低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

霧島縦走

2009-05-02 22:04:47 | 徘徊の記(霧島山系)
GWです!我が家のスケジュールは下っ娘中心。5月2日は都城市で練習試合。3・4日は鹿児島県鹿屋市の大会に参戦。5日もやっぱり宮崎市内で練習試合らしい、6日は下関への移動日としても、ほぼ高校バスケットボール漬けの連休ですねぇ。娘が卒業するとこんなGWも味わえなくなる訳で、最後のバスケ漬け黄金週間を楽しもう!しかし、しかし、どこかに登ってみたい訳でして、アレコレ考えた結果、2日15時の都城での練習試合終了に間に合わせられそうな霧島連山縦走に決めた。

1日の22時に下関ICより高速へ。2日2時に鹿児島県側登山口の高千穂河原到着。高原町で仕入れたビールを煽って爆睡。目覚めれば5時半、出発は6時半!早咲きのミヤマキリシマを眺めながら、少々肌寒いが、だ~れもいない中岳への道を登る。朝日に逆光の高千穂峰が眩しい。

ジャスト1時間で中岳山頂1345m。

振り返ると高千穂峰山頂が雲に巻かれ始めた。GWは人出が更に多い縦走路ですが何処まで人に会わずに歩けるのかな?目指す新燃岳にも雲がかかり凄い速さで流れてる。火口の淵は突風だろうか?ユルユルと中岳を下り新燃岳への登り、、今来た道を振り返る、ゆったりとした展望です。中岳の向うにガスってますが高千穂峰、霧島の景色の中でも1番好きな眺めです。

7時50分新燃岳山頂。

昨年の8月、噴火活動の活発化した新燃岳。往年のコバルトブルーの火口湖はあれれれ?見る影もなく茶色に変色。火口内は噴気孔の数も増えていた。火口淵の縦走路上前方にこれから向かう獅子戸岳、韓国岳が重なって見える。右手は大幡山、丸岡山、夷守岳方面。

新燃岳の火口淵を回りこみ下降。獅子戸岳との鞍部、新湯・大幡山の分岐を超え一気に獅子戸岳の登りに取り付く。獅子戸岳山頂8時35分到着。先着者が4人いた。ここで本日初の登山者に遭遇、みな男性。それぞれが単独行なのだろう。「おはようございます」と挨拶したあとはそれぞれが景色を眺めたり行動食を口にしたり、黙々と行動し気持ちがよい。私もここで15分の小休止。あとは最後の難関、韓国岳への登り。縦走者も増えてくるだろう。

獅子戸岳と韓国岳の鞍部は心地よい新緑、韓国方面からたまに下ってくる縦走者も2人連れか3人連れで心地よく挨拶しすれ違う。新燃岳の側面をズームで覗き込む、、新湯側の側面の亀裂からの噴気も前に比べると随分と多い。韓国岳の登りでヘロヘロです、、自虐のシルエット。

左手に大浪池が見えてきた。あと一息!

ふり返れば高千穂峰、新燃岳、そして獅子戸岳が見渡せる、、満足感!!

そして韓国岳山頂は10時20分着。高千穂河原を歩き始めてからここまで3時間50分、、獅子戸岳から韓国岳までが1時間30分ですか、、普段、登りは亀足の私としては頑張った方だろうと思う。