンブルーって感じの色に変わってました。



そして、あれほど波があったのに、このあたりは穏やか・・・



どうやら天気も回復して、陽が射すようになってきました!

明るく、そしてまぶしくなってきて。。。



魚津あたりではてっぺんは隠れてたものの、立山連峰が見えました!



そして・・・



電車の後ろから見た景色。
こうして見ると、「雪国を旅行してるんだな・・・」って実感できますね。。。




10時過ぎ、終点富山到着!
日本海沿いの移動はこれで終わりです。
3時間、充分、海の景色を堪能できて大満足でしたっ!

「いろんな違い」を見つけられて感激!

2008年01月21日 15時48分56秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
直江津から富山への電車も引き続き日本海沿いを走ります。
どんよりとした空と、牙をむいた日本海が相変わらず車窓に広がってました。


でも、先ほどの長岡からの電車と違う点は・・・


トンネルが多くなってきました。


このあたりは北アルプスの北の端が海岸線ギリギリまで続いてるので、反対側の車窓を見るとすぐそばまで山や崖がせまってるのがほとんどです。

なので・・・

先ほどのように「ず~っと海の景色」を・・・って訳にはいかなくなりました。
むしろトンネルの中を通る時間のほうが長いんじゃないか、って思う位。。。

極端に言うと、長いトンネルとトンネルの間にちょこんと駅があったり・・・

さらには・・・

「トンネルの中でなんで停車するのか?」と思ったら・・・



ここが駅だったんです!

(筒石駅、失礼ながら、今どき初めて知りました。。。)



でも、このあたりの素顔、各駅停車で初めて分かりました。
聞いてはいたけれど、やっぱりこうして来て見てみるのとで、全然驚きがちがいます!



そして、それは、このあたりの地理的な険しさを物語ってるんでしょうね。
「明るい時間」、「人の気配のある時間」が、こんなに短く、でもこんなにホッとするとなんて、都会暮らしでは絶対体験できないし!

前日の新幹線と同じように、長いトンネルに目隠しされた後に目で感じる「光と温度のある風景」が、こんなに印象に残るとは思いませんでした。



そして、違うと言えば・・・



電車だけでなく、鉄道会社も変わりました。
同じJRですが、直江津から西は東日本から西日本です。
なので、駅名板も緑から青に変わってます。



さらに・・・



路線図も青!



そういえば、いつも西日本の電車に乗って思うのですが。。。

西の車掌さん、このような普通電車でも、車内へ入るときには必ず深く一礼してから通ります。
もちろん他の列車も同じです。

あと、駅で乗り降りする時も・・・
改札の駅員さんに必ず「ありがとうございます」って言われるし。。。


おそらくうちの近辺では見たことありません。
「新幹線でも特急でも」ここまで丁寧にしなかったはず。。。


ぶっちゃけ、JRも「東よりも西」が好きですよっ!
きっぱり!!!)
てか、だから各駅停車で西に行きたいのかも。

なので、いつでも北陸、大阪あたりに普通電車などで旅行するときは、驚きと感激でうれしくなります!!!

日本海に沿って直江津へ

2008年01月18日 17時29分16秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
列車は日本海に沿ってさらに西に進んでました。


先の青海川駅に限らず、直江津まではず~っと日本海とくっついて離れず、このような冬風景をず~っと眺めることができました。



よ~くご覧ください!
奥に見える岸壁に、波が打たれて跳ね上がってるのが見えませんか???


こんな天気にこんな荒波。
確かに地元の方にとっては厄介な天気なんでしょうね。。。

でも、せっかくの旅行。
自然の厳しさをホンの少し、感じることができました。
都会に住んでは絶対見られませんからね。
また1つ、ウチの知らない日本を発見できたような気がします。


そして朝8時過ぎ、電車は終点直江津に到着。

ここで富山行きの電車への接続はわずか5分!
しかも違うホームなので、急いで乗り換えました。

でも、海側のボックス席をみ~んなとられてた。。。
(みんな知ってるなぁ~)


ただ、かろうじて最後部のシートが空いてた!
ラッキー!
ここなら写真撮りやすいね。。。



構内には赤いラッセル車が停まってました。
これも東京あたりではまず見ない!
白く彩られた線路に赤い車、よく映えますよね!


ここから富山へも引き続き日本海に沿って走ります。
この区間も日中、しかも普通電車で通るの初めて!

これから先、どんな風景が見えるのか、ますます楽しみ!

「ついに冬の日本海に会えたっ!」&「今日、このブログを書く”偶然”・・・」

2008年01月17日 00時44分10秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
長岡から直江津への前半、柏崎まではやや山がちなところを右へ左へと蛇行しながら電車は走りました。

時間はもう7時を過ぎてるのに、空はあまり明るくなりません。。。
「どんよりとした鉛色の空・・・」とはこのことを言うんでしょうか?
降るのは雪から雨交じりのみぞれになってましたが、凍えそうな寒さであることは変わりませんでした。。。


長岡を出て40分ほどで柏崎に到着。


ここからは・・・



待望の、本当に待望の日本海沿いを走ります!!!


