ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

GOOD

2009-09-15 22:34:06 | Vision East
 いい感じで推移しています。そう日曜日にはじまった、展示会の話です。

 新聞を見ていただけたのでしょうか。またどこからか聞いていただけたのでしょうか、平日に多くの方が、見に来ていただいております。
 うれしいことです。

 配布資料が足りなくなるかも知れないなどといった、心配が出始めました。

 当初、思った以上の評価をいただけるのかもしれません。

 ただ、思うのです。芸術分野の普及。理解を広めたい。もっと多くの方々に奈半利に来ていただきたいのです。


 場所としていくつかの課題は残るのですが、新しくこの場所を地域の文化の発信基地にする。
 そうすることで、地域をどうするのか、考えるだけでも楽しいですね。

 出来るもの探しから、もっと幅広く効果的な事業展開が出来そうです。

 各方面のご理解が必要ですが、なんとかなるでしょう。

 15日間で1000名の入場者。目標は明確です。

 頑張りましょう。

製糸の西蔵

2009-09-15 17:44:18 | 建造物入門
 藤村製糸株式会社は、大正6年に創業した生糸を生産する工場です。この写真は西蔵。
 この西蔵は、以前に酒蔵として明治期に作られたものをこの場所に移築したそうです。築後ほぼ80年以上を経過しているのです。

 桁行8間、梁行5間、2階建ての大きな蔵です。屋根は切妻造、桟瓦葺きで南に庇が付いていています。そして写真にあるように西面には下見板張りに土佐漆喰の壁に水切り瓦が6段つけられているのです。

 藤村製糸株式会社は繭蔵として、使っていたのです。エアコンを入れた最近の蔵と比べても、決して負けてない機能を有していたそうですよ。
 現在、奈半利の最も大きく、象徴的な蔵として、映像資料としても利用されています。

 そういえば、私もまだ中に入ったことはない。中を見たことも当然ありません。
 しかし興味はあるなあ。
 これからの楽しみの一つです。

いけないことだろうか。

2009-09-15 08:19:26 | 田舎の理屈
 思ってはいけないのだろうか。
 昨日、14日付け高知新聞の文化欄に大々的に掲載されましたから、読まれた方も多かったと思うんですが、ちょっと残念でしたね。

 都築房子展が奈半利の藤村製糸株式会社で開催されているとのこと。主催者からするとうれしい記事でした。
 しかし、??????がつい出てきたのです。

 「誰が、どこで、何をしている。」こうした原則は記事の構成上必要だと思うのですが、「誰が何の目的でやっている」との部分がかけているのです。

 残念でした。

 よく、大手イベント企画会社が事業として開催をしています。

 ホールで演奏会とか、美術展とかを開催をしています。
 そうしたときには、主催者などはかえって表にはでききません。
 事業ですから。さらになにかの記念イベントですからね。

 今回のイベントは田舎の小さなボランティアグループが、地域づくりの一環で開催しているもので、主催者としての明確な目的があるのです。

 それを1行も出さず、ただやってますだけでは、私たちにとっての熱意、イベントに向かう意思を評価するに値しないものと位置づけられたような気がするのです。

 「よくないことはよくないと、良いことは良いと評価するべきだな。」と思うのです。

 こんなことを考えてはいけないことだろうか。???
 田舎の理屈でいじけた考えだろうか。正解は100人100様でしょうか。
 よくわからん。気にしても仕方のないことかもしれませんがね。
 何かをやるときには、特に大変な思いをしてやっているときには、第3者の評価は気になるものです。

 しかし、「どこで、何をやっている」との部分の評価は最高ランクでしたね。