5/21・アイスコフィーの悪魔君。
いかにも、凡庸でちっぽけなのみものだな。
他に飲むものがないんだろうね、僕には…
でも、この琥珀色の闇はいいね。
ストローで氷をかき混ぜながら、ちいさな空き瓶に、魔法で閉じ込められた巨人の悪魔のお話を思いだします。
ほんとうはね、僕も君も0、みんなもとは巨人だったんだよ。
―嘘だけどね、夏を思いだすと、ついてみたくなるよ。
いかにも、凡庸でちっぽけなのみものだな。
他に飲むものがないんだろうね、僕には…
でも、この琥珀色の闇はいいね。
ストローで氷をかき混ぜながら、ちいさな空き瓶に、魔法で閉じ込められた巨人の悪魔のお話を思いだします。
ほんとうはね、僕も君も0、みんなもとは巨人だったんだよ。
―嘘だけどね、夏を思いだすと、ついてみたくなるよ。