夕べ15年ぶりにコンサートを観に行った。
娘と二人で「三四六」のコンサート。
最新作「うたから」には「生きる」ということへの道標となる楽曲が沢山詰まっていて無性に「生」で聴きたくなり、「絶対に行こう」と決めていた。
家族全員で行きたかったが予定の折り合いがつかず娘と二人で行った。
来年度は受験生となる娘とデート出来るのもあと何回もないのだろう。
娘にとっては人生初のホールコンサート参戦。
僕にとっては期待を裏切ることのない素晴らしいコンサートだった。
「グルーヴ・フライデー」放送開始10周年記念というだけあって番組開始当時の裏話をはじめ、いつもの三四六らしいトークに笑い、感心し、心を打たれて涙を流す時もあった。
三四六の曲を聴くのは初めての娘にはどんな風に感じたのだろう?
今はまだ曲の表面しか解らなくても、いつかきっとそれぞれの歌詞に綴られた言葉の意味を解る時が来るのだろうな。
いつまでも覚えていてほしいな、このコンサートの事。
コンサートの後、二人でファミレスに行き、食事をしながら感想を話していた。
特に、アンコールのラスト「ライチョウの唄」については今の僕にそのまま当てはまるなんて事も話した。
大震災にみまわれた僕達が住んでいるこの日本にも当てはまる。
そして、娘がこれから歩む人生にも必ずこの曲と重なる場面があるだろう。そんな時に夕べのコンサートで耳にした楽曲や三四六の言葉を思い出してほしい。
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「ライチョウの唄」
この大空のずっと先へ
いつか行けたらいいのにな
見上げる雲のその先は
きっと晴れてるはずだから
ボクは生きたいから
この場所を選んだ
強く羽ばたくときもある
黙って耐えるだけのときもある
この厳しい寒さにも
何か意味があるのなら
やがて訪れる春を待とう
必ず来ると信じて
その優しさに触れたなら
きっと幸せになれるかな
降り止まぬ雪のその中で
きっと見つかる宝物
ボクは飛びたいから
この空を選んだ
高く舞い上がるときもある
風に煽られるだけのときもある
この星の未来にまだ
夢が残っているなら
やがて訪れる春を待とう
必ず来ると信じて
この厳しい寒さにも
何か意味があるなら
やがて訪れる春を待とう
必ず来ると信じて
この星の未来にまだ
夢が残っているなら
やがて訪れる春を待とう
必ず来ると信じて
作詞 三四六
作曲 村上雄信