だって、前回はここから直江津に行こうとしたら、天気が大荒れで電車動かなくてバスだったんで!
しかもバスを待ってたら日が暮れてしまって景色なんて全然見れなかった。。。




そんなことあったんで、柏崎の駅を無事出発してくれたときはホント、感激でした!


そうして進むこと数分で・・・




日本海がお出迎えっ!

てか、やっぱり冬の日本海です。
鉛色の雲が全ての空を支配し、牙をむいて波打つその景色は、TVや映画、そして「演歌の世界」そのもの、って感じじゃないですかっ!


それを1年待って、この時、ついに、やっと見ることができました。
もう、言葉が出ません。。。。。



さらに進むと・・・



「青海川」駅。


この駅、もう15年前なんですが、「高校教師」というドラマで最終回に出てきた駅だそうです。
ウチはこのドラマを見たことはないのですが、「波打ち際にある駅」とか「きれいな夕日が見れる駅」とかで、鉄道好きの間でも有名ですよ!


こうして見ると・・・



ほんと、海が駅のすぐそばなんですね!
プラットホームの下は、もう海岸線です。
これでは風が強ければ列車が動かないわ・・・
でも、それゆえ、風景は折り紙つきでした!!!


このあと、たくさん日本海を撮ったのですが、それは次回のお楽しみ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ところで・・・

今日この日に、このブログを書くことが、「すごい偶然」であることに驚いてるんです。


もう報道されてるからご存知だと思いますが・・・


1月16日が、昨年夏の新潟中越沖地震から「ちょうど半年」だってこと。

もちろんこのことは、この電車に乗ってるときも意識はしてました。
実際、青海川駅あたりも「地震前の写真と比べると、なんか雰囲気が違うな・・・」って分かりましたから。。。
あの地震の後、このあたりは土砂崩れなどで数ヶ月列車が通れなかったし。。。
復旧作業がかなり大掛かりなものだったとも聞いてましたから。


今回は普通列車といえども「通り過ぎただけ」なので、それ以上詳しくこの目で知ることはできなかったのですが、少なくてもこうして旅行が無事にできたことに感謝しなければいけませんね。


そしてさらに・・・
明日、17日は・・・

阪神・淡路大震災から13年の日。


神戸もそのあと行ったけど、13年前、ここであの惨事が起きたことなんて、ほんと信じられなかった。。。

どちらの地震も多数の犠牲者が出たし、多数の住民が不自由な生活を強いられ、新潟では今でも家に戻れない日ともたくさんいらして。。。

犠牲者の方への哀悼の意と、負傷者の方と今も家に戻れず不自由な生活をされてる方へのお見舞いの言葉を、この場で申し上げたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今日、「この路線」の「このポイント」のブログを載せることが、「2つの大地震を思い出させるため」だったのでしょうか?
そして、これを「すごい偶然」と思うのは私だけでしょうか?

念のため言っておきますが、この日のために意図的に組んだわけでは「決して」ありません!!!


こういう形で、この日、この時に、この旅行のこの場所をブログに載せたって・・・・・・
それは極端かもしれませんが、なんか今こうして書いてても不思議な気持ちです。
ある意味、「運命めいたもの」があるのかも、って思うのは不謹慎でしょうか?

不謹慎なことを言ってたらごめんなさい。
でも、本人、本当に驚いてるがゆえに、こうして思いがままに書いてることを分かっていただければ、と思います。。。


青海川駅の海、今度は季節を変えて、夏あたり、1日過ごしてみたいです。
日が暮れるまでのんびりと。
水平線に沈む夕日、見てみたいですね・・・

始発電車で長岡を出発!

2008年01月15日 22時51分26秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
長岡のホテルにチェックインしたのは午後10時過ぎ。
さすがに疲れたので、軽く休んでテレビを見て、風呂に入って、日付が変わってから30分程度で寝ました。。。


でも、さっさと寝た理由はそれだけではなかったんです!



それは、翌日・・・





な、なんと・・・・・





5時半起き!!!

もちろんまだ暗いうちに!

しかも、外は雪がまだ降ってましたよ!



と言うのは、この日、長岡6時42分発の直江津行の電車に乗りたかったからなんです!



簡単にこの日の日程を説明すると・・・

長岡→直江津→富山→高山→美濃太田→岐阜→米原→大阪

こんな風に乗り継ぐ予定。

しかも「全部普通列車」で「高山で2時間観光」を組んでたので、どうしても長岡を早く出なければならなかったんです。。。

だからホテルにいたのは実質8時間!
睡眠時間は5時間!
・・・なんか芸能人みたいですね。。。(爆)




駅に着いたのは6時半くらい。
ようやく空が明るくなり始めてきた頃。
それでもは降り続いてましたが。。。





この日もいたるところで雪をこのように溶かしてました。
このお陰で歩きやすかったんですね。




さすがにまだひっそりとしてた改札口。
それでももう売店は開いてたんで、新聞買ってホームへ向かいました!




左の電車が、これから乗る直江津行きの電車。


実を言うと・・・

これが始発電車!!!


正月のせいか車内はがらがらでしたが、そちこちに「18きっぷで・・・」って感じの人がいて。。。
(うちも似たようなもんだけど・・・)


そして、定刻通り長岡を出発!




長い夜がようやく明けつつある空を見て・・・


昨日の夜の雪景色や楽しかったことをまた思い出しながら・・・

今日、これから見れるいろんな風景を思いめぐらしながら・・・


「今日もまた楽しい旅行がしたいなぁ~っ!」って新たな気持ちになれました!

長岡までの「楽しく暖かい」90分!

2008年01月14日 16時50分42秒 | ②’08年始・長岡~高山~関西
越後湯沢の駅でいろいろ写真を撮ってたら・・・

「すみませ~ん、写真撮って頂けますか?」


女性の方に声をかけられました。
快諾してカシャっとシャッターを押して、撮れてるのを確認したら・・・


「よろしければ撮りましょうか?」

「えっ、本当ですか???」




そうして撮ってもらったのがこれ。
(顔は見せられるほどではないので・・・)
こういう形で撮って頂けてホントよかった!!!


そうしてうちに発車時間が近づいてきたので、車内へ。
その女性の方も(以下、Fさんと呼びますね!)同じ電車だったので、一緒に座りま
した!


Fさんはなんと、九州からいらした方でした!
18きっぷなどを使って冬休みに旅行をされてて、「雪景色が見たくて!」とここま
で来てました。

「ここまでこの列車に乗って・・・」
「これからこう行って、ここに泊まって・・・」

ウチも旅行好きだから、すぐに盛り上がりました!


そして、そんな話で段々盛り上がってる時に、ウチ、思わず・・・


「ほら、見てください!せっかくここまで来てるのですから、見ないともったいない
!」

窓越しにはすごくきれいな雪景色!!!
Fさんの表情が驚き一色に変わりました!



さらに言いました!

「ここ、デジカメならビデオにして撮ったほうがいいですよっ!」



窓の外は・・・

それはそれは幻想的な雪景色が!

ライトにほのかに照らされて、暗闇に浮き上がるたくさんの白い雪。
昼間見るのとはまた違った、新鮮な感激の連続!



そんな風景をちょっとだけ・・・
(動画からのコマなので画質は勘弁してね!)






石打駅。
1メートル近く積もった雪が「青白いライト」に照らされて、なんか渋い風景で
す。。。




大沢駅。
降り続く雪も撮れました!


もうお互い歓喜の連続でした!

Fさんは何度も「うわぁ~っ!」「すごぅ~いっ!」と叫んでた!


駅に停車してるときに窓を開けてダイレクトに雪を見たり、とか、なんかどっぷりと
雪景色をお互い楽しんじゃいましたよ!


山から段々降りてきて落ち着いてきたところで、再びいろんなことをおしゃべりしま
した。
Fさんもかなりの旅行通で、ウチの知らないこともいろいろ教えていただけました。
あと、帰りに大阪を経由するとのことだったので、大阪のおいしいところなんかを教
えて上げたりと、静かな車内で旅行話で盛り上がっちゃいました!



だけど、だけど・・・

いつでも、楽しい時間には限りがあります。

電車は幸い順調に走ってくれて、定刻通り夜10時少し前に長岡に到着。。。
1時間半なんて、ほんとあっという間!
おそらく「人生で一番短く感じた90分」だったかも?!




ウチはここで終わりだけど、彼女はさらに新潟に乗り継ぎ!
しかも接続はわずか5分!

急いで乗り換えの電車の停まってるホームに行き・・・
その電車が発車するまでおしゃべりしてました!

見送りたかったんです。
だって、そんな簡単にこの楽しいひとときを終わらせたくなかったから!


発車のベルが鳴る頃に、こう言いました!


「ありがとうございます!Fさんのお陰ですごく楽しかったです。気をつけて!」


彼女もよろこんでもらえたようで、こっちもすごくうれしかった!
握手してもらって、お互い手を振って、電車が見えなくなるまでホームにいました。

夜10時、長岡駅、ここでこの日の旅行は終了。
そして、Fさんのとの楽しい時間もお開きとなりました。。。




「あっ、そういえば・・・」と思い出して、ポケットに手を入れたら・・・


越後湯沢で買った缶のホットココア、すっかり冷めてしまってた。。。



でも、いいんです、そんなこと。

Fさんと一緒にこの時間を楽しめたことのほうがずっと楽しかったから!
握手した右手も、まだ暖かかくて。。。(照)


なんか少し震えちゃいまいました。
長岡も雪が降ってて寒かったけど、寒いから震えたのではなくて。。。


てか、「暖かくて震えて」ましたね!
ぶっちゃけ、感激、っていうのかな。
「Fさんにに暖めてくれたのかな?」って思うと、なんだか少しウルウルでした。


Fさん、ありがとうございます!
また、どこかでぜひお会いしたいですね。