パンと雑貨と音楽と

かつて須坂市役所の隣にあったパン屋「こるぷ」のオーナーねぼすけパン屋のブログ再開いたします。

AMM2/3

2014年08月26日 | 日記
開店当初の高校生の常連、あいちゃん、まゆちゃん、みきちゃんのうちあいちゃん、まゆちゃんが数年ぶりに揃ってご来店。
「聖地」なんて大それた言葉は使わないけど、あの頃の子達がこんなに成長してるんだって実感しました。
ゆっくり成長したいから、パンを発酵させる籠から「こるぷ」という名を思い付き、全てのお客様のニーズに応えたいから「みんなのパン屋」としました。
今朝もブログを読んでくれているお客様から、「あれ以来更新が無いんですけど」とご指摘を頂きました。
スイマセンm(__)m
いかにして「みんなのパン屋」でい続けられるようにするか、模索中です(((^^;)

(-_-;)

2014年08月13日 | 日記
前回の話を読んでくれた、週に何回も立ち寄るお店の女の子に言われました。
「お店、辞めちゃうんですか?」
真由ちゃん、心配してくれてありがとう。多分、どんな人にも人生の分岐点ってあるんだよよね、掲げた目標に到達するために時には軌道修正も必要なんだ。
時にはそのために今までの全てを捨て去る必要もある。
その覚悟をするのって誰にも想像出来ないくらいの体力が要るんだ。
答えは一つしかないんだけど、それを導き出すプロセスが多すぎる。多分その答えが出た時には新たな問題が生まれている。
そして毎日振り返るかもしれない、振り返っているなら選択を誤ったのだろう。でもその選択の結果が分かるのは何時なのか、その選択を良しと思える日が訪れるかどうかもわからない。
誰もが笑顔になれる選択なんてこの世にはない、必ず誰かが犠牲になる。無責任な親から唯一学んだことだ。
来週には答えを出したい。
でもやっぱ、お別れしたくない人が多過ぎる 。

offer

2014年08月10日 | 日記
昨日の朝、開店前に大恩あるヒトが急に訊ねて来ました。
昔。経営の立て直しのお手伝いをした会社の社長で、以前お世話になった会社の上司。
大きな仕事が舞い込んで来ていてどうにもてんてこまいらしいそうで、今の店をたたんで手を貸してもらいたいとのこと。
確かに今よりも収入は安定するし、色んな意味で個人的に安定するのかも知れないんです。
決して解り悪い話ではないし、むしろ断る理由すらありません。
過去に何度もお誘いをいただいています。その度にお断りをしてきました。

自分自身がお客様に出来る限り寄り添ったパンを焼きたいという思いで当時価格訴求に走って「品質度外視」だった会社を辞めて独立しました。沢山の方とふれ合い、毎日の仕込みの中で
「こんなパン作ったらあの人喜んでくれるかな?」とか、
「この食材でこんなパン作ったらあの人が笑顔になってくれるかな?」
そんな気持ちで日々を過ごして来ました。
「内村がそうゆう気持ちなら止められないな」そんな言葉をお世話になった会社の社長からのエールとして受け止めてきました。
自分の夢を貫くか、夢を追う子供達を応援するためにじんせいの軌道集成をするのか、
今の自分の身体でどこまで誘ってもらえた気持ちに応えられるのか?
眠れない程に悩んでいます。

今日は知り合いのホテルのお手伝いに出向いたのですが、中抜けの時間の中で店に行き明日の仕込みをしていました。
少し身体を休める時間があったので、以前は泊まり込みの仕事の時に仮眠を取るために使っていたシュラフを取りだし、横になって目を閉じ、売場で仰向けになっていました。
あいちゃん、まゆちゃん、みきちゃん、高野さんに高木さん、伊藤さんに山岸さん、やまさきちゃんに、しまふちゃん、ほりはるちゃん、最近はめっきり顔を見せなくなった色んな常連さん、沢山の顔が浮かんできました。
六周年を目前にして、話しきれない色んな事情で揺れています。

日本のいちばんながい日

2014年08月07日 | 日記
広島に原爆が投下されてから今日で69年。二年前には娘も記念式典に参加しました。
広島市長の歯切れの悪い演説にやや違和感を感じながら、何故か「終戦記念日」と称される(これは明らかにアメリカがその後のアジアにおける拠点を日本決めたための呼称なんだ)日の玉音放送を巡る騒動を描いた岡本喜八監督の「日本のいちばんながい日」という映画を思い出します。
戦争を体験してない僕ら世代には決して描けない「体験者」だからこそ演じられる熱さが伝わる映画です。機会があればぜひご覧下さい。
なにかと物騒な法案があれよあれよと簡単に国会を通過、絶えることの無い民族紛争、戦わない国というスタンスを守り続けたJapan という国家がまともな答弁が出来ない、最高責任者は自分だ、などと総理大臣が平然と言ってしまう、非民主的な仮想民主主義国家Japan,平和ボケと言われながらもやはり平和ボケであってもらいたいものです。

日本のいちばんながい日

2014年08月07日 | 日記
広島に原爆が投下されてから今日で69年。二年前には娘も記念式典に参加しました。
広島市長の歯切れの悪い演説にやや違和感を感じながら、何故か「終戦記念日」と称される(これは明らかにアメリカがその後のアジアにおける拠点を日本決めたための呼称なんだ)日の玉音放送を巡る騒動を描いた岡本喜八監督の「日本のいちばんながい日」という映画を思い出します。
戦争を体験してない僕ら世代には決して描けない「体験者」だからこそ演じられる熱さが伝わる映画です。機会があればぜひご覧下さい。
なにかと物騒な法案があれよあれよと簡単に国会を通過、絶えることの無い民族紛争、戦わない国というスタンスを守り続けたJapan という国家がまともな答弁が出来ない、最高責任者は自分だ、などと総理大臣が平然と言ってしまう、非民主的な仮想民主主義国家Japan,平和ボケと言われながらもやはり平和ボケであってもらいたいものです。