5月の30・31日にプラス1日の有休を入れ宮崎へ。2日からは埼玉へ出張と、なんだか忙しい日々なんですが。前週も宮崎往復で酔いどれたせいでドッと体が重い週半ば。まずは豚インフルで埼玉行きが延期に。更に娘っ子の試合はシードのおかげで31日からと判明。おまけに山友の鹿児島「たぁ~さん」は23日に霧島の大幡山のミヤマキリシマを堪能したようで、さらなる山行を密かに計画中の様子!よっしゃ、30日なら歩けるぞ!
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夜中に九州道を一気に南下し、6時に待ち合わせ。高千穂河原からセタオ道を行く。終盤ながらミヤマキリシマの季節、縦走コースや高千穂峰へ向かう人の数はGW中に比べても遥かに多い、が、我々の向かうコースには?誰も来ない!?
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約20分、杉の樹林を抜ければそこが「つつじヶ原」。もちろん雑草もイッパイですが人の手のあまり入っていない秘密の花園的雰囲気が大好きな場所です。
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ミヤマキリシマ・・・植物学者牧野富太郎が新婚旅行で霧島方面を旅行して発見、明治42年に命名しました。つまり今年2009年は命名100年の年にあたります。祝!ミヤマキリシマ生誕100年!なんですね。いつも思うのですが霧島一帯に咲くミヤマキリシマのその彩は九重辺りに比べて非常に多彩です。ほとんど山つつじに近い赤や、グッと目を引く濃いピンクから儚げな淡い色、サーモンピンクや一つの花びらに濃淡の2色を持つもの、、、そしてその極めつけが真っ白な花なのでしょう。飽きる程お花を眺めて再び樹林の中のセタオの道を進む。いつ歩いても本当に心地よい道です。ナガバノモミジイチゴは食べ放題、食っても食ってもオレンジ色の大粒な実が現れます。不思議・・・林の中に転がる火山砕屑物スコリア、お鉢噴火の時代の物と言われてますが、なぜ未だに落ち葉の上に転がっているんだろうか??
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どこかで1つはピークを踏みたいと考えるたぁ~さんの淡い期待は儚くも消し飛びY字分岐から炭化木の谷へ直行。そしてここからが本日のメイン!新燃岳・竜王山・大幡山に囲まれた裏霧島の更に静かな一帯を新燃岳・獅子戸岳分岐目指して歩きます。一気に高度を稼いだ後は新燃岳の山腹に幾重も麓に向かって走る崩壊の筋を越えてみたり、少し大幡山側の斜面に取り付いてみたり、ミヤマキリシマの大株が増えてきます、見上げた新燃岳の火口淵は縦走者が数珠繋ぎに見えます。遠くに見える高千穂峰も御鉢に取り付く登山者がたくさん喘いでいるようです。でも僕等はたった二人きりで花畑!(男同士がタマニキズですが、、)
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静かです!そして、この咲き誇るミヤマキリシマの群落、どこから見たらいいのか、どれを眺めたらいいのか、、静かです!ただただ眺めているだけでこの地に立っている幸せがこみ上げてきます、満足です。そして、、
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眺めているだけで満足と思う僕たちの気持ちが、霧島の神々に届いたのでしょうか?あまりに珍しいが為に常に盗掘のターゲットとされる白いミヤマキリシマです。ほんの小さな一株でしたがその可憐な姿を僕たちの前に見せてくれた。霧島の神にただただ感謝!そして殿様間伏?へ抜け、新燃・獅子戸分岐から新湯へ。まったく山頂を踏まないヘンテコな徘徊登山でしたが、来年も、、また、会えるといいな、白いミヤマキリシマ、じっとそこにいつまでも隠れていて欲しいと切に思うのでした。
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夜中に九州道を一気に南下し、6時に待ち合わせ。高千穂河原からセタオ道を行く。終盤ながらミヤマキリシマの季節、縦走コースや高千穂峰へ向かう人の数はGW中に比べても遥かに多い、が、我々の向かうコースには?誰も来ない!?
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約20分、杉の樹林を抜ければそこが「つつじヶ原」。もちろん雑草もイッパイですが人の手のあまり入っていない秘密の花園的雰囲気が大好きな場所です。
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ミヤマキリシマ・・・植物学者牧野富太郎が新婚旅行で霧島方面を旅行して発見、明治42年に命名しました。つまり今年2009年は命名100年の年にあたります。祝!ミヤマキリシマ生誕100年!なんですね。いつも思うのですが霧島一帯に咲くミヤマキリシマのその彩は九重辺りに比べて非常に多彩です。ほとんど山つつじに近い赤や、グッと目を引く濃いピンクから儚げな淡い色、サーモンピンクや一つの花びらに濃淡の2色を持つもの、、、そしてその極めつけが真っ白な花なのでしょう。飽きる程お花を眺めて再び樹林の中のセタオの道を進む。いつ歩いても本当に心地よい道です。ナガバノモミジイチゴは食べ放題、食っても食ってもオレンジ色の大粒な実が現れます。不思議・・・林の中に転がる火山砕屑物スコリア、お鉢噴火の時代の物と言われてますが、なぜ未だに落ち葉の上に転がっているんだろうか??
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どこかで1つはピークを踏みたいと考えるたぁ~さんの淡い期待は儚くも消し飛びY字分岐から炭化木の谷へ直行。そしてここからが本日のメイン!新燃岳・竜王山・大幡山に囲まれた裏霧島の更に静かな一帯を新燃岳・獅子戸岳分岐目指して歩きます。一気に高度を稼いだ後は新燃岳の山腹に幾重も麓に向かって走る崩壊の筋を越えてみたり、少し大幡山側の斜面に取り付いてみたり、ミヤマキリシマの大株が増えてきます、見上げた新燃岳の火口淵は縦走者が数珠繋ぎに見えます。遠くに見える高千穂峰も御鉢に取り付く登山者がたくさん喘いでいるようです。でも僕等はたった二人きりで花畑!(男同士がタマニキズですが、、)
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静かです!そして、この咲き誇るミヤマキリシマの群落、どこから見たらいいのか、どれを眺めたらいいのか、、静かです!ただただ眺めているだけでこの地に立っている幸せがこみ上げてきます、満足です。そして、、
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眺めているだけで満足と思う僕たちの気持ちが、霧島の神々に届いたのでしょうか?あまりに珍しいが為に常に盗掘のターゲットとされる白いミヤマキリシマです。ほんの小さな一株でしたがその可憐な姿を僕たちの前に見せてくれた。霧島の神にただただ感謝!そして殿様間伏?へ抜け、新燃・獅子戸分岐から新湯へ。まったく山頂を踏まないヘンテコな徘徊登山でしたが、来年も、、また、会えるといいな、白いミヤマキリシマ、じっとそこにいつまでも隠れていて欲しいと切に思うのでした。