「さかな」
いつの間にか
うかうか
誰かの思いのなかで
生きてしまっていることは
魚が
晴れの日も
雨の日も
池のなかで
おっとり
暮らしているぐらい
あたりまえのこと
だから
魚は
たまに
跳ねてみる
あなたが
わたしの天井
ではないよ
と
まだまだ高い天井が
あるわよと
人が
新しい恋に
挑戦してみるように
ピチッと
自らの背と尾を
ムチにして
いつの間にか
うかうか
誰かの思いのなかで
生きてしまっていることは
魚が
晴れの日も
雨の日も
池のなかで
おっとり
暮らしているぐらい
あたりまえのこと
だから
魚は
たまに
跳ねてみる
あなたが
わたしの天井
ではないよ
と
まだまだ高い天井が
あるわよと
人が
新しい恋に
挑戦してみるように
ピチッと
自らの背と尾を
ムチにして
人魚
雄々しい
魚の姿に
頬を染めて
インスピレーションを得て
今夜、詩を書きましたので
見てくださいね。
「人魚であるということは」です